こんばんは、シドニーマンです。
高額時給はもうあたり前のシドニーです。仕事が手に入れば多くの給料が手に入ると思っているでしょうが、そんなことはないんです。物価も高いんです。なので高額時給につられて仕事を探せばエグい事になってしまうんです。
*私は今もレストランで働いております。その目線でこの記事を作成しております。
高額時給
2020年、2021年のコロナ禍で人手不足や物資不足が起こりシドニー飲食業界(多分殆どの業界)には支障がきたしていました。
昨年(2022年)2月21日(月曜日)からコロナ規制が緩まり入国出来るようになったオーストラリア。それから人々が徐々に観光目的や勉強もしくはワーキングホリデーで入国して来るようになりました。
それでも人手不足や物資不足は続いており物資不足は、モノが無いので諦めるしかありませんが、人手不足は条件を変えれば(良くすれば)人は集まります。
それが今も続いている高額時給の始まりです。
飲食業界に限らずどの業界、仕事も必要最低限のスタッフが居ないと何も出来ません。
こういった背景があり時給はどんどん上がっていきました。
こちらのサイトで今のシドニーがあるニューサウスウェールズ州の最低保証時給が分かります。サイトアドレスに、gov.auとありますので政府公式サイトになります。
ニューサウスウェールズ州最低保証時給は、$21.38です。
スタッフを確保する為です。最低保証時給と同じでは、ちょっとでも最低保証時給より高い時給を提示していれるところにスタッフは取られてしまいうのは目に見えてます。となると最低保証時給以上の数字を提示しないと特に新規スタッフを捕まえることは難しいのです。(そうやって少しづづどの飲食店も時給をあげていくようになりました。)こうなってくると確保しておかなければならないのは新規スタッフだけではありません。前から働いているスタッフの時給も見直さないと離れていきます。新規スタッフが入ってくれるのは良いですが、それ以上に慣れているスタッフが離れていく方が現場は大変です。この辺りのさじ加減が難しいのです。上手く調整しないと人は来てくれませんし残ってくれません。
多くの飲食店では$25.00~$26.00前後が相場です。($1.00=90円として$25.00だと2250円。$26.00だと2340円になります。)
*こちらでは時給の事を、hourly rateと言います。ですので、高額時給は、high-hourly-rateと言います。

なぜお店はやりくり出来る?
高額時給になって物価も高いシドニー。
その状態でなぜレストランやカフェ等の飲食店は経営をやりくり出来るのでしょうか?
幾つか要因はあります。
- メニューを変える
- 物価が高い
- 少数人数でお店を運営する。
メニューを変える
物価も高い、物資不足もある。そして人件費も高いとなれば、メニューを変えて対応していくのが常套手段です。
物資が普通に供給されていたコロナ前でも、その日オーダーしたものが無い日などはたまにはありました。
そんな日は、
“今日は売り切れです。明日はあります。”
とお客様に説明すれば済んだことですが、今はいつモノが無くなるか分からない状況です。そうなりやすいメニューはいくらシェフが作れると言っても難しいのです。業務が難しくないようにメニューを変更せざるを得ないのです。
メニュー価格を変える
物価が高いんです。それに合わせてメニュー価格も買えないとお店は潰れてしまいます。もしそうなってしまっても誰も助けてくれません。値段を変えなければなりません。ですが幾ら物価が高いとはいえメニュー価格を変えすぎるとお客様は直ぐに離れてしまいます。
物価が高い
コロナ前からもシドニーの物価は高い高いと言われてきていましたが、今ほどではありませんでした。それが今はワラエマセン。すぐ生活に響きます。
家賃も上がってますし、電気代もガス代も高くなってます。生活費全てが随分高いんです。
例えば、コロナ前では、回転寿司のサーモンひと皿が、$4.50前後だったのが今や$5.50前後になってます。とある日本食レストランではご飯1杯が$4.00~$4.50します。
1人で回転寿司屋に食べに行ったとして6皿食べたとして、
コロナ前では、
$4.50 X 6皿 = $27.00
今は、
$5.50X 6皿 = $33.00
これだけで$5.00違います。もちろんこの程度で済む訳では無いので、支払い金額は思っている以上にサイフに響きます。
メニューの価格はもう高くなっているんです。
つまり、物価が高くなっている分メニューの価格も高くなっているんです。
少数人数でお店を運営する
物価が高い、メニュー価格が高い、そして人件費も高いとなると飲食店はやって行けません。どうにかやりくりしないと生き残っていけません。となるとスタッフの数を調整するしかないんです。
お店も生き残る為にはなにか対策を練らないと生き残っていけません。なので殆どのお店はコロナ前とは違う形でお店を運営しています。
それが少人数でお店を運営することです。
コロナ禍ではシドニーがあるニューサウスウェールズ州から他州に移動することにも制限があったりオーストラリア自体2年近く鎖国状態でした。(オーストラリアは観光大国であり海外留学生が大変多く訪れる留学生大国でもあります。その国が鎖国です。観光目的で入国出来ませんし、新規の留学生も入国出来ません。大変多くの留学生が母国に帰国していきました。)なので飲食店の現場ではその時のコロナ規制に合わせて(ソーシャルディスタンスに合わせて店内飲食可能の人数が変わったり、QRコードをお客様全員にスキャンさせてから入店してもらったり等)対応してきました。現場も振り回されてきたのです。そして2022年2月21日(月曜日)以降一般の人達が入国出来るようになりました。
観光目的であれば観光しますし、海外留学生であれば、住む所を探し、学校に通うようになります。ワーキングホリデーの人達であれば、各々の目的に合わせて行動していきます。
なので新規入国者が居るからといって求人募集をかけても直ぐに都合良く人は見つからないのです。難しいのです。
そうなると現場も考えます。
少数人数で営業出来るように、どうにかやりくりしていきます。
物価も上がり、時給も上がる。
それ中、各現場でコロナ前とは違う営業スタイルを確立して対応しています。

エグいことになっている。
人手不足、人手不足と叫ばれて数年経ちました。
飲食業界は、雇用人数を減らし少数人数でコロナ前とは違う形でレストランやカフェは対応しています。なので高額時給にも耐えていけるのです。(多分、他の業界や業種もそうだと思います。)
しかし 2022年2月21日(月曜日)からコロナ規制が緩みオーストラリアに入国出来るようになりました。それからもうすぐ1年が経とうとしています。特に昨年後半からより多くの海外留学生やワーキングホリデーの人達が入国してきているのです。人手不足は解消されてきているように思えますが現実はそうでは無いのです。
エグい事になっているんです。
ここ数年の人手不足を経験してきている多くのレストランやカフェ等の飲食店は各お店の雇用人数を減らして以前とは違う形で営業、運営を続けています。
という事は、コロナ前とは違う少ないスタッフの人数さえいればお店は何とかなるんです。
という事は、それ以上雇用する必要が無いんです。
という事は、仕事を探している人達にとっては仕事探しが大変!という事なのです。
新規入国者無しでここ数年頑張ってきた飲食業界です。海外留学生やワーキングホリデーの人達を当てにしたくても出来ないので、そうでは無い形でお店を継続できるように対応しているのが普通です。(していなければ物資不足、物価高、そして高額時給で大変な目にあっています。)
だから仕事が無いんです。
いえ正確に言えば仕事はありますが、空きがない。また自分の思っているように仕事を見つけれないのです。
いくら高額時給だと言え仕事が無ければ生活費が高い分、なんでもない普通の生活をおくることすら難しくなります。
誰もが皆、夢や希望を胸に秘めオーストラリアにやって来ます。シドニーに来ます。
様々なサイトでも取り上げられているシドニーの高額時給。誰もがその恩恵を受けれるものだと思って来豪してきます。
確か時給は高いですが、仕事にありつけれるかどうか?特殊技術など持っていて引く手あまたの仕事であれば困らないでしょうが、皆さんそうではありません。仕事に有りつけない状況でもあるのです。
そして思っている以上に生活費が掛かります。
現実が突きつけられるのです。
やっと見つけた仕事
例えば、苦労してどうにかしてやっと見つけた高額時給の仕事。でも高額時給とはいえ住んでいるところから随分離れている場所が職場なら毎日の交通費が掛かります。(基本交通費は出ません。受け取れる人はポジションが高い人かよっぽどの高待遇の人です。)
交通費もバカになりません。バス代、電車代などの公共交通機関の料金結構します。
シドニーの公共交通機関の料金はこちらのサイトで確認出来ます。
シドニーの公共交通機関を利用するのであればオパールカード(Opal Card)が必要です。
オパールカード(Opal Card)とは?
オパールカード(Opal Card)とは、電車、バス、ライトレール、フェリーなどのシドニーにある公共交通機関を利用する際に使用するカードの事です。このカード1枚でどの公共交通機関も利用できます。
利用する公共交通機関には専用の機械が設置されているのでそこにタップするだけで自動で料金を引き落としてくれます。カード内にクレジットが無くなる前に補充しておけば困ることはないです。今は携帯電話にアプリをインストールしておけば、カードではなく携帯電話を専用の機械にタップすれば同じように使えます。もうシドニーで切符は売っていません。なので、このカードが無ければシドニーの公共交通機関を使うことが出来ません。シドニーで生活する上での必需品です。

例えば、このサイトでも取り上げて記事にしたことがあるサバーブ、チャッツウッドとホーンズビーの区間の電車代を見てみると、チャッツウッド駅(Chatswood Station)からホーンズビー(Hornsby Station)の片道料金 $4.71となり往復では、$4.71X2=$9.42となります。往復だからといって都合良く往復料金がある訳では無いんです。


話を戻して、時給が良いからといって仕方無しにその仕事をしていてもその手の労働姿勢はマネージャーや店長にはバレるもの。気がつけばシフトが削られていて職場に居場所が無くなっていたりします。今のシドニーであれば仕事を探している人が多いんです。直ぐに他の人と変えられてしまいます。
また掛け持ちバイトをしている人もいます。コロナ前はそれで良かったかもしれませんが、今は少数人数で仕事をしているところばかりです。何かのキッカケでシフトが変わる場合もあります。そうなると自分のスケジュールは変わり調整が大変です。職場の人達との人間関係がギクシャクしてしまう可能性が非常に高いんです。
オーストラリア国内で使用できる、
オーストラリアポケットWiFiルーター【オージーデータ】

思っている以上に大変
この状況は思っている以上に過酷なんです。
高額時給だから、仕事を見つけたからといって、その恩恵を受けれるとか、良い生活が出来るとか、貯金が出来るとか思わないでください。
例えば、海外留学生で飲食店で仕事をしていたとします。
時給が$25.00として、1週間5日勤務30時間働いたとします。
1週間分の給料
時給$25.00 X 30時間 = $750.00
そして毎日電車通勤していたとします。
そこから、家賃に携帯電話代。もし学校に行くにも電車かバスを利用しているとして更に交通費が掛る。で海外留学生であるので何かと別途で学校から請求されたりするかもしれませんし、学費まで考えたら、どれだけ手元に残ると思います?
では海外留学生では無くワーキングホリデーの方たちも同じ様にシュミレーションしてみます。
時給が$25.00として、1週間5日勤務30時間働いたとします。
1週間分の給料
時給$25.00 X 30時間 = $750.00
そして毎日電車通勤していたとします。
そこから、家賃に携帯電話代。もしワーキングホリデーの方でも学校に行っているのであれば電車かバスを利用しているとして更に交通費が掛る。
海外留学生と違い学費は先に支払っているのが普通なのでこの部分が海外留学生と違いますが、それでも友達と何処かに遊びに行くとか、旅行しようとか、ビザを学生ビザに切り替えようかと思っているのであればしっかり計画を立てないとお金は残りません。
海外留学生と違うとはいえ、どれだけ手元に残ると思います?
高額時給だからと言っても生活費も高い。何をするにも思っている以上にお金が掛かる。先を少し考えてみたらどれだけ手元に残らさないといけないのか?自分の置かれている状況と現実が見えてきます。
仕事は過酷
高額時給といっても仕事を見つけることが出来れば、その金額を受け取れるわけです。頑張りますよ。
だけどココも要注意です。
人手不足が長く続きコロナ前と比べて雇用しているスタッフの数はどのレストランもカフェも少ないです。
ということは1人1人に掛かってくる負担が大きい訳なんです。
コロナ前を知らないからといっても少数人数での飲食店運営。もうそれが普通なのです。
例えば、
ここに小さなレストランがあるとして、コロナ前ではキッチンスタッフ3人、ホールスタッフ3名の合計6人で営業を行っていたとします。
この時の時給を1人あたり$20.00として
スタッフ6人 X 時給$20.00=$120.00
この$120.00が6人分の1時間の合計給料です。
1人あたり8時間働いたとして、
$120.00 X 8時間 =$960.00
このレストランでの1日の人件費になります。
それをキッチンスタッフ2名、ホールスタッフ2名の合計4名で営業を行ったとします。
そして、時給を$25.00としたら、
スタッフ4人 X 時給$25.00 =$100.00
この$100.00が4人分の1時間の合計給料です。ここでも$20.00少ないのです。
6人で1人あたり8時間働いた仕事です。スタッフが2人少ないので同じ労働時間では終わりません。4人で1人あたり9時間掛かるとします。
$100.00 X 9時間 = $900.00
1人あたりの時給$20.00で6人スタッフでの1日分の人件費が$960.00に対して4人スタッフで1人あたりの時給$25.00での1日分の人件費は$900.00となります。
経営者側から見てば、高額時給を支払え、雇用しているスタッフの数が少なくなる事で管理しやすくなります。
働き手からすれば、高額時給が手に入る。6人体制の時より1時間多く働けるので収入も増えるのですが、6人で行っていた仕事を4人で行わなければなりません。1人1人に掛かってくる負担はすごいことになります。
毎日の業務なんです。その時働くスタッフの数が少ない分、コロナ前と比べて過酷なんです。
コロナ前を知らない人達からすれば、この状態が今であり普通だと思うのでしょうが、ここにリアルが存在します。
この過酷さに耐えれない人たちが出てくるんです。
いくらこの例で言う4人で運営する形をお店が取り、コロナ前を知らないスタッフが多くなろうと1人あたりの負担はすごいことになっているんです。なぜならコロナ前は6人で行っていた仕事です。それを4人で行うのです。歪みが出るのは当然です。
仕事に耐えれる耐えれないが出てきます、
となると耐えれない人達はその仕事が続かない。で他に移ります。移っても同じです。少数人数で多くの業務をこなしているのです。となると同じことの繰り返し。また他に移ります。
残るスタッフも人が入れ替わる度、教えなければならないのでその分大変ですし、他のお店に移った人達もまた仕事を覚え直さなければなりません。その間同じことが起こったりしてまた他に移る。
どう転んでもシンドいですし過酷なんです。
宅配サービス
ウーバーイーツ(Uber Eats)やメニューログ(Menulog)といった宅配サービスがもう浸透しているので、これらのサービスを知らない人はいないと思いますが、これらの仕事はコロナ前からシドニーにもありましたが、コロナ過でみんなが利用するようになり知れ渡り今では普通に利用されています。私が働いているレストランでもこの宅配サービスと提携してオンラインでオーダーを受けています。
この手の宅配サービスはコロナ前からありましたが、多くのレストランはそこまで重要視していませんでした。ですがコロナ過でこれらのサービスが脚光を浴び。多くの飲食店が提携していくようになりました。今では大変多くの飲食店が1社、2社と提携しています。

働く側からすれば、持ち帰りのオーダーがオンラインで入ってくるのでそれらを作り梱包するだけなので、電話で持ち帰りのオーダーを受けての対応と来店して持ち帰りのオーダーを受けての対応とやることは変わりません。ですが日によって宅配サービスからのオーダーが思っている以上に入ってくる場合があるのです。(特に週末はこの状況になりやすいです。)
それでもスタッフの数を変えません。上の例で言えば、4人でこの業務を行う訳です。
となるとその分仕事が増える訳です。
大体これらの宅配サービスのオーダーはレストランが忙しい時間帯に多く入ってきます。(それはそうです。レストランが忙しい時間帯がどこも同じ。そしてその時間帯にレストランに居ない人たちもこれらの宅配サービスを利用し今いる場所で食事をしたいものです。)
宅配サービスと提携しているレストランは、忙しい時間帯が更に忙しくなるのです。
なので、コロナ前と比べて少数人数での飲食店営業、さらに宅配サービスを提携していれば、もう大騒ぎです。
こちらのレストランでは、Uber Eats, Deliveroo,Panda,Doordashと提携しています。

宅配サービスと提携しているからと言ってその分スタッフは増えません。
過酷なんです。
辞めるにやめれない
矛盾しているかもしれません、これも現実です。
少数人数で仕事を行っているので、どうしてもその仕事と合う合わないが出てくるでしょうし、その職場のスピードについていけない場合もあります。そうなるとその職場に居ずらくなるのは明白です。だからと言って、マネージャーや店長に、”辞める”と言っても受け入れてくれない場合があります。
新規入国者が多く、どちらかと言えば人の方があふれていて仕事の方が少ないように思えますが、これも現実。
飲食店の現場は少数人数で日々の業務を行っています。面接を行う時間が作れない場合もあるのです。
なので、スタッフを確保できたと責任者が思えば、どんどん他の業務を遂行していきます。そこに”辞めます”と言われれば、またスタッフ探しです。
人が多いのですぐに見つかると思うでしょうが、そんなことはないんです。面接時に面接官はそのあたりも見ています。

生活出来ない
高額時給なシドニーです。
仕事さえ見つけれたらそれなりの収入がある。
そう思っていても、現実はそう甘いものではありません。
仕事があるのはあるのですが少ないのです。コロナ前の様に仕事探しに苦労しないのではなく、仕事に空きが無いので仕事を手に入れるのが大変なのです。
そして高額時給という事は、全てが高いということです。
家賃、生活費、学費、旅行、レジャーや娯楽にかかる費用。
日々の生活に響いてくるのです。
仕事があっても、それなりに労働時間がないと稼げません。生活費が高いんです。労働時間が少ないと仕事をしていて収入があるにも関わらず自分の貯金を崩さないといけない羽目になります。
そして仕事が手に入らなければ、それはもう自分のお金は出ていくばかりです。生活どころではありません。
やってはいけないこと
こういった状況でもやってはいけないことがあります。
仕事を探している場合であれば、
アポ無しです。
アポ無しでいきなり知らないお店に飛び込んで自分をアピールすのは相当な勇気と度胸がいるものです。その行動力はとても良いことだと思います。しかしアポ無しでいきなりお店に入ってきて、「仕事探しています!」と来られても、コロナ前であればどのお店もそれなりの対応をしてくれたと思いますし、私も対応していました。ですが今は事情が違います。少数人数で業務をこなしていかないといけません。対応してあげたくても対応しきれないのです。ひょっとしたらその飲食店で働くかもしれないのです。アポは取って面接に臨んでください。
また、アポ無しでその場で面接してもらえたとして、そうなることも想定しておいてください。自分のレジュメ(履歴書)もその際必ず持参しておくことです。
アポ無しで飲食店に飛び込んで、話が出来その場で面接を行ってくれる形になっても、レジュメ(履歴書)が無ければ自分をアピールできません。せっかくの行動が台無しになってしまいます。
また、その時マネージャーや店長の時間が無くてもレジュメ(履歴書)を渡すことが出来れば、ひょっとしたら後日連絡がある場合もあるかもしれません。
アポを取り面接できる日を決めれたとして、店長やマネージャーは時間の調整を行わなければなりません。少数人数で働いています。お店をまとめる仕事をしている彼ら彼女らには、のしかかっている責任と大変多くの業務があり、それらを調整するのは大変なのです。それをいきなりお店に入ってきて、「仕事探しています」と来ても対応してあげられないのです。
事前に連絡を入れアポを取ってから面接に来た方が印象も違います。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
高額時給といわれているシドニーですが実はなにもかもが高いので生活しにくいのです。思っている以上の給料が手に入っても、思っている以上に出費がかさむんです。
ましてどの仕事も高額時給なだけに少数人数で業務を行うので大変過酷なんです。
シドニーの高額時給は有名サイトでも記事になるくらいです。その恩恵を受けようと人々は集まってきます。しかしその恩恵を受けれない人がいるのも現状です。
コロナ前に比べて少数人数で切り盛りしているお店ばかりです。仕事を見つけることも一苦労です。
タイミング良く仕事が手にはいっても住んでいるところから遠かったり(余計な交通費が掛かります。)、シフトが少なく思っていたよりも稼げなかったり、職場の業務をこなすスピードについていけなかったりと難しいのです。