こんばんは、シドニーマンです。
今のシドニー。大雨で大変です。夏の雰囲気全くありません。長引く大雨のお陰で日常に被害が出ています。
雨が降りすぎている

いつからこのような天気になってしまったのかもう覚えていません。
オーストラリア、シドニーの季節は現在夏のはずです。ですが毎日大雨が降り続いています。
小雨が降り続いているのであれば、”嗚呼、小雨”ですみました。
天気予報では晴天とあっても小雨はたまに降りすぐ止んだりするので(なのでシドニーの天気予報は思っているほど当てになりません。)、雨が降っていても傘をささない人が多いのをシドニーではよく見かけます。
ですが今のシドニーに起こっているこの大雨が続きすぎている天気は長年住んでいる私も味わったことがない事です。
服装が違う
季節がまだ夏のシドニー。太陽が燦々と照らしていて、ビーチではサーファーやのんびり時間を過ごしている人々が居て、街なかでも気温が高いため薄手の衣服を着ている人々しかいないはずなのに、厚手の長袖を着ている人や、その上に厚手のジャケットやジャンバーを着ている人が居ます。(流石にダウンジャケットを着ている人は見かけていません。)
服装が夏ではないです。
夏のシドニーは晴れた日が多いので気分も良いのですが、これでは気が滅入ってしまいます。
傘が手放せない
これだけ雨が降る日が続けば傘が大事です。手放せません。少々の雨が降っていても傘を持たない人を多く見かけるシドニーですら傘無しで歩いている人を見かけないくらいです。
実は、晴れていても急に小雨が降ったりするのがシドニーの天気です。シドニー市中心部タウンホール Townhall では晴れていても、ノースシドニー(タウンホール駅から電車ノースショアラインで3駅) North Sydney 周辺では雨が降っているなんてことはよくあることです。なので待ち合わせをタウンホールでしていて、友人がノースシドニーから来て、私がタウンホールにいる場合で、私は濡れていないが友人は傘を持っていなかったため濡れている、もしくは傘を持っている状態、、、なんてことは普通に有ることです。
それが今のシドニーいえ、ニューサウスウェールズ州(NSW)全域で大雨が降り続いています。
どこに行くにも傘無しでの移動は考えられないです。
レストラン側から見て
私は今も現役でシドニーにあるレストランで働いています。
こう大雨が降り続くとレストラン側の対応も変わってきます。
傘立てを余分に用意する
傘立ては一応お店にはあります。普段、雨が降ってもこれを置いていたとしても使う人、テーブルまで傘を持っていく人と様々です。がこれだけ大雨が振り続けば状況は違ってきます。
傘立てを2つ用意しました。
それでも傘立ては一杯になりますし、傘をテーブルまで持っていくお客様は当然います。
またディナー営業終了後の傘立てには何故か毎日多くの傘があります。
普段傘を使わないシドニーの人たちがやってしまう事です。
フロアー(床)が滑る
これだけ大雨が降り続けばテーブルまで傘を持っていくお客様がいてもおかしくないです。むしろ普通にいます。この行為自体に何ら不思議なことはないのですが、傘をテーブルまで持っていけば、その雫が床に流れます。少々の雨が床を濡したからといってもさほど気になりませんが皆さん雨に濡れていて、傘をテーブルまで持っていけばフロアー(床)がぬれすぎてしまいます。となるとスベるのです。
営業時に床を拭く作業を行わなければなりません。こういった作業は若いスタッフはやりたがりません。私の仕事です。
滑り止め用マット緊急購入
いくらレストランのフロアー(床)を拭いてもこの大雨。収まりません。そんな中でもレストランにはお客様が来てくれます。
有り難いことですが、お客様やスタッフがスベって怪我でもしたらオオゴトです。滑り止め用マットを幾つも緊急購入しました。

交通機関も麻痺
この大雨で交通機関も麻痺です。
時間通りに電車もバスも動いていません。機能していません。
毎日大変です。
電車もバスも普段乗る時間よりも2本も3本も早い便に乗っても遅刻は免れません。
職場のスタッフで電車で20分のサバーブに住んでいる子が居るのですが、この大雨で遅れてくる日が目立ちます。理由が理由なので注意しづらいのです。
朝はまだなんとかなると思います。電車が来ません。おくれました。。。。で済みますが、夜帰宅時でこれをやられるといつ家に帰れるか分かりません。何時に電車が来るかわからないため駅から動けないのです。
時間通りに来たくても来れない来ない電車。駅で待つしかないのです。
帰宅時間が1時間、2時間と遅くなります。こうなったら一体何時に帰宅できるのでしょうか?
毎日の出来事です。
川が氾濫
ニューサウスウェールズ州リッチモンド付近に流れるホークスベリー川 Hawkesbury River 周辺は川の水位がこの大雨で上がりすぎ氾濫しています。
こちらのサイト内にある動画で再生10秒頃の映像では川の水位が上がりすぎて道路が消えています。
警報や避難勧告
ホークスベリー川の水位が上がり氾濫が起きていることから洪水に対する警報や避難勧告が出ている地域があります。
こちらのサイトでは、何処のサバーブに警報や避難勧告が出ているか分かります。
学校も
この大雨で学校も100校以上が閉鎖されました。
こちらセブンニュース 7news のサイトにその学校が発表されています。
いつまで続く?
こちらの動画を見つけました。
今回の大雨の被害の一部が見れます。
各ローカルサイトや新聞でもこの大雨での被害を解説しています。
シドニー新聞業界最大手のシドニーモーニングヘラルド SMH でも記事になっています。

このabcの記事の中でニューサウスウェールズ州首相 Dominic Perrottete さんは、こう言っています。
the worst is yet to come.
最悪の事態はまだ来ていない
まだまだ被害が出ると思っていたほうがよい感じです。
こちらのサイトはシドニーの現在の天気や今後15日間の天気を教えてくれます。
このサイトによれば、3月12日(土曜日)まで毎日雨です。
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まとめ
誰がこのような天気になることを予想できたでしょうか?
今のシドニーは大雨による被害で様々な地域が多大なる被害を受けています。
ちなみに今回の大雨による被害はシドニーがあるニューサウスウェールズ州のみではないです。お隣の州クイーンズランド州(QLD)も被害を受けています。
この大雨の被害でクイーンズランド南東部の全ての学校は3月4日(金曜日)閉鎖です。