こんにちは、シドニーマンです。
年末恒例大晦日(NYE)シドニーカウントダウン花火。
実はこのカウントダウン花火は世界中にも有名です。
昨年末、一昨年末とコロナ過でありながらコロナ規制や人数制限でやり遂げているこのイベント。その年末大晦日から年明けにかけての大イベントですが今年の大晦日(NYE)のカウントダウン花火はコロナ規制無しで行われる予定です。
今年は例年以上に規模が大きいのではないかと予想されています。
そんな年末恒例大晦日(NYE)カウントダウン花火イベントを楽しむ方法と共にこの日のシドニーの様子をご紹介していきたいと思います。
*英語で大晦日をニューイヤーイブ(New Year Eve)と言い、略してNYEと表記する場合があります。ちなみに元旦はニューイヤーデイ(New Year Day)です。
大晦日(NYE)シドニーの様子

シドニーの大晦日(NYE)は季節が夏なのでとりあえず暑いです。
この日は朝からのんびりムードが漂っています。多くの大人たちも仕事納めが済んでいるので仕事も休みになっている為リラックスしていて慌てていません。子供たちも学校はスクールホリデー(夏休み真っ只中)。みんなノンビリです。
この日は午後9時にまず1回目の花火が上がります。そして年明けと共にカウントダウン花火が上がります。花火を見ようと考えている人々は、早い時間から場所取りに出ています。次の日(元旦)は祝日なので皆さんこの日盛り上がる事にかけています。
夏の暑い日の大晦日(NYE)なのです。
大晦日(NYE)のシドニーのスケジュール

この日のシドニーは世界的にも有名なイベント年越しカウントダウン花火が行われます。
なので、スケジュールが発表されています。
特にこの日の午後になるとシドニー大晦日特有の雰囲気が街中から出てきます。そしてこのイベントにかけての準備が本格的になりあわただしくなります。
午後から
まず、シドニー市中心部はこの日の午後になると交通規制が敷かれます。一般車は一部進入禁止になり物資運搬車両のみ市内に入れます。

午後7時30分から
この時間になるとだんだんと暗くなってきますので気分が高まってきます。
そして、アボリジニーによるSmoking Ceremonyがハーバーブリッジで行われます。このSmoking Ceremonyとは、アボリジニーの伝統儀式で浄化と統一を意味しています。今年の禍いや嫌なことはこの煙と共に消えてもらい、新たな希望を胸に新年を迎えるためのセレモニーです。
午後8時30分から
ハーバーブリッジがライトアップされ午後9時に始まる1回目の花火の為の準備が始まります。
午後9時から
1回目の花火がここで打ち上げられます。
いくらサマータイム(Daylight Saving Time)が実施されているとはいえこの時間です。花火が上がるには良い感じの暗さです。カウントダウン花火までの前哨戦です。
午後11時58分ごろから
この時間頃から年明けまでの間、ハーバーブリッジにカウントダウンが映し出されます。
年明け10秒前
ここからは、シドニー中から、10,9,8,7と年明けに向けてのカウントダウンを叫ぶ声が聞こえてきます。こうなると一気にテンションが上がります。そして、
午前0時
新年を迎えると同時に花火が打ち上げられます。
至る所から、”A happy New Year!!!”が聞こえてきます。
私が見る限りこのスケジュールはコロナ発生前と同じです。このことからも分かりますが今のところコロナ規制があるようには思えません。
絶景ポイントから

この大晦日(NYE)恒例カウントダウン花火はシドニー湾の至る所から打ち上げられます。ですので絶景ポイントは多くあります。
ここではごく一部の絶景ポイントをご紹介致します。
サーキュラーキー、ロックス近辺
花火大会の締めに打ち上げられるナイアガラ花火は、ハーバーブリッジを利用して行われます。なのでこの辺りは花火が打ち上げられる前からもそうですが打ち終わっても余韻もあり人混みスゴいです。花火、オペラハウス、ハーバーブリッジにシドニーシティー。この辺りならではの景色、たまりません。この辺りはコロナ前であればとんでもない人の群れです。今年はコロナ規制が無さそうなのですごい人の群れができそうです。
私は人の群れに揉まれ花火どころではなかった記憶があります。
ダーリングハーバー付近
ピアモントブリッジから花火を見たりバランガルー辺りから見る花火も良し。
ロックス、サーキュラーキー、ダーリングハーバー辺りで花火をみる予定であれば思い切ってレストランを予定して花火と豪華ディナーと両方楽しだ方が良いかもしれません。もちろん大晦日の特等席での特別メニューです。思っている以上のお値段かもしれませんが人混みに揉まれて大変な思いを年明け真夜中新年早々にするよりもは良いかと思います。
橋の向こう側 ノースショア方面

ハーバーブリッジを渡ったノースショアにも思っている以上に絶景ポイントがあるんです。いくつかご紹介したいと思います。
Manly Cove
シドニー中心部から離れマンリー(Manly)で年越し。今年の最後の夕日を見て余韻が冷める前に午後9時の花火です。このポイントの特徴は家族向けに準備されているのでピクニックスタイルで花火を楽しめれるようになってます。なので当然禁煙イベント。午後9時の花火を見終わったらお開きになります。カウントダウン花火は別の場所で見ることになります。
North Head
有名なノースヘッドで大晦日年明け花火鑑賞です。遠くに見えるシドニー市とシドニー湾の地形美。それを引き立てるかのように真夜中に花火が上がります。大晦日から新年にかけてリラックスして花火を見てください。
ルナパーク Lunar Park

ハーバーブリッジを渡ってすぐにあるミルソンズポイント駅から徒歩5分以内にある遊園地、ルナパーク。ここからの景色はすぐそこにある迫力んのハーバーブリッジ、オペラハウス、そして花火。絶景です。
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船の上から

この日はシドニー湾内に多くの船が陣取っています。何故ならそれらの船から花火を見るためです。
コースと価格によって違いますが夕方からキングワーフかサーキュラーキーから客船が出発し、船内豪華ディナーを楽しみ午後8時の花火を見て気分を高め、カウントダウンで船内がひとつになり船上からの花火鑑賞と共に新年を迎えます。
シドニーならではの新年の迎え方だと思います。




レストランから

レストランもこの日は特別です。
特にロックス、サーキュラーキー、ダーリングハーバー辺りにあるほとんどのレストランが大晦日特別メニューを準備して営業します。
大晦日(NYE)に豪華ディナーを楽しんだ後ゆっくりとカウントダウン花火を見る。
シドニーならではの大晦日の過ごし方です。
ロックス、サーキュラーキー近辺のレストラン
ロックス、サーキュラーキー近辺にある大晦日特別メニューを打ち出しているレストランのホンのごく一部をご紹介致します。
ロックス(Rocks)にあるレストランTayim(タイム)の大晦日特別メニューです。
6head(シックスヘッド)

Quay Restaurant(キーレストラン)

Aria (アリア)
Botanic House (ボタニックハウス)
郊外や他のサバーブでは

ロックス、ハーバーブリッジやダーリングハーバーの様に絶景ポイントにだけレストランがある訳ではありません。郊外や他のサバーブにあるレストランではどうなのでしょうか?
シドニー市内ではなくサバーブや郊外にある多くのレストランはこの日閉める所が多いんです。何故なら絶景ポイントまで花火を見に行く人々やテレビにライブ中継される花火をお家で見る人々やゆっくり過ごし新年を迎える人々がすごく多いため営業するにしてもお客様だいぶ少ないんです。本音で言えばこの日はスタッフも働きたくないんです。花火見たさにみんな休もうとしますし。
それならお店を閉めて新年開けてから営業した方が良いに決まってます。
余談ですが、ニューサウスウェールズ州の多くの学校はクリスマス前から夏休みに入ります。この期間は翌年1月下旬もしくは2月上旬まであるので個人店の場合はこの夏休みに合わせてクリスマス前から新年開けるまでの数週間お店を閉めるレストランやカフェがあります。
タロンガ動物園 (Taronga Zoo)から

タロンガ動物園で新年を迎えるのもまた一興です。
この場所も実は絶景ポイントなのです。
私は今年4月に家族でこの動物園に行きました。花火は見れませんでしたがそれでもこの園内から見るシドニー市の景色は、手前にシドニー湾が見えフェリーが右から左。左から右とシドニー湾内を行き来しているのも見れます。動くパノラマみたいで随分見ていたのを覚えています。それらを見ていて心の洗濯が出来た気がしました。
そんな場所から見る大晦日(NYE)カウントダウン花火。バツグンだと思います。
私が調べた時はまだチケットを販売していませんでした。

1人あたり$115.00($1.00=90円として10350円になります)
午後6時から、午後6時30分から、午後7時からの3部に分けられているようです。

自宅から
大晦日(NYE)のこの日、例年であれば人混みハンパないんです。ですが今年は昨年、一昨年とコロナ規制で制限が掛けられていただけにその反動で例年以上の人混みや混雑が予想出来ます。
敢えて人混みに揉まれてシンドい思いをするよりもリビングでゆっくりテレビにライブ中継される花火を見ながら平和な時間を過ごすのも良いのではないでしょうか。
注意事項
この世界的にも有名な大晦日シドニーカウントダウン花火ですが、注意してほしい事がいくつかあります。
余計な荷物は持っていかない
とんでもない人の群れです。余計な荷物があれば邪魔になりますし壊れてしまう可能性が高いです。余計な荷物は持っていかない方が懸命です。
上着は必要
いくら季節が夏とはいえ花火を見終われば夜中です。冷え込む場合も有ると思います。花火を見終わって体調不良になったとあれば残念な新年を迎えてしまいます。それは避けた方が良いです。
時間に余裕をもって
この日はとにかく人が多いんです。スムーズに移動が出来ると思わないでください。慌てず時間に余裕をもって行動してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大晦日のシドニーは年明けに花火が打ち上げられ新年を祝ってくれます。大規模なイベントなのでプラン無しで行けば楽しみが半減します。誰と行く、何人で行く、どの絶景ポイントに行く等決めて行動した方が楽しめると思いますし、こういったダンドリを決めていくのも楽しみのひとつではないかと思います。
数日前シドニー市内に行った際、人が増えているのを感じました。なので大晦日に向けてこれからも人は増えていくであろうと思います。
今年のシドニー大晦日(NYE)カウントダウン花火は大変多くの人々がこの街に来るのではないかと思ってしまいました。
十分に気をつけてこのイベントを楽しんでください。
そしてこの頃のシドニーは季節が夏の為暑いです。日焼け止め対策を忘れないでください。
A Happy New Year!