こんにちは、シドニーマンです。
シドニーの季節が移り変わろうとしています。毎年3月に入れば日の入りが早くなってきます。それは今年も変わりなく、ほんの数週間前までは午後7時30分を過ぎても明るい感じでしたが今では暗くなりつつあります。
シドニーがあるニューサウスウェールズ州はサマータイム(Daylight Saving)を実施しています。これが上手く出来ているもので、日の出日の入りのタイミングがバッチリなのです。
2月までは朝7時頃は明るく夜7時30分頃も明るいのですが、3月に入れば日の出は朝7時頃で薄暗いですし、日の入りは午後7時30分を過ぎれば暗くなってきます。
そして4月に入るとサマータイム(Daylight Saving)が終了します。
刻がサマータイム(Daylight Saving)の今季の終わりを告げてきます。
シドニーの短い秋を感じる瞬間でもあります。
*日本人にはサマータイムといったほうが身近に感じると思いますが英語では、Daylight Saving(デイライトセービング) もしくはDaylight Saving Time(デイライトセービングタイム)と言ってます。短略語で、DSTと表記されることもあります。
2022年4月3日日曜日

この日(4月3日、日曜日)午前3時が午前2時になり今季のサマータイム(Daylight Saving)が終了します。
シドニーがあるニューサウスウェールズ州全域で時間設定が1時間戻ります。
昨年10月3日、日曜日(第一日曜日)から始まっている今季のサマータイム(Daylight Saving)が終わります。
これにより、この日から昨年10月3日(日曜日)からあった日本との時差2時間が1時間に変更されます。
サマータイム(Daylight Saving Time)が終わると何が変わる?

サマータイム(Daylight Saving Time)が終わるとシドニーでの生活はどう変わるのでしょうか?
実はシドニーで生活する上では全く変わりません。
電車の運行時間もバスのスケジュールも学校の開始時間も映画館での映画上映時間も各種イベントのスケジュールもキチンと調整されています。
生活に支障をきたしません。
ひと昔前であれば、電池交換のタイプの時計が多い家庭やオフィス等は自分達で時間調整を行わなければいけませんでした。なぜならそれらには設定機能が無いモノが多いからです。その場それらの時計の裏から手動で変更です。
この場合ですが、時間が変わる午前3時まで起きておく必要はありません。寝る前であればその場で1時間戻して寝てください。起きたときに直すのであれば、起きてから1時間戻してください。職場やオフィスであれば、前日時間調整して帰宅すればよいですし、出勤時に時間調整すればよいだけです。不安であれば、テレビの時計やパソコン、携帯電話の時間を確認して調整してください。
今働いているレストランにも壁に時計をかけています。その時計は電池で動くものなのでサマータイムが始まった日の出勤時とサマータイムが終わった日の出勤時には自分で時間を直しています。
変更時間が午前3時から午前2時なので普通寝ています。現在では寝て起きたら携帯電話やパソコンの時間設定は変わっています。なぜならイマドキのパソコンや携帯電話は初期設定でどこの国の時間、どこの街の時間かに合わせるか決めるからです。シドニーにいるのであれば時間設定をシドニー現地時間に合わせているはずです。なので勝手にパソコンや携帯電話がサマータイム(Daylight Saving)の時間設定の変更時に変えてくれます。
日本を含むオーストラリア国外と国際電話やライン電話をするのであればサマータイム終了後は時差が変わるので、そこは注意してほしいところです。
しいて言えば、時間設定が午前3時から午前2時に時間が戻るので睡眠時間が1時間余分に取れることです。(普通に生活していればこの時間帯は皆さん寝ています。)逆を言えば、サマータイム開始日は時間が1時間進むため睡眠時間1時間少なくなるのです。
次はいつ始まる?
次は2022年10月2日(日曜日)から始まります。
毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日がサマータイム実施期間です。
2021年10月3日(日曜日)に始まったサマータイムが今年4月3日(日曜日)に終了します。
そして次にサマータイムが始まるのが2022年10月2日第一日曜日です。この日から今年のサマータイムが開始されます。
そして2023年4月2日第一日曜日に終了します。
シドニーがあるニューサウスウエールズ州は、毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日の期間(半年)がサマータイム(Daylight Saving)期間です。
サマータイム(Daylight Saving)は毎年実施されている
ニューサウスウェールズ州全域で毎年サマータイムは行っています。
ですので、毎年サマータイム実施期間中とそうでない期間中で日本との時差が変わります。
サマータイム実施期間中は日本とニューサウルウエールズ州との時差は2時間。
サマータイムを実施していない期間は日本とニューサウルウエールズ州との時差は1時間
です。
嗚呼、1時間ね。
と思うかもしれませんが、こちらから日本に用があってライン電話や国際電話をする場合、私の様に小学生の子供がいる家庭では日本のおじいちゃんやおばあちゃんと会話をするこの1時間がいがいと響くものです。
余談ですが、サマータイム変更日の深夜番組では毎回この日のこの時間帯はネタにされています。

例えば、サマータイム開始日だと、
”深夜番組MC
さて今の時間、午前1時59分30秒を周りました。あと少しでサマータイムが開始されます。
カウントダウン、10、9、8、7、6、5、4,3,2,1,
サマータイム始まりました。現在の時間午前3時10秒11秒12秒。。。。
先程まで午前1時だったのにサマータイムが始まったので午前3時に時間が進んだ。”
またサマータイム終了日であれば、
”深夜番組MC
さて今の時間、午前2時59分30秒を周りました。あと少しでサマータイムが終了します。
カウントダウン、10、9、8、7、6、5、4,3,2,1,
サマータイム終了しました。現在の時間午前2時10秒11秒12秒。。。。
先程まで午前3時だったのにサマータイムが終了したので午前2時に時間が戻りました。”
と言った感じです。
他州は?

オーストラリアは国土が広い国です。大きく分けてニューサウスウエールズ州(NSW)、ビクトリア州(VIC)、クイーンズランド州(QLD)、南オーストラリア州(SA)、西オーストラリア州(WA)、タスマニア州(TAS)、ノーザンテリトリー準州(NT)、首都特別地域(ACT)6つの州と1つの準州、そして首都特別地域と8区間に分けられます。その中ではサマータイムを実施している州と実施していない州があります。
国土が大きいため国内での時時差があるオーストラリア。サマータイムが実施されている期間とサマータイムが実施されていない期間でも時差に違いがあります。
サマータイム期間中の現地時間でクイーンズランド州で午後8時だとすれば、ニューサウスウエールズ州では午後9時になり、サマータイムを実施していない期間であればクイーンズランド州で午後8時であればニューサウスウエールズ州でも午後8時になります。
サマータイムを実施している州
サマータイムを実施している州はこちらの4州と首都特別地域の計5ヶ所です。
ニューサウスウエールズ州(NSW)
首都特別地域(ACT)
ビクトリア州(VIC)
南オーストラリア州(SA)
タスマニア州(TAS)
サマータイムを実施していない州
サマータイムを実施していない州は、こちらの2州と1準州の計3か所になります。
ノーザンテリトリー準州(NT)
クイーンズランド州(QLD)
西オーストラリア州(WA)
海外・国内WiFiレンタルのFAST-Fi、国内大容量プラン【5GB/日】登場!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
年の半分がサマータイム期間であるシドニー。
毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日がサマータイム期間です。
3月に入ってから4月第一日曜日の間はシドニーの短い秋を感じますが、サマータイムが終わり気がつけば意外と寒い冬に突入です。
これからの季節を考え、もし持っていないのであればしっかりした防寒着を用意しておいた方が良いと思います。