こんばんは、シドニーマンです。
シドニーがあるオーストラリアは南半球にあります。日本の様に北半球にある国とは季節が逆になり気候も違います。今回はそんなシドニーの気候とその時の服装についてまとめてみました。
シドニーの気候と服装は?

シドニーは南半球に位置し南緯33度、東経151度、オーストラリア大陸南東部にあります。温帯性気候に属しており比較的温暖で、夏の平均最高気温は25~26℃、冬でも平均最低気温は8℃と、一年を通して過ごしやすいといえます。
真夏には日差しが強く気温も30度以上になる日もありますが、空気が乾燥していることもあり、日陰では涼しく感じるほどです。
シドニーには明確な雨季はありませんが、比較的2月から6月の間は降雨量が多いと言われています。こちらに住んでいて感じておりますが10年程前までは雨の日がずっと続くことはあまりありませんでしたが、ここ数年は雨が降り続く日があったりします。
シドニーだけではなくオーストラリア自体どの地域でも年間を通して日差しや紫外線が強いので、サングラス、帽子、そして日焼け止めクリームは必携です。
わかりやすい季節の移り変わりはありませんが季節はあります。そして南半球にあるため日本や北半球の国とは逆になり、9~11月が春、12~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬となります。
気候について

シドニーやその周辺の地域であるオーストラリア大陸東海岸は、温暖湿潤気候(Humid Subtropical Climte)に属しています。
日本を例にあげれば、北海道、東北内陸部、沖縄等を除く日本の大部分とほぼ同じ気候区分になります。
それでも違いはありシドニーと日本のどの都市と比べても、四季の変化は日本ほどはっきりしていません。
夏季は気温が上がりますが湿度は低く乾燥しているため洗濯物は乾きやすいですし、思っているよりも過ごしやすい日が多いです。それでも時期が時期です。夏日が続く場合もあります。その場合必ず水分補給をしっかりしましょう。
冬季は気温も氷点下まで下がることはめったありません。
シドニーやシドニー周辺はどちらかと言えば比較的過ごしやすい気候と言えます。
*場所によりますがニューサウスウェールズ州内でシドニーをだいぶ離れた地域やお隣のメルボルンがあるビクトリア州境目等は冬には雪が降ります。スキー場がいくつもあり冬にはスキーが楽しめます。
シドニーの天候

シドニーでは1年の最も暑い月と最も寒い月の平均気温差が実は約10度ほどしかありません。それでも冬の寒い時期は体感的に日本の冬より寒く感じる場合があります。
暑い月と寒い月の平均気温差が10度ほどしかないですが、その日一日の中での温度差は結構あると感じる場合があります。太陽が顔を出している時とそうでない時とではずいぶん感じ方が違ったりします。
そのため、夏でも雨の日はコートや(どう見ても冬物)厚手の上着を着る人がいたり、逆に冬でも日が照っている日であればTシャツやタンクトップで過ごす人もいます。
変わりやすいシドニーの天候
シドニーでは急に天候が変わる場合が多くあります。天候が変わると当然気温が大きく変化します。さっきまで晴れていたのに急に雲が立ち込め激しい雨が降ったりします。雷雨になると体感的ものすごく寒く感じる場合もあります。夏の時期に暑いからといって薄着で外出してしまい急に雨が降り全身に雨を浴び風邪をひいたり体調を崩すなんてことはありがちな出来事です。
シドニーの天候は不安定だと思っていた方が良いと思います。
雨について
シドニーは基本的に日本の梅雨やオーストラリア北部の雨季のように、雨が集中して降る時期というのは無いように思います。それでも季節の変わり目には雨が降る印象があります。
また季節的に見てみれば春、夏の暖かい季節よりも秋から冬にかけての寒くなって行く時期の方が降水量が多い気がします。
シドニーの紫外線は強い!

オーストラリアの紫外線レベルは日本よりも強いといわれています。晴天の日の太陽光線は確かに痛いと思う時もあります。日差しが強く暑い日が続く夏はもちろんのこと、それ以外の季節でも日焼け止めと帽子は忘れないでください。夏は特にサングラスがあると過しやすくて良いと思います。日焼けが気になるのであれば薄手の上着を常に常備しておく等、自分で防衛しましょう。
空気の乾燥と水分補給
シドニーと言わずオーストラリアは日本と比べかなり空気が乾燥しています。暑い日に運動を行う、遠出をするなどの際は、かさばるかもしれませんがウォーターボトルを持っていくことをお願いしたいです。運動をしたり遠出をしたりすると汗をかきます。特に暑い日はその汗が直ぐに蒸発していくのでどれだけ自分が汗をかいたのか分かりません。そうなると自分では気が付かないだけで体内の水分はカナリ無くなっています。そのまま運動をし続けばヤバいですよね。水分補給を忘れずに。特に夏は湿気がないためカラッとしていてたいへん過ごしやすいと感じますが、気温が高い日ほど水分補給をしっかりしてください。
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シドニーの季節と服装について
シドニーに居るとハッキリした四季を感じづらいものです。気がつけば季節が変わっているといった感じです。そんな刻の流れです。
先週まで暑くなかったのに今週になって暑い日が続いている。とか、先週まで寒くなかったのに今週になってやけに寒い。といった感じです。
シドニーの春(9~11月)
シドニーでは、9月から暦の上では春です。なので9月よりも10月。10月よりも11月と暖かくなってきます。最高気温が20℃を超える日が11月に入れば増えてきますのでビーチで海水浴を楽しめれるようになってきます。降水量もこの時期は他の季節に比べて少ないです。
春の服装は?
9、10月は晴れた日の日中でもジャンバーやフリースぐらいの上着などは常備していた方が良いと思います。11月にもなれば半袖で出歩ける日も増えていきます。それでも朝晩や曇りの日にはまだ温度差を感じると思いますのでパーカーなどの上着があった方が良いかもしれません。
シドニーの夏(12〜2月)
夏です。シドニーの夏が始まります。気温が高く空気が乾燥している夏です。時には40℃を越える日があったりしますので紫外線対策は万全にしておきましょう。
タンクトップやかなり薄着で過ごせますが、日中外に出るのであれば長袖を着用していた方が良いと思います。
この時期のシドニーは空気が乾燥しすぎているのでブッシュファイヤー(山火事)が起こります。ハイキングやブッシュウォーキングを計画するのであれば最新情報を手に入れてください。
シドニー周辺の今のブッシュファイヤーの状況はこちらのサイトで確認できます。
夏の服装は?
夏は基本的に半袖で過ごせますが、映画館やオフィスビルの中等の施設によっては冷房が効き過ぎている場合があるため、上着を1枚常備しておいた方が良いと思います。
またオーストラリアの紫外線はかなり強いため、日焼け止めを塗っているからといって安心しないでください。外出の際にはサングラスや帽子も着用した方がいいです。
シドニーの秋(3〜5月)
シドニーでは、3月になると秋になります。3月、4月は差程気温の変化が気にならないかもしれませんが5月に入ると冬に向けて気温が下がっていきます。最低気温が10℃を下回る日も出てきます。昼と夜の気温差が大きくなってくる時期です。晴れの日の昼間は長袖で良いかもしれませんが雨の日や夜の外出にはもう1枚上着が必要だと思います。
秋の服装は?
3月は秋です。季節が秋なので長袖を着る人が増えてきます。5月に入るとコートやダウンジャケットを着始めます。特に昼夜の気温差も激しくなるので、夜の外出や仕事などで帰宅が遅くなるのであれば防寒着を持ち歩いていくことをおすすめします。
シドニーの冬はこれからもう一段寒くなります。
シドニーの冬(6〜8月)
シドニーでは6月から8月が冬になり1番寒い季節です。平均最低気温が10℃を下回りまり最低気温は5℃近くまで冷え込みます。厚手のコートやマフラー、ダウンジャケットなどが必需品になります。晴れていればこの手の防寒着が必要ないと感じるかもしれませんがシドニーの気温はすぐに変わります。防寒着は必要です。気温差があるため日本の冬より寒く感じるかもしれません。
余談ですが、シドニーの冬を経験していない人達が口を揃えて、
“こんなにシドニーの冬は寒いのか!冬服持ってきていない。”
といって慌てて購入する姿を毎冬見ています。
オーストラリアは南国といったイメージがあると思いますがシドニーの冬は寒いんです。
冬の服装は?
朝晩の温度差もあります。外出するのであればセーター、コートやダウンジャケット等の防寒着が必要です。日によっては日中こういった防寒着無しで過ごせる場合もありますが、夜になると寒さが戻るもしくは更に寒く感じるため、外出する際には必ず上着を持っていくようにしましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はシドニーの気候や服装についてまとめてみました。
シドニーの気候の特徴は年間を通して見れば寒暖差が穏やかなところです。
しかし体感的には、その日の温度差や季節ごとに感じる寒暖差で思っているよりも寒く感じたり、暑く感じたりします。
暑ければ上着を脱げばよいだけですが、寒いとそういう訳にはいきません。体調を崩してしまいます。
周りの人達の服装を見てどうこうではなく、暑い時期であれば日焼け防止も兼ねての長袖の上着、寒いと感じるのであれば寒くない服装をして自分の体調をしっかり守りシドニーでの生活を楽しんでください。