こんばんは、シドニーマンです。
2022年シドニーの大晦日(NYE)ですが既に街がざわついています。なぜならここ数年コロナ禍で人数制限や規制がありましたが今年は規制無しでコロナ前と同じ状況。つまり例年同様のスケジュールで行われる予定だからです。
人手不足に物資不足。おかげで活気不足と重い雰囲気であるシドニー市はこの大晦日のイベントに期待している為今から盛り上げています。
*大晦日を英語ではニューイヤーイブ(New Year Eve)といいます。なので頭文字をとってNYEと表記したりします。
2022年大晦日(NYE)のスケジュールは

こちらが今発表されている2022年大晦日(NYE)のスケジュールです。
7.30pm Smoking Ceremony
アボリジニーの戦士が行う煙を使ったセレモニー。煙で新年を清め迎え入れる為のセレモニーです。
8.30pm Pylon projections and lighting effects
この時間から一晩中シドニーハーバーブリッジに光のシャワーが投影されます。ハーバーブリッジ、オペラハウスがあるサーキュラーキー、ロックス辺りがこの光の投影によって幻想的な空間に変わります。
9pm Calling Country fireworks
まずはここで1度目の花火が上がります。
この時間に上がる花火。一説によると小さいお子様がいる家族や子供たちが花火を楽しめれるようにシドニー市の粋な計らいだとか。確かに小さいお子様や子供たちを連れて年が明ける夜中に上がる花火を見るためにそれぞれのポイントに行くのは大変過ぎです。本番の花火は真夜中。カウントダウンを行い新年になった途端(つまり夜中)花火が上がります。この時間まで小さいお子様や子供達を起こしておくわけにはいきません。
11.58pm Countdown to midnight
この時間から年明けまでカウントダウンが始まります。
年明け前90秒からのカウントダウンは、シドニーハーバーブリッジに表示されます。残り10秒頃からそれぞれポイントに集まっている人々のカウントダウン大合唱が始まり盛り上がります。
Happy New Year
そして新年を迎えるわけです。
これが2022/2023にかけての大晦日のスケジュールです。コロナ前、いつものシドニー大晦日のスケジュールです。
昨年と一昨年の違いは?
ここで昨年と一昨年との違いについて。
昨年も一昨年もコロナ禍でありパンデミックだったため、QRコードでチェックされたり人数制限がかけられていました。
カウントダウンで花火は上がるだけ上がりましたが人数制限があったため盛り上がりを欠けました。例年の状態とは全く違う形での大晦日になってました。
絶景ポイントはどこ?
今年も既に絶景ポイントは公表されておりますが、いくつかのポイントはチケット制になってます。なのでチケットを購入しなければそのポイント内で花火を堪能することはできません。
全てのポイントがチケット制ではないので無料で見ることもできます。ただしそういった場所は場所取りをする人達が来るのでずいぶん早くから来る輩もいますし当日その時になってすごい人がやってくると思います。人が大勢集まる場所では置き引きや盗難等は充分注意してください。
ここで幾つか絶景ポイントをご紹介致します。コロナが落ち着いているとはいえそれなりの規制がまだあります。
Barangaroo Reserve

Hickson Road, Millers Point
チケット制ですが金額は無料のようです。収容人数10500人。
- チケット制
- この区間での飲食可能。持ち込み禁止
- 午後5時開場
Birchgrove Park

Grove Street, Birchgrove
シドニーハーバーブリッジの西側を眺めることが出来、家族連れに人気のロケーションです。収容人数5000人
- チケット制ですが無料のようです。
- アルコール類やドリンクの持ち込み禁止
- 午前8時から元旦午前1時30分まで
Blues Point

Blues Point Road, McMahons Point
シドニーハーバーブリッジとシドニーオペラハウスの西側のパノラマの景色を望めるポイントです。無料チケットは11月1日から予約できます。収容人数7350人。
- 無料チケット
- 食べ物の持ち込みは許可されていますがここでも販売されるようです。飲料水ステーションあります。アルコール類やドリンクの持ち込み禁止。
- 午前5時から元旦午前1時まで
Botanic Garden

ボタニックガーデン(Botanic Garden)はシドニー市内から徒歩県内にあるためとても行きやすい絶景ポイントです。なのでいくつかのポイントに分けられております。
Bridgeview
Tarpeian Precinct, The Royal Botanic Garden Sydney
名前の通りハーバーブリッジを見上げるポイントです。花火に最も近い場所の1つでもあります。収容人数3000人
場所が場所です。ハーバーブリッジに近いので規制事項が多いです。
食べ物持ち込み禁止、飲み物用カップはグラス禁止、キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。
- チケット制ですが1枚$385します。そしてそれに予約代が別途で掛かります。
- アルコール類やドリンクの持ち込み禁止
- 午前6時から元旦午前1時まで
Foundation & Friends NYE Picnic

Mare and Foal Lawn
シドニー市中心部から歩いて行けるポイントです。普段でも昼間からウォーターフロントピクニックで賑わう場所でもあります。このポイントは町から歩いていくことが出来る最高に見晴らしの良い場所の1つです。収容人数3000人
- チケット制で、$30から$190。
- 食べ物や飲み物はボタニックガーデン内で出来ますが場所が決まっていて、その詳細はチケットに明記されています。だからチケットの価格が違うんです。
- 午後5時から元旦午前0時15分まで
Garden Party at The Calyx
The Calyx, Royal Botanic Garden Sydney
シドニー王立植物園(Botanic Garden)の中心部に位置するCalyxでこの日豪華ガーデンパーティーを開催します。収容人数が320人と他のポイントと比べれば随分少なく入場チケットが$595と群を抜いて高いです。
- チケット制$595
- 食べ物持ち込み禁止、飲み物用カップはグラス禁止、キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。
- 午後7時30分から元旦午前0時30分まで
Lawn with the View
Bennelong Lawn, Royal Botanic Garden Sydney
シドニーオペラハウスのすぐそばにあるこのポイント。持参したシートや敷物で場所取りをしてピクニックスタイルでこのカウントダウン花火を楽しみましょう。シドニーハーバー真夜中の花火の壮大な景色を堪能しましょう。収容人数1000人
- チケット制$370プラス予約代
- 食べ物、飲み物持ち込み禁止。ドリンク用グラス禁止。キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。
- 午後7時から元旦午前0時30分
Midnight at the Oasis
Fleet Steps South, Mrs Macquaries Point
これは究極の大晦日体験と言ってもいいかもしれないです。オペラハウスやハーバーブリッジを見ながら花火を満喫。そこに3コース豪華なディナーが待っています。この場所は年齢制限もあり18歳以上のみ。収容人数1300人
- チケット代$475プラス予約代
- 食べ物、飲み物持ち込み禁止。ドリンク用グラス禁止。キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。
- 午後6時30分から元旦午前1時まで
Mrs Macquaries Point

Mrs Macquaries Road, Sydney
観光スポットでも有名なミセスマッコーリーズポイント(Mrs Macquaries Point)は、ボタニックガーデンの端にあり、港を囲んでいる広い庭園エリアに位置します。収容人数7000人
- チケット代$20から$160プラス予約代
- 食べ物、飲み物持ち込み禁止。ドリンク用グラス禁止。キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。
- 午後3時から元旦午前1時まで
The Point
Fleet Steps, North, Mrs Macquarie’s Point
シドニーハーバー、オペラハウス、ハーバーブリッジ、これらをこの場所からは一望できます。この景色に花火が加わります。最高の年明けではないでしょうか。
- チケット代$520プラス予約代
- 食べ物、飲み物持ち込み禁止。ドリンク用グラス禁止。キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。
- 午後5時30分から元旦午前1時まで
Cahill Expressway

Circular Quay, Sydney
ロックスを見おろせる位置にあるこのポイント。この場所から見るロックス、ハーバーブリッジはなかなかの景色。ロックスの歴史的建造物を見ながらの花火。収容人数各3000人
- チケット代は無料ですが、10月7日(金曜日)までに投票した人が対象
- 食べ物、飲み物持ち込み禁止。ドリンク用グラス禁止。キャンプなし、日よけなし、パスアウトなし、ペットなし、バスキングなし。今後更に規制が発表されます。
- 午後6時30分から午後9時15分までと、午後9時30分から元旦午前0時15分まで
もちろんですが絶景ポイントはまだまだあります。
この日のシドニー飲食店は?
大晦日のシドニーの飲食店の営業は各店様々です。
上記の絶景ポイントの収容人数を見てもらうだけでわかりますが、とんでもない数の人がシドニーにやってくる事が容易にわかります。
シドニー市内にある飲食店がこの人の数に対応できるかと言えばはっきり言ってムリです。人多すぎです。
なのでシドニー市内にある多くのレストランはこの日だけの営業時間を設定しています。
シドニー市内のレストランの営業時間
大晦日のシドニー市内の飲食店の多くはランチ営業のみもしくは早目にディナー営業を終わらせます。
この日は特別です。とんでもない数の人がこの日の花火を見る為にシドニーに来ます。人が大勢来るから営業した方が良いと思うでしょうが、そうではないのです。人の数が多すぎるんです。
この日はお昼過ぎから交通規制が敷かれ車も市内に入りにくい状態になります。
交通規制が敷かれるという事は配達関係に支障をきたす可能性が非常に高いということです。まだまだ物資不足、人手不足が叫ばれているシドニーです。普段からも突然の品切れや配達の遅れがあります。この日カウントダウン花火の為交通規制が敷かれます。現場としては営業時間を変更、短縮する方が利口です。
ロックス、サーキュラーキーあたりは違う
シドニー市内といえ、花火が上がるロックス、サーキュラーキー近辺にあるレストランはこの日だけのスペシャルメニューを用意して新年を迎えます。
大晦日です。この日の特別メニューは本当に特別メニューです。一人当たり300ドルから500ドルとします。

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*ここにあるレストランが全てではありません。ここにあるレストラン以外にも当然大晦日スペシャルメニューを用意しているレストランはあります。

他にもある

この日はこれら以外にもイベントがあります。シドニーにはクルーズがあります。大晦日(NYE)をクルーズ上から花火、豪華なディナーを楽しみましょう!
キャプテンクック

SYDNEY PRINCESS CRUISES

まとめ
今年の大晦日(NYE)は昨年、一昨年と楽しめなかった分盛り上がりそうな感じがします。
その分交通規制や違反に関して厳しいモノが準備されるような気がします。
それでも例年に近い形で年末大晦日のカウントダウン花火が楽しめれるのは嬉しいことです。
ここ数年コロナで散々な目にあった分2023年は良い年になりますように。