こんばんは、シドニーマンです。
日々寒さが厳しくなってきているシドニーです。オーストラリアは南半球にあるため日本や他の北半球にある国と季節が逆になります。オーストラリアはこれから本格的な冬になっていきます。冬になるとインフルエンザが流行るのはどの国も同じ事。オーストラリアも例外ではありません。今年はコロナが落ち着いきている分、インフルエンザが元気です。
冬は特にインフルエンザの季節

シドニーの季節は6月から8月が冬になります。
しかしここ数年はコロナで世界中が大騒ぎでした。
シドニーでも、
新規感染者数爆上がり!
ロックダウン!
ロックダウン延長!!
規制が厳しくなる!!
遠回しにでもハッキリとワクチン接種を推してくる!!!
コロナ規制緩和をぶら下げてワクチン接種を早ませる!!!
突然の規制緩和!!!!!
等、
そして今のシドニーではコロナと共存。コロナ有りきで何もかもが進んでいます。
規制緩和、規制変更、ボーダー(国境)開放、、、
コロナと共存しながらコロナ前の状態に戻れるよう探っています。
それでもウイルスから見れば全て人間の都合。どうでも良いわけです。
コロナが納まったと思わせて次の波、インフルエンザです。
待っていたとばかりに冬になり始めたシドニーにインフルエンザがやってきました。
もうあちこちで咳、せき、セキです。
インフルエンザがシドニーに蔓延です。
実はインフルエンザは一年中発生しています。オーストラリアでは秋から冬にかけて騒がれるので、そういったイメージがありますが免疫が下がりやすい冬がピークであるだけで、インフルエンザ菌は一年中、何かしら居るのです。
なので季節が寒くなる秋から冬にかけてインフルエンザが流行るという訳ではありませんし、何も秋から冬にかけて騒がれるのはオーストラリアだけではありません。世界中どこも同じです。
インフルエンザとは
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。
風邪と間違われやすいですが風邪に比べて症状が重く、乳幼児や高齢者では重症化することもあります。
インフルエンザの症状
インフルエンザの症状ですが、
風邪と間違われやすいインフルエンザですが、風邪に比べて高熱が出て、喉に痛みがあり、関節痛や筋肉痛を伴います。
風邪の症状はゆっくり症状が出てくるのに対して、インフルエンザは急激に症状が出てきます。症状が出る部位も局所的ではなく、全身に倦怠感が現れるのも特徴です。
潜伏期間は1~4日(平均2日)で多くの場合1週間程度で治りますが、乳幼児や高齢者、基礎疾患を持つ方の中には、肺炎を併発したり、基礎疾患の悪化を招く場合があります。
笑えないのです。
*ここに記載した、”インフルエンザとは?”とか、”インフルエンザの症状”についてですが、いくつかのサイトを見て私なりにまとめたものです。これらを真に受けすぎないでください。風邪っぽい症状やひょっとしたらと思われるのであれば最寄りのお医者さんに相談してください。
コロナもいる

今年はコロナの勢いが落ち着いているとはいえコロナは健在です。16歳以上のニューサウスウェールズ州(NSW)在住者で2回目の新型コロナウイルスワクチン接種率が94%以上あるから騒がれないだけで、今でもニューサウスウェールズ州内の一日の新規感染者数は1万人前後います。
こちらのサイトからニューサウスウエールズ州(NSW)における新型コロナウイルス最新の情報が手に入ります。
今年の冬はコロナとインフルエンザのダブルパンチを喰らうかもしれません。
インフルエンザ予防接種(Flu Shot)について
ニューサウスウェールズ州(NSW)ではインフルエンザの流行が通年より早く始まっていることから、予防接種(Flu Shot)を早めに受けるよう呼びかけているようです。GP(一般医)でも薬局(Pharmacy)で予防接種(Flu Shot)は受けれます。
コロナとインフルエンザ、今のシドニーにはこの2つのウイルスがうようよ居ます。
ニューサウスウェールズ州(NSW)でインフルエンザ予防接種(Flu Shot)を受けるには最寄りのGP(一般医)もしくは薬局(Pharmacy)に予約して接種するのが一般的な方法です。
これらのサイトから最寄りのGP(一般医)を見つけれます
シドニー最大手新聞シドニーモーニングヘラルド(SMH)でも、
今の時期コロナは居る。インフルエンザもいる。いつインフルエンザの予防接種(Flu shot)を受けたらいいんだ?
と特集を組んでいます。
healthNSWの公式サイトでも予防接種を推しています。
*healthNSWの公式サイトの注意事項に中に、
Influenza vaccine and a dose of COVID-19 vaccine can be administered on the same day
インフルエンザ予防接種とコロナワクチン接種は同じ日に受けることが出来る
とあります。
確かにこのことは気になる事の一つでもあります。
インフルエンザ予防接種(Flu Shot)がタダ!?
インフルエンザ予防接種(Flu Shot)は有料ですが、ある条件に該当する場合無料で受けることができます。
- 生後6ヶ月から5歳までの子供
- 妊娠中の女性
- 65歳以上の方
- アボリジニーの人達
こちらがその条件になります。
どこでインフルエンザ予防接種(Flu Shot)は受けれる?

シドニーがあるニューサウスウエールズ州(NSW)では、GP(一般医)、薬局(Pharmacy)でインフルエンザ予防接種(Flu Shot)を受けることが出来ます。
ほとんどのGP(一般医)ではドクターが数人は必ず勤務しているので予約次第ではすぐに受けることが出来るはずですが、薬局(Pharmacy)では、医者が常に勤務している訳ではないので予防接種を受けれる日が決まっていたりしますし、場所によっては予防接種 (Flu Shot) を行っていないところもありますので、GP(一般医)でも薬局(Pharmacy)でもどちらで受けるにしても予約した方が良いかと思います。
インフルエンザ予防接種 (Flu Shot)予約サイトはこちらです。
このサイトでもたびたび記事にしており、私がレストラン勤務をしているので話題が飲食業界に偏っている場合が多いのですが今のシドニーはどの業界も深刻な人手不足です。どの業界もその日働く最低限度のスタッフがいない状況がありその日の仕事や作業が進まない事もあります。日常が機能できていない時もあるのです。GP(一般医)や薬局(Pharmacy)も同じです。予約をしたとしても思っている以上に待たされるかもしれませんし、なんでもない時であれば予約しなくても駆け込んで何とかなる場合がありますが、今の人手不足からして駆け込みでGP(一般医)や薬局(Pharmacy)に行っても予約していないことがわかると門前払いをされるかもしれませんし、予約をしていたとしてもその日働くスタッフが何らかの理由で休む場合もあり予約を変更せざるを得ない状況になるかもしれません。予防接種(Flu Shot)の予約は出来るが、無事接種できるか?接種できるにしてもずいぶん待たされるか?等と普段では考えられないことを気にしないと行けませんし考えられないことが起こるかもしれません。
自分で出来る予防は?
誰だって好きでインフルエンザに感染する訳ではありません。予防接種を予約した、予防接種を受けたからといってインフルエンザを撃退できるわけではありません。予防接種はあくまでも予防接種。予防です。
そこで自分で出来る予防は無いものかと調べてみました。
手洗いとうがい
もうこの2つの作業は鉄板です。コロナウイルスが世界中蔓延した時も手洗いとうがいは誰でもすぐにできる予防として推奨されてきたものです。それがインフルエンザにも効果がある。
手洗いは、手指などに付着したインフルエンザウイルスを除去するために大変有効な方法であり誰でも直ぐに行うことが出来ます。
うがいは、上を向いて口に含んだ水が喉の奥に届くように15秒程度うがいをする。これを2,3回繰り返す。
また、外出後や帰宅時の手洗い、うがいは一般的な感染症の予防のためにも勧められています。
手洗いとうがいはインフルエンザに限らず感染予防の基本です。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低下してインフルエンザにかかりやすくなります。特に季節が冬になりつつあるシドニーは空気が乾燥していきます。乾燥しやすいこの時期やこれからの時期に加湿器などを使って室内を適切な湿度(50~60%)を保つと効果的です。
人混みや街への外出を控える
インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染で、感染者の咳やくしゃみを周囲にいる人が鼻や口から吸い込むことによって感染します。インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や糖尿病などの基礎疾患のある人は、行動する際人混みや街をできるだけ避けることを気にして欲しいです。やむを得ず外出をして人混みに入る可能性がある場合には、防御策として不織布製マスクの着用を忘れずに。
十分な休養とバランスのとれた食事
体の抵抗力を高めるためには、十分な休養とバランスのとれた食事を日ごろから心がけましょう。
こちらさすがNHK。インフルエンザについて素晴らしいサイトです。

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まとめ
いかがでしたでしょうか?
季節が秋から冬に変わっているシドニー。朝はダウンジャケット、昼は長袖、夜は冷え込むなどと一日のうちでも気温に変化があり体調不良を起こしやすい状態です。
インフルエンザが流行りやすい状況です。
そしてよく見ると皆さん咳です。マスクしてます。
インフルエンザに感染すれば、”これはインフルエンザ?コロナ?どっちなの??”と不安になりますし、咳が酷ければ体調を崩し学校もしくは職場を休まなければなりません。そうなるとそのリカバリーが大変です。
インフルエンザに感染する前に予防接種(Flu Shot)を摂取しておいた方が良いと思います。