こんばんは、シドニーマンです。
オーストラリアは広大です。そのうちのひとつの州がシドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)になります。
そのニューサウスウェールズ州(NSW)は、サマータイム(夏時間 Daylight Saving デイライトセービング)を導入しています。毎年の事なので期間は決まっていて毎年10月第1日曜日から翌年4月第1日曜日までの半年ほどです。年の半分がサマータイム期間になります。
*英語では、Daylight Saving (デイライトセービング)と言い、短縮されDST(Daylight Saving Time)とも表記されます。
サマータイム(夏時間 Daylight Saving デイライトセービング)とは?

サマータイム(夏時間 Daylight Saving デイライトセービング)とは、夏になると日の出が早くなり日の入りが遅くなります。なので日中、太陽が出ている時間が長くなります。それを利用しているシステムで、夕方までの明るい時間を増やし電気代などが節約できるという訳です。
夏になると日の出時刻が早まります。その早まる時期に時計の針を1時間進めます。オーストラリアでは英語でデイライトセービング「Daylight Saving」と呼ばれ、時刻などは「DST(Daylight Saving Time)」と表記されます。
ちなみにサマータイム制度(Daylight Saving)は世界の70カ国以上で導入されております。どの国も電力消費の節約など省エネ効果が目的のひとつになっているようです。
Daylight saving(デイライト・セービング)の適応地域

サマータイム(夏時間 Daylight savingデイライトセービング)がスタートするのは、毎年10月の最初の日曜日午前2時、終了するのは毎年4月の最初の日曜日午前3時と決まっています。
サマータイム(夏時間 Daylight savingデイライトセービング)開始時間は、午前2時です。この時に1時間早い午前3時に時刻が切り替わります。
サマータイム(夏時間 Daylight savingデイライトセービング)終了時間は午前3:00時です。この時に1時間時間が戻り午前2時に時刻が切り替わりますので、サマータイム(夏時間 Daylight Saving デイライトセービング)の切り替わる日はちょっと注意が必要です。
オーストラリアの国土は広大です。なのでこのサマータイム(夏時間 Daylight Saving デイライトセービング)を適用している州と適用していない州があるのです。
サマータイム(夏時間 Daylight saving)が適応されている5州
サマータイム(夏時間 Daylight Saving)が適用されているのは下記の5州です。
New South Wales(ニューサウスウェールズ州)
Victoria(ビクトリア州)
South Australia(サウスオーストラリア州)
Tasmania(タスマニア州)
Australian Capital Territory(オーストラリアンキャピタルテリトリー)
サマータイム(夏時間 Daylight saving)が適応されていない3州
下記の州がサマータイム(夏時間 Daylight Saving)が適用されていない3州です。
Queensland(クイーンズランド州)
Northern Territory(ノーザンテリトリー北部準州)
Western Australia(ウェスタンオーストラリア州)
オーストラリアの国土は広大です。サマータイムを実施していない時でも国内で時差があります。サマータイム実施期間中は更に時差が変わってきます。ニューサウスウェールズ州から他州への移動や旅行の際は時間のチェックを忘れずに。
2022年のサマータイム(夏時間)はいつ始まる?

2022年10月2日(日曜日)午前2時が午前3時になります。
毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日の間がシドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)のサマータイムの実施機関になります。サマータイム実施期間中は通常より1時間時間が早まります。
開始日 10月第一週の日曜日
終了日 翌年4月第一週の日曜日
2022年は、10月2日(日曜日)午前2時にニューサウスウェールズ州の時計は1 時間進み午前3時になりサマータイム(夏時間、Daylight Saving デイライトセービング)が始まります。日本との時差は、1時間から2時間に変わります。(オーストラリア時間が早い)。つまり日本が午後7時だとシドニーは午後9時です。
今回のサマータイムはいつ終わる?

2023年4月2日(日曜日)午前3時が午前2時になります。
2022年10月2日(日曜日)から始まるサマータイム(夏時間 Daylight saving デイライトセービング)は、2023年4月2日(日曜日)に終了します。この日に日本との時差は2時間から1時間へと縮まります。日本が午後7時だとシドニーは午後8時になります。
サマータイムが始まると嬉しい事
サマータイムが始まると嬉しい事があります。
日が長くなる
サマータイムが始まると日の出が早くなり日の入りが遅くなります。その分明るい時間が長くなります。午後8時ぐらいまで明るいのです。
マリンスポーツを楽しめる
サマータイムが始まるとシドニーに本格的な夏が訪れます。海水の温度も暖かくなります。そうなるとサーフィン、シュノーケリングなどが手軽に楽しめれるようになります。この時期のディスカウントサイトは要チェックです。夏用のツアーやアクティビティーが格安で販売しています。
屋外でのバーベキュー
シドニーにはバーベキュー設備が設置されているビーチが意外とあります。夏です。友達と一緒に夏の晴れた日にビーチ近くでバーベキューを楽しみましょう!ビーチで遊びそのままバーベキュー!これこそシドニーの夏です。勿論ビーチに設置されているバーベキュー設備は年中使えます。なので別に季節が夏で無くてもバーベキューは出来ますが、寒い冬に屋外でバーベキューは興ざめします。
夜楽しめるイベントが増えてくる
ナイトマーケットやサンセットシネマやムーンライトシネマなどの夜楽しめるイベントが増えてきます。
サマータイムが始まると気をつけなければならないこと
サマータイムが始まって嬉しいことばかりではありません。気をつけないといけないこともあります。
日焼け止め対策
夏でないときでも日差しが強いオーストラリア。夏になるとなおさら日差しが強くなります。夏の時期の日焼け止め対策は必修です。忘れずに。
ブッシュファイヤー
夏になると気温が上昇します。夏なので気温が高くなりすぎる日も出てきます。そうなるとユーカリの葉が自然発火し燃えます。2019年の夏、オーストラリアではこのブッシュファイヤーのせいで約3億匹の野生動物が亡くなりましたし、広範囲にわたって壊滅的な被害を受けました。山に行くのであれば気温が高すぎない日にしてください。
急に冷え込む
日中は暑いです。それこそ日焼け止め対策をガッチリしていても気になるくらいです。だからといって一日中暑い訳ではありません。日が落ちれば急に寒さを感じたりします。夕方からのお出かけや帰宅が遅くなるようであれば薄手で良いので長袖の上着を用意していた方が良いかと思います。
国内で時差がある
広大な国土があるオーストラリア。サマータイムを実施していない期間でも時差があります。例えばシドニーと西オーストラリア州(Western Australia)の州都パースとの間にはサマータイムを実施していない時期でも2時間の時差があります。それがサマータイム実施期間中は時差3時間。国内でも時差3時間できてしまいます。サマータイムが始まればオーストラリア国内でサマータイムを実施している州と実施していない州が出てきます。シドニーがあるニューサウスウエールズ州(NSW)はサマータイムを実施します。国内での時差にも変化が出てきます。サマータイムを実施している期間にサマータイムを実施していない場所に行くのであれば現地時間との時差を気にして行動してください。
睡眠時間
サマータイムが始まる日はニューサウスウェールズ州の時間が1時間早まります。この日午前2時が午前3時に変わります。普通であれば午前2時から午前3時に変わる時間帯は寝ています。睡眠時間が1時間少なくなることは了承してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シドニーがあるニューサウスウエールズ州(NSW)は毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日の間はサマータイム(夏時間 Daylight Saving デイライトセービング)期間になります。
この期間中は日が出ている時間帯が長いので嬉しいです。またサマータイム期間中にオーストラリア国内での都市間を移動もしくは旅行される場合は州間の時差に十分に注意して下さい。州をまたいで移動する鉄道、バス、国内線飛行機等は現地時間で表示されている場合が多いので目的地に到着したら直ぐに現地時間を確認してください。