判ってしまった!なぜこんなにもシドニー飲食業界の深刻な人手不足が長引いているのか。

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こんばんは、シドニーマンです。

オーストラリアは2022年2月21日(月曜日)にボーダー(国境)が開かれておりそれから今まで多くの海外留学生やワーキングホリデーの人達が入国しています。

それが今でもシドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)の飲食業界の人手不足は収まっておりません。

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多くの新規入国者はいるのになぜ人手不足が収まらない?

2022年2月21日(月曜日)から刻は経ち現在は9月。半年以上立っております。それでもシドニーのどの業界、業種も人手不足が収まっておりません。

私自身もレストラン勤務しておりますので随時仕事募集は行っていますが今年6月頃から手応え無し。感覚的にコロナ禍やロックダウン時と同じ状態です。新型コロナウイルスに対しての規制はどんどん緩くなりソーシャルディスタンスも無い、店内飲食時での人数制限も無い。多くのイベントがコロナ前に行われていた状態と同じ様な状態で再開しています。なのになぜ?こんなにも人手不足が続いくのか?奇妙な感じをずっと感じていました。

Why Sydney’s hospitality industry still struggles for staff
Cafés, pubs and restaurants continue to feel the pinch of the COVID-19 pandemic, but staff shortages have long been a problem in an industry dogged by low pay a...

わかった!人手不足が収まらない訳が。

シドニーだけでなくオーストラリア国中でどの業界、業種もとんでもない人手不足が続いています。それが続いている理由がわかったのです。

そのキーワードが、

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデーの人達の入国数が今だに足りていないこととその人たちの多くがシドニーに居ないのです。クイーンズランド州のケアンズ周辺やノーザンテリトリー準州のダーウィン周辺に移動しているからなのです。

このワーキングホリデーの人達がいかにオーストラリアにとって重要なのかが垣間見えてしまいました。

ワーキングホリデービザとは?

この後ワーキングホリデービザがどれほどこのオーストラリアで重要で今回の人手不足に繋がっているか説明致しますが、その前にまずはワーキングホリデービザについて知っておいて欲しいです。

ワーキングホリデーとは、日本とオーストラリアの2国間での協定に基づき定められた制度(ビザ)です。

年齢制限があり18歳〜31歳までで、日本人であれば申請できオーストラリアに到着してから1年間、異文化を知る事を目的に休暇(ホリデー)を楽しみながら一定の就労(ワーク)する事が認められた制度(ビザ)です。

ワーキングホリデービザは延長できる

そのワーキングホリデービザですが当然期限があります。ですがワーキングホリデービザは延長できるのです。

延長したワーキングホリデービザを、

セカンドワーキングホリデービザ(2年目のワーキングホリデー)

と言っています。つまり条件を満たせば複数年オーストラリアに滞在できるのです。

セカンドワーキングホリデービザとは?

セカンドワーキングホリデービザの制度は、2005年から始まった滞在延長の制度です。

オーストラリア政府が指定する地域(主にファーム (農園))で仕事を88日間以上を行うと、2回目のワーキングホリデービザ(セカンドワーキングホリデービザ)を申請できるようになります。

コンディションは1年目のワーキングホリデーと全く同じで2年目のオーストラリア生活を楽しめるわけです。

しかし今は違う!

このセカンドワーキングホリデービザを取得する方法ですが今は違うのです。

”人手不足の今はファームで働くこと以外でもセカンドワーキングホリデービザを取得できる”


という選択肢ができた事です。

つまり、セカンドワーキングホリデービザを取得する方法が2パターンあるわけです。

従来通りファームに行き88日間ファーム業をこなす。

もうひとつは、ファームに行かずに権利を取得する。

もうひとつの方法

セカンドワーキングホリデービザを取得するもうひとつの方法は、移民局が指定している地域でホスピタリティー業に88日間勤務すれば良いのです。

移民局が指定している地域でカフェやレストランで88日間働けばもう1年ビザが延ばせれるんです。

だからシドニー飲食業界の人手不足は止まらない

2022年2月21日(月曜日)からオーストラリアのボーダー(国境)が開き多くの海外留学生やワーキングホリデーの人達が入国してきました。

今までであればワーキングホリデーの人達はオーストラリア滞在期間を延ばすためにはファーム業を行いセカンドワーキングホリデーの権利を取得しなければなりませんでした。ですがワーキングホリデーの人からすればファーム(農園)で力仕事をしてセカンドワーキングホリデービザの権利を取得するよりも、カフェやレストランで働いてセカンドワーキングホリデービザの権利を取得する方が楽です。なので現在多くのワーキングホリデーの人たちはこの指定された地域に移動しカフェやレストランの仕事に就いています。

ですのでシドニーの人手不足はまだまだ収まっていないのです。

どこに行けばホスピタリティー業でセカンドワーキングホリデービザが取得できる?

ではどこに行けばカフェやレストランで働きながらセカンドワーキングホリデービザの権利を取得できるでしょうか?

どこでも良い訳ではありません。移民局が指定する地域のみでの仕事を経て、
セカンドワーキングホリデービザの取得となります。

移民局の公式サイトに、


Remote and very remote Australia


という記載があります。

その中に

State=州名

Postcode=郵便番号

を入力して場所を確認することができます。

こちらが移民局の公式サイトです。

Specified work for Working Holiday visa (subclass 417)
Type of work you must have completed before you apply for a second Working Holiday visa (subclass 417). You must have completed this while on your first Working...

今まではファーム業での力仕事を88日間行ってセカンドワーキングホリデービザを申請していました。ですが、カフェやレストランなどの飲食業や他の仕事に就いていても取得できるようになっています。

Worker shortage, rising costs put pressure on Queensland businesses as confidence falls - ABC News

こんな話を耳にしました

オーストラリア屈指のリゾート地ハミルトン島。国内旅行が可能なので当然人々が訪れる場所です。それがリゾートホテルにある飲食店やその周辺にある多くのお店が人手不足のため営業できない状態に追い込まれているのです。

Hamilton Island cancels day trips, bookings due to staff shortages

それだけ何処も人手不足で頭を抱えているわけです。

オーストラリア国内で使用できる、
オーストラリアポケットWiFiルーター【オージーデータ】

まとめ

私は今もシドニー郊外にあるレストランで働いており、2022年7月頃から実は違和感を感じていました。

求人募集をしても応募が来ない

しかしこれでやっと理由がわかりました。

オーストラリアには日々新規入国者がいます。その中にはワーキングホリデービザの人達がいます。そのワーキングホリデービザの人達の多くがこの情報を知っています。

ワーキングホリデービザの人達にとって主なアルバイトは、レストランやカフェなどのホスピタリティー業です。

同じ仕事をするのであればシドニーで働かずに移民局指定の場所で働けばセカンドワーキングホリデービザの権利を取得できる訳ですから、シドニーに滞在するより移動します。

ワーキングホリデーにとってビザの期間は大事です。延長できるが普通なら都市部から離れた地域やファームに行き力仕事や肉体労働を88日以上しなければその資格が取れない。ですが今は違う。シドニーではなく移民局が指定した地域のカフェやレストランで働けばその資格が取れる。

おかげでシドニーは今でも人手不足の嵐です。

ちなみに、カフェやレストランなどのホスピタリティー業だけでなく、

「COVID-19に関わるヘルスケアや医療関係」

も対象に加わって、もっと多くの人がセカンドビザを取れるようになりました。