こんにちは、シドニーマンです。
昨年のFIFA 男子サッカーワールドカップ(Worldcup)、サムライブルーの活躍、凄かったですよね!
でもご存知でしたか?
女子サッカー、ワールドカップ(Women Soccer World Cup)が今年(2023年)7月20日(木曜日)から8月20日(日曜日)の間、オーストラリアとニュージーランドの2国間で行われるんです。
実は女子サッカー日本代表なでしこジャパンは女子ワールドカップの頂点に輝いているんです。そう、女子サッカー日本代表なでしこジャパンは、ワールドカップで優勝しているんです。日本はサッカーワールドカップ優勝国なのです。
2023年女子サッカーワールドカップ(Women Soccer World Cup)
2023年7月20日(木曜日)から2023年8月20日(日曜日)までオーストラリアとニュージーランドの2国間で行われるサッカーの祭典ワールドカップ (FIFA Soccer Word Cup)。
昨年カタール・ドーハで行われたのは男子サッカーワールドカップ。
今年オーストラリア・ニュージーランドで行われるのは、
第9回目の女子サッカーワールドカップ
なのです。
FIFAとは?
FIFAとは、「国際サッカー連盟」のことです。本部がスイス・チューリッヒにある団体で現在210以上の競技連盟が加盟している世界最大のスポーツ連盟組織です。連盟組織名ですがフランス語表記で、「Fédération Internationale de Football Association」となり頭文字をとって「FIFA」となっています。ちなみに英語表記では、「International Federation of Association Football」となります。
この団体が運営しているスポーツイベントに、FIFA男子サッカーワールドカップ、FIFA女子サッカーワールドカップがあり、他にもU-17やU-18などのカテゴリー別のワールドカップや、ユースオリンピックなども主催しています。
FIFAランキング
FIFAが発表している加盟国A代表のランキングのことです。ナショナルチーム(A代表)は国籍が同じ選手で構成されているため(例えば日本であれば日本人のみ)、FIFAランキングとはその国のサッカーの強さを示す目安とされています。ちなみに正式名称は、「FIFA/Coca-Cola World Ranking」と言い、FIFA公式スポンサーである、Coca-Cola (コカコーラ)の名前がついています。
このFIFAランキングは男子ランキングと女子ランキングとあります。
こちらがFIFA公式サイトによる女子サッカーランキングです。
ランキング1位はアメリカ。なでしこジャパンは11位です。
ちなみにこちらは男子サッカーランキングです。
参加国

今回の第9回FIFA女子ワールドカップ(9th FIFA Women Soccer World Cup)は女子サッカーワールドカップ初の32カ国が本戦出場します。(本戦に出場する国の数は2022年に行われた男子サッカーワールドカップの出場国と同じです。)
第1991年第1回目の開催には12チームで行われ、1999年のアメリカ大会では16カ国、そして2015年のカナダ大会では24カ国と参加国は増えていき今年第9回目の開催で本戦出場国が32ヶ国となりました。
本戦出場国
今年(2023年)7月20日(木曜日)からオーストラリア・ニュージーランドで始まる女子サッカーワールドカップの本戦出場国は現在29ヶ国決まっています。
出場国はこちらです。
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、コスタリカ、デンマーク、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ジャマイカ、日本、韓国、モロッコ、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウェー、フィリピン、アイルランド、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、米国、ベトナム、ザンビア
本戦出場国が32ヶ国なのに現在決まっている出場国は29ヶ国。つまりまだ3ヶ国決まっていないのです。
大陸間プレーオフ
その決まっていない3ヶ国の枠は今年2月18日(土曜日)から23日(木曜日)の間に行われる大陸間プレーオフで決まります。つまりまだ出場国全て決まっているわけではないのです。
こちらの国が大陸間プレーオフに臨む10チームです。そのうちの3ヶ国が本戦に出場できる訳です。
ポルトガル、カメルーン、タイ 、チリ、ハイチ、セネガル 、チャイニーズ・タイペイ、パプアニューギニア、パラグアイ、パナマ
大陸間プレーオフの仕組み
今回の大陸間プレーオフに出場するのは10ヶ国。この10ヶ国は3つのグループに分けられ、それぞれのグループで準決勝と決勝が行われます。各グループの勝者が2023年FIFA 女子サッカーワールドカップ(FIFA Women Soccer World Cup)オーストラリア・ニュージーランド大会への本戦出場への切符を手にします。
こちらがその大陸間プレーオフに出場する10チームと組み分けです。
グループA:ポルトガル、カメルーン、タイ
グループB:チリ、ハイチ、セネガル
グループC:チャイニーズ・タイペイ、パプアニューギニア、パラグアイ、パナマ
女子サッカーワールドカップ大陸間プレーオフ
開催日程: 2023年2月18日-23日
出場10チームのうち本戦出場枠は3チーム分のみ。つまり7チームがここまで来て本戦に出場出来ないのです。
女子サッカーワールドカップの日程
2023年7月20日(木曜日) から始まるFIFA 女子サッカーワールドカップ(FIFA WOMEN Soccer World Cup 2023)。
その日程ですが、男子サッカーワールドカップと同じ決勝トーナメントに行く前に各国グループ分けされ、その中で総当り予選リーグ戦を行い上位2チームが決勝トーナメントに行けます。
その総当り予選リーグ戦が7月20日(木曜日)からオーストラリアとニュージーランドに別れて行われます。そして8月5日(土曜日)から決勝トーナメントが始まり、決勝戦が8月20日(日曜日)オーストラリア、シドニーで行われます。
開催地
今回のFIFA 女子サッカーワールドカップはオーストラリア・ニュージーランドの2ヶ国で計10ヶ所のスタジアム(オーストラリア6ヶ所、ニュージーランド4ヶ所)で開催します。
オーストラリア
オーストラリアでは6ヶ所のスタジアムで行われます。
- サンコープスタジアム(Suncorp Stadium)- ブリスベン(Brisbane)
- クーパーズスタジアム(Coopers Stadium)- アデレード (Adelaide)
- メルボルン レクタンギュラー スタジアム(Melbourne Rectangular Stadium)- メルボルン (Melbourne)

- パース レクタンギュラー スタジアム (Perth Rectangular Stadium)- パース (Perth)
- シドニーフットボールスタジアム (Sydney Football Stadium)- シドニー (Sydney)
- スタジアムオーストラリア(Stadium Australia) – シドニー (Sydney)

*シドニーでは2ヶ所で行われます。
ニュージーランド
ニュージーランドでは4ヶ所のスタジアムで開催します。
- イーデンパーク (Eden Park)- オークランド (Auckland)
- ダニーデン スタジアム (Dunedin Stadium)- ダニーデン (Dunedin)
- ワイカトスタジアム (Waikato Stadium)- ハミルトン (Hamilton)
- ウェリントン・オリジナル・スタジアム(Wellington Regional Stadium) – ウェリントン(Wellington)
両国の時差は?
オーストラリアとニュージーランド。お隣さん同士でも時差はあります。
比べるとしてもオーストラリア自体国土が広大なのでオーストラリア国内でも時差があります。なのでここではシドニーがあるニューサウスウェールズ州とニュージーランドを比べてみます。
シドニーとニュージーランドでは2時間の時差があります。例えばシドニーが午前9時だとするとニュージーランドは午前11時になります。
シドニーがあるニューサウスウェールズ州とニュージーランドはサマータイム(夏時間 Daylight Saving)を実施しています。ですがこのイベントを行う時期はサマータイムは終了しているので気にしなくて良いと思います。

*ちなみに日本とニューサウスウェールズ州との時差はサマータイム期間2時間。それ以外の時期は1時間になり、このイベント期間中は日本とニューサウスウェールズ州とは1時間の時差、そして日本とニュージーランドとの時差は3時間になります。つまり、日本が午前9時だとしたら、ニューサウスウェールズ州は午前10時になり、ニュージーランドは午後12時になります。
公式球
アディダス adidas オーシャンズ プロ af570 サッカーボール 5号球 サッカーボール5号
今回のFIFA 女子サッカーワールドカップの公式球の名前は、
オーシャンズ OCEAUNZ
と言います。名前の由来は、開催地域であるオセアニア(OCEANIA)とオーストラリア(AU)、ニュージーランド(NZ)のイニシャルを組み合わせた造語です。
この公式球オーシャンズ(OCEAUNZ)は、オーストラリア出身のシェルニー・サットン(Chern’ee Sutton)と、ニュージーランド出身のフィオナ・コリス(Fiona Collis)という 2 名のアーティストによるデザインです。両国出身の2人だからこそ感じ取れた両国の自然と文化を表しています。
昨年の男子サッカーワールドカップカタール大会の公式球にも採用された「コネクテッドボール」技術を今大会でも搭載しています。ボールの中心にチップを埋め込むことで、スタジアムに設置された12台の高性能カメラと連動し選手の位置を正確に把握することが出来ます。また人工知能(AI)がオフサイドであるかなど微妙な判断を助けてくれます。日本の1次リーグ最終スペイン戦で、サムライブルーMF三笘選手がゴールラインギリギリのボールに追い付き、得点に結びつけた「三笘の1ミリ」も、この技術による判定から生み出されたモノです。
その公式球オーシャンズ(OCEAUNZ)は26日から、スポンサーであるアディダス(Adidas)より一般発売しています。
こちらのサイトから購入出来ます。
今回の女子サッカーワールドカップのスケジュール
2023年7月20日(木曜日)から8月20日の間オーストラリア・ニュージーランドの2国間で行われるFIFA女子サッカーワールドカップのスケジュールはこうなってます。
まず予選リーグが7月20日(木曜日)から始まり、ニュージーランドとオーストラリア両国にて試合を行います。
この日は2試合行います。
午後7時(ニュージーランド現地時間)ニュージーランド・オークランドにある スタジアムでニュージーランド代表対ノルウェー代表が戦います。
そして午後8時(シドニー現地時間)にオーストラリア・シドニーにある スタジアムでオーストラリア代表対アイルランド代表が戦います。
決勝戦はシドニー
予選リーグ期間中はシドニーのスタジアムオーストラリア(Stadium Australia)は使われません。決勝トーナメントになって使用されます。
8月7日(月曜日)の16強戦
8月12日(土曜日)の8強戦
8月16日(水曜日)の準決勝戦
そして8月20日(日曜日)の決勝戦
シドニーにあるこのスタジアムオーストラリア(Stadium Australia)で行われます。
なでしこジャパンのスケジュール
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ここでちょっと日本女子サッカー代表なでしこジャパンのスケジュールを見てみましょう。
グループC (Group C)に入っていて対戦国が、スペイン、コスタリカ、そしてザンビアになります。
奇しくも男子サッカー代表サムライブルーと被っている国があります。スペインとコスタリカです。(男子サッカーサムライブルーはもう1つの国がドイツでした。)
7月22日(土曜日)がなでしこジャパン初戦になりザンビアとニュージーランドにあるワイカトスタジアム(Waikato Stadium)で午後7時キックオフ。
2試合目が7月26日(水曜日)午後5時からニュージーランドにあるダニーデンスタジアム(Dunedin Stadium)でコスタリカと戦います。
そして予選リーグ最終戦はスペインとウェリントンオリジナルスタジアム(Wellington Regional Stadium)で7月31日(月曜日)午後7時から行います。
なでしこジャパンの予選リーグ戦は全てニュージーランドで行われます。
マチルダ(Matildas)のスケジュール
*マチルダ(Matildas)とはオーストラリア女子サッカーチームの名称です。日本だと、なでしこジャパンです。
オーストラリアはグループB(Group B)に属しており、対戦国がアイルランド、ナイジェリア、そしてカナダになります。
第1試合は、7月20日(木曜日)午後8時からシドニーフットボールスタジアム(Sydney Football Stadium)でオーストラリア対アイルランド。
第2試合は、7月27日(木曜日)午後8時からブリスベンスタジアム(Brisbane Stadium)にて対ナイジェリア戦
そして予選リーグ最終戦は7月31日(月曜日)メルボルンリクタングラースタジアム(Melbourne Rectangular Stadium)にて対カナダ戦です。
SBS
昨年のFIFA男子サッカーワールドカップカタール大会も殆どの試合をライブ中継してくれたチャンネルSBS。今回のFIFA 女子サッカーワールドカップ(FIFA Women Soccer World Cup)もライブ中継してくれそうです。
歴代優勝国
女子サッカーワールドカップの歴代優勝国はこちらの国々です。
アメリカが4回と一番多いです。アジア勢では日本だけが優勝経験国です。
歴代優勝国
アメリカ (4回)、ドイツ (2回)、ノルウェー (1回)、日本(1回)
日本のFIFA 女子サッカーワールドカップ優勝は2011年になります。
この動画では歴代優勝国の試合がダイジェストで見れます。もちろん日本の試合も見ることが出来ます。日本の試合は4分42秒から始まります。
2011年の決勝戦は、日本対アメリカで日本が優勝していますが、2015年の決勝戦も日本対アメリカでこの時はアメリカが優勝しています。
チケット
今回の女子サッカーワールドカップのチケットはFIFA公式サイトからも購入出来ますし他のサイトからも購入可能です。
3回に期間が分けられて購入可能です。
1回目の期間は、2022年10月6日(木曜日)から21日(金曜日)
終了しています。
2回目の期間は、2022年10月25日(火曜日)から2023年3月3日(金曜日)で只今販売中です。
3回目の期間は、2023年4月11日(火曜日)から売り切れるまで。
FIFA公式サイトでは、2022年11月1日(火曜日)から販売しており2023年3月3日(金曜日)まで購入可能です。
そうと言ってもFIFAは、2023年FIFA女子サッカーワールドカップの50万枚以上のチケットが、既にオーストラリアとニュージーランドで販売されたと発表しています。
こちらシドニー最大手新聞社のシドニーモーニングヘラルド(SMH)でも、この大会のチケットが既に売れておりこの時点で成功を収めているように記事にされています。
2027年の女子サッカーワールドカップ
サッカーワールドカップは男子も女子も4年に一度の大会です。
なので今年の大会が終われば、4年後の2027年に行われます。
(男子は2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国での開催が決まっていて、2022年のカタール大会の32カ国よりも本戦出場国が48カ国に増えるようです。)
その国ですが、ベルギー、ドイツ、オランダ、そして南アフリカが立候補しており、決まるのが2024年夏になりそうなのです。今のところ本戦出場国は今大会と同じで32カ国の予定です。
しかしこれはこれで大変です。開催が決まった国はそこから3年後に行われるこの世界的イベント、サッカーワールドカップの準備に取り掛かるわけです。そう言ったことも加味したうえでの決定になるわけで来年の夏どこになるのか?
どちらにしても女子サッカーでこれだけ盛り上がっているのは凄いです。
まとめ
男子サッカーワールドカップが終わって直ぐに女子サッカーワールドカップ。
サッカーファンには嬉しいことです。
決勝戦が、なでしこ対マチルダだったら面白いと思います。
個人的には決勝戦がシドニーで行われるので見に行きたいと思っていますが、そんな事を言っても男子サッカーワールドカップアジア予選がシドニーで行われた時も仕事で行けなかったわけで。
しかし自分が住んでいる街でサッカーワールドカップの決勝戦があること自体嬉しいことで、こんなチャンスにそうそう出会えるとは思えないです。
まだ時間があるので葛藤します。
頑張れ、なでしこ&マチルダ!!!