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4月の満月 ピンクムーン Pink Moon をシドニーで見よう

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こんばんは、シドニーマンです。

月には周期があり、新月-三日月-半月-満月-半月-新月と29.3日で1周します。月の満ち欠けと周期の関係で1年で12回つまり、ひとつきに一度満月を見ることが出来ます。

4月の満月の呼び名は、ピンクムーン Pink Moon といいます。

4月の満月がなぜピンクムーン Pink Moon と呼ばれるようになったのか、名前の由来やシドニーで見れる期間などを調べてみました。

シドニーで2022年4月にピンクムーン Pink Moon が見れる訳ですが、日本でも世界各地でも見ることができます。

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ピンクムーン Pink Moon とは

purple flowers in close up photography
Photo by Jessica Hendricks on Pexels.com

ピンクムーン Pink Moon というからと言って実際に月がピンク色になる訳ではありません。

ピンクムーン Pink Moon とは、北アメリカに住む先住民族ネイティブアメリカンが4月の満月に付けた名前です。彼らは1年に12回やってくる満月にその時期に合わせた名前をつけており季節を把握していたといわれています。フロックス(Phlox)というピンク色の花が咲く頃に見ることが出来る満月ということなので、この呼び名が付けられたそうです。上の写真がフロックス(Phlox)です。

フロックス(Phlox)属の花は北アメリカが原産で春にピンク色の花を咲かせます。

フロックス(Phlox)属の花には、シバザクラやキキョウナデシコ等あり47種類あるそうです。

フロックス属の花言葉は、

小さな花が集まって咲く姿から「協調」「一致」「合意」となっています。英語での花言葉は、Harmony(調和)、Our souls are united(私達の魂は結ばれている)になります。

日本語でも英語でもそれぞれ花言葉は違いますがどちらの花言葉にも1つにまとまるようなイメージの言葉がついています。

言い伝えでは、「ピンクムーンを見ると、恋愛がうまくいく」「幸せになれる」などがあるそうです。

いつ見れる

2022年4月に見ることが出来るピンクムーン。シドニーではいつ見れるのでしょうか?

それはシドニー現地時間で、

2022年4月16日(土曜日)午後2時57分から4月17日(日曜日)午前4時55分

この時間帯に見れます。

4月16日(土曜日)午後2時57分から翌日早朝4時55分までの間がシドニーで2022年ピンクムーン Pink Moon を見ることが出来る時間帯です。

*16日(土曜日)午後2時57分は昼過ぎの為、見つけにくいし見にくいかと思います。

自分の目で見ようと思っているのであれば、この時間帯は見逃さないでください。

この日のシドニーの天気をこちらのサイトで調べてみました。

16日(土曜日)は午後4時ごろから晴れのち曇り、夜10時には雨。

17日(日曜日)の夜は雨がやんでおり、午前10時には晴れ間が見えるようです。

なので16日深夜から17日にかけて、ピンクムーン Pink Moon を見ることが出来るのではないでしょうか?

14 Day Long Range Forecast for Sydney | Local | New South Wales, Australia
14 day weather for Sydney, New South Wales, Australia, giving an extended long range forecast outlook

別の呼び名もある

4月の満月ピンクムーン Pink Moon は他にも呼び名があります。

フィッシュムーン(Fish moon 魚月)

理由:サケが上流で産卵する時期と重なって

エッグムーン(Egg Moon卵月)

理由:イースターの時期

スプラウティンググラスムーン(Sprouting Grass Moon萌芽月)

理由: 草木が芽吹く時期

など、さまざまな呼び名がつけられています。

ちなみにシドニーがあるニューサウスウエールズ州は、2022年4月15日(金曜日)イースターフライデー Easter Friday、18日(月曜日)イースターマンデー Easter Mondayでイースターホリデーになっており、2022年4月8日(金曜日)から19日(火曜日)の間、イースターショウ the Royal Easter Show がシドニーで行われます。

Sydney Royal Easter Show

その他の満月の呼び名

timelapse photography of moon
Photo by samer daboul on Pexels.com

満月には月ごとに呼び名があります。

満月に呼び名がついているのは、アメリカの先住民族ネイティブアメリカンが、毎月訪れる満月にその時期に合わせた名前をつけて、季節を把握していたことが発祥と言われています。

1月 Wolf Moon ウルフムーン :狼の遠吠えがこの時期によく聞こえていたから

2月 Snow Moon スノウムーン :2月は大雪の時期のため

3月 Worm Moon ワームムーン :暖かくなる春、ミミズが活発に活動するので

4月 Pink Moon ピンクムーン :フロックスが咲きピンク色の花を見ることができる時期なので

5月 Flower Moon フラワームーン :色々な花が咲くため

6月 Strawberry Moon ストロベリームーン :北米では熟したイチゴを集める時期だったため

7月 Buck Moon バクムーン :雄鹿(バク Buck )の角が成長する時期だから

8月 Sturgeon Moon スタージャンムーン :五大湖とシャンプレーン湖のチョウザメがこの時期最も簡単に捕まえられると言われていた為

9月 Harvest Moon ハーベストムーン :トウモロコシなど作物の収穫時期だから

10月 Hunter’s Moon ハンターズムーン :狩りの時期だから

11月 Beaver Moon ビーバームーン Beaver Moon ビーバーが冬の準備を終える時期だから

12月 Cold Moon コールドムーン :この時期になれば寒さが落ち着き夜も長くなるため

*名前の由来がアメリカの先住民族ネイティブアメリカンによる為、北半球の感覚で名前がついています。シドニーは南半球にあります。季節が逆になる為、(例えば12月、Cold Moon コールドムーンですが南半球の季節は夏なので寒くはないです。)満月につけられた名前とシドニーの季節が合わない部分もありますが、そこはご愛嬌。

ブルームーン Blue Moon との違いは?

2020年10月に見ることが出来たブルームーン Blue Moon。

上記の毎月現れる満月の中にこのブルームーン Blue Moon の名前がありません。

それは何故か?

その理由としては、太陽の周期と月の周期が違うことが挙げられます。

月の周期は29.5日でひと月に一度満月になります。ですが太陽の周期は太陽暦が基準になりますので2月以外は30日又は31日周期となります。

太陽と月、周期の違う2つの星。その周期が同じではなくズレがある事でブルームーンは毎年毎月見ることができないのです。

どういうことかと言えば、この周期のズレによっておこる現象がブルームーン Blue Moon ということになります。

つまり

ひと月の間に出た2度目の満月

これがブルームーンになります。

月と太陽の周期が同じであれば起こりえない現象です。ズレているからこそ起こる現象です。3年に1度起こる現象です。ただし火山の噴火や、隕石の落下時に発生するガスや大気中の塵などの影響で本当に青く見える現象が起こることもあります。

ちなみに、2022年は月と太陽の周期の関係上ひと月に満月が2回現れることが無いので見ることが出来ません。次は2023年8月30日(水曜日)になる予定です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ピンクムーン Pink Moon とは、アメリカの先住民族ネイティブアメリカンが毎月現れる満月を彼らと関わり合う自然や収穫の時期に合わせて付けた名前で、それが世界中に広まりその名で呼ばれるようになりました。

4月の満月はピンクムーン Pink Moon です。

今年は4月16日(土曜日)から17日(日曜日)

この日、夜空を見上げピンクムーン Pink Moon に願い事を唱えながら2022年4月の満月に思い馳せてみるのも良いのではないでしょうか?

冒頭で月がピンク色になる訳ないと表記しましたが、ひょっとしたら以下の条件が上手く揃えばピンク色になったピンクムーン Pink Moon が本当に見えるかもしれません。

湿度が高い(空気中に水の粒が多い)場合

空気中に塵(ちり)などが多い場合

月が地平線の近くにある場合