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シドニーからプラスチック製品が消える!?シドニーにおけるプラスチック製品の今後 Plastic Products Banned in NSW

※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんばんは、シドニーマンです。

フォークやナイフ、ストローといった便利なプラスチック製品が今後シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)から消えてしまいます!

*私は今もレストラン勤務しています。持ち帰りをリクエストしてくるお客様にはプラスチック製のフォークやナイフ。ソフトドリンクにはプラスチック製のストローを提供しています。プラスチック製のフォークやナイフ、ストローは普通に使っているもの。それが今後使えなくなるのです。

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もう始まっている!

このプラスチック製品を無くす動きは既に始まっています。

スーパーマーケットや雑貨屋で買い物をして会計を済ませたら以前はそのお店が持っているプラスチック製のレジ袋や手さげ袋に詰めてもらっていました。それが今では自分で買い物袋を持参してお買い物です。

スーパーマーケットに行き、つい買いすぎたりして持参した袋が足りない場合はその場で新しい買い物袋を購入することが出来ます。

そう今や買い物袋は有料で自分で用意するものなのです。

例えば、自分の買い物袋を持ってこないで買い物をした場合、自分でなんとか持って帰れるのであれば新しい買い物袋を購入する必要がありませんが、それが難しい場合や買い物袋が必要な場合、購入せざるを得ないのです。

気がつけば1度しか使っていないような買い物袋がお家に沢山有る状況になっていたりします。

なぜプラスチック製品が消えていくのでしょうか?

なぜニューサウスウェールズ州(NSW)からプラスチック製品が消えていくのでしょうか?

この問題は何もニューサウスウェールズ州(NSW)だけの問題ではありませんしオーストラリア国内だけの問題でもありません。世界中でプラスチック製品の川や海、至る所へのポイ捨てが随分前から問題になっています。オーストラリアがこの問題に対して行動しただけのことです。

プラスチック製品 ゴミ 問題 海洋汚染 海洋動物

などで検索して頂ければ出てきますが、プラスチック製品で汚染された海やプラスチック製品によって奇形になった海洋動物の写真がたくさん見れます。

オーストラリア国内の他州(クイーンズランド州やビクトリア州)ではもうこの問題に対して行動を起こしています。

有料の買い物袋にも種類がある

以前はプラスチックバッグにはこんなにも気にしていなかったですが今や有料です。

そしてこのプラスチックバッグにも種類があります。

*この写真はウールワースで撮りました。

3種類のプラスチック製バッグがあります。

上から順に、

15¢(1ドル=90円として15セントは13.5円)のプラスチック製バッグ

99¢(1ドル=90円として99セントは89.1円)のプラスチック製バッグ

20¢(1ドル=90円として20セントは18円)のプラスチック製バッグ

ウールワースでの写真を掲載しましたが、コールスやアルディなどのスーパーマーケットでも普通に購入できます。

コールス(Coles)のサイトはこちらになります。

Browse Plastic Wrap & Bags | Coles
Shopourplasticwrap&bagsrangeonlineorin-store.Enjoyoureverydaylowpricesandfastdeliverytoyourdoor.

アルディのサイトはこちらになります。

404 Page
ALDI

アルディでは、2025年までに2019年と比べて25%のプラスチック製品の減少を目指しています。それを25by25としています。

もちろん、amazon.auでも購入できます。

Sorry! Something went wrong!

普通にサイトでも購入できるあたりにニューサウスウェールズ州(NSW)在住者への意識付けは既にしっかりできている感じがします。

2022年6月1日(水曜日)からも

シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)では、6月1日(水曜日)よりプラスチック製品に関して規制が変わってしまいました。

プラスチックバッグ、いわゆる使い捨てプラスチック袋の使用が禁止になりました。

ニューサウスウェールズ州(NSW)では毎年膨大な量のプラスチック製品が海や川等に捨てられていると言われています。その中でも使い捨てプラスチック製品の割合が60パーセントを占めています。州政府はプラスチック製品のポイ捨てをどうにか止めさせるべくこの手の規制を発表した訳です。

2022年6月1日(水曜日)以降はプラスチックバッグに関してウールワースなどのスーパーマーケットで販売しているようなタイプか、その袋にREUSABLEと書かれているモノしか使えません。

上記の写真のような黄色のプラスチックバッグは使えません。

Education on lightweight plastic bag ban the focus for compliance in NSW
Single-useplasticsareonthewayoutwithabanonlightweightplasticbagsfrom1June2022followinglawspassedbytheNSWGovernmentsixmonthsago.

2022年11月には更に規制が変更されます。

今年11月には更に規制が変わります。スプーン、フォーク、ナイフ、プレート、ストローなどの使い捨てプラスチック製品も禁止される予定です。そして発泡ポリスチレン製の容器やカップの使用が禁止されます。

これらのプラスチック製品が消えていきます。

マクドナルドは随分前からプラスチック製ストローから紙ストローへ変更しています。

レストランの現場での対応

私は今もシドニー郊外にあるレストランで働いています。

プラスチック製バッグや使い捨てプラスチック袋が使えなくなる前には、どの業者が規制に合った製品を持っているか問い合わせしまくったのを覚えています。なので私は既にストローやフォークの代替品を問い合わせました。多くの業者さんは2022年6月の規制変更時に対応していたので2022年11月に向けて今抱えている在庫が切れたらプラスチック製品は終了、その後は新たな規制に合わせた製品を取り扱うと言っています。

規制に合わせて切り替えていくわけです。

各業者とのやり取り

レストランの現場で働いていると何かしらアクシデントやハプニングが起こるものです。私の中では今回のプラスチック製品に対する変更事項もそのひとつと捉えています。なぜなら私だけがこの変更事項に振り回される訳ではないからです。皆さんがこの規制変更に合わせて動く訳で。

既に多くの業者の方たちはこのプラスチック製品が無くなるのを前提に動いています。

今抱えてある在庫が無くなり次第新しい規制に合った製品を取り扱う。また今有る在庫が切れたら今後は取り扱わないといった感じです。

各業者さんは今年6月前には、プラスチック製バッグや使い捨てレジ袋への規制変更に対応していますので、この11月からの更なる規制変更にはまだ時間はありますので余裕を持って対応しています。そこまで慌てることは無い感じです。

そのほかの関連事項

プラスチック製品が今後ニューサウスウェールズ州から無くなる訳ですが、それに関連する事柄もあるんです。

それはリサイクルです。

このリサイクルはリターンアンドアーン (Return and Earn)として数年前から行われています。

Return and Earn Near Me | Return Point | Return and Earn NSW
Recyclecontainersatareturnpointlikeamachine,localshoporautomateddepotandreceivea10crefundforeacheligiblecanorbottle.

これは空き缶、空き瓶やペットボトルを決められた場所に持っていきそこに設置されている所定の機械に入れたら1缶、1瓶を$0.10(10セント。1ドルを90円として9円になります。)に交換してくれます。なので空き缶、空き瓶やペットボトルを10缶その機械に入れると$0.10×10缶=$1.00(1ドルを90円として、90円になります。)受け取れます。私達家族も飲み終えた空き瓶、空き缶やペットボトルを綺麗に洗い数週間に1度その機械のあるところまで行きます。数ドルにしかなりませんが良い事だと思い行っています。しかし強者は何処にでもいるもので、どうやったらそれだけの空き瓶、空き缶やペットボトルを集めれるのだろうと思うほどの量を持ってきてお金に変えています。

まとめ

シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)は2022年6月1日(水曜日)に第1弾が始まっていて11月1日(火曜日)から第2弾の使いすてプラスチック製品に対しての規制をしていきます。

オーストラリア全体で見て2021年に南オーストラリア州(SA)が国内で初めて使い捨てプラスチックの使用を禁止しており、同年9月にはクイーンズランド州(QLD)も同様の規制を始めています。メルボルンがあるビクトリア州(VIC)では2023年2月からの禁止を発表しています。

Single-use plastics ban in NSW
Single-useplasticsbaninNSW.Lightweightplasticshoppingbagsbannedfrom1June2022.

ちなみに、こういった段階的に規制を強化していく方法はニューサウスウェールズ州(NSW)政府の得意技でもあります。