2022年1月のシドニー飲食業界。何が起こっている? Manpower Crisis in Sydney Hospitality Industry

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こんばんは、シドニーマンです。

新型コロナウイルス新規感染者数が昨年末から爆上がりしているシドニーです。

こちらのサイトで今のシドニー新型コロナウイルス新規感染者数がわかります。

COVID-19 in NSW - COVID-19 (Coronavirus)
Sources of COVID-19 diagnosed in NSW in last 24 hours, last 7 days and to date.

その中、毎日仕事(レストラン勤務)しているシドニーマンです。

さて今回はその新型コロナウイルス新規感染者数が爆上がりしている中で働いている私目線でシドニー飲食業界の内部事情を述べたいと思います。

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今までの流れ

何故?今も人手不足が続いているのか?それを理解する為にはロックダウンが初めて行われた2020年3月下旬頃まで遡ります。

2020年3月下旬に初めてのロックダウン行ったニューサウスウェールズ州。

その時から鎖国が始まっています。

コロナ対策の為オーストラリアに入国したくても出来ませんでした。それから約2年ちかく厳しい規制が敷かれ2021年12月中旬頃に入国に対してやっと規制が解かれた感じです。その間、大変多くの海外留学生やワーキングホリデービザの方達が母国へと帰国しました。当然です。

入国者が殆ど居なく、帰国者は沢山居る。

バランスが悪くなるのは見えています。そしてオーストラリア全土で海外留学生やワーキングホリデービザの方達がいる事で成り立っている仕事が沢山あります。

そのうちの一つに飲食業界 hospitality industry があります。

新型コロナウイルス COVID-19

誰もがこんなに長引くとは思っていません。

2021年12月中旬頃に国境は開きましたがシドニーで今起こっているこの現状、新型コロナウイルス新規感染者数異常に多い。

こんな中に誰が来ますか?

この騒動が落ち着くまでそれなりの数の入国者は望めません。

と言うことは、まだまだ人手不足は続くのです。

現在のシドニーにあるレストラン内部事情

海外留学生やワーキングホリデー方達の労働力をあてにしているシドニー飲食業界。上記のように国境が開いても入国者が大変少ないお陰で人手不足が蔓延しているシドニーです。

その為なんでもない普通の仕事を普通にこなすことすら人手不足の為大変難しいのです。

レストランの現場内では

私は今も現役でレストラン勤務しています。なのでコロナ発生前から今に至るまでのシドニー飲食業界を体感しています。

コロナ発生前は、普通に求人を出せば、選べれるほど応募が来ていました。しかし2020年3月下旬にロックダウンがあり鎖国の為新規入国者が大変少なく帰国者ばかり。今までと同じではスタッフを集めれませんでした。そうなってくると今までと違う形での求人を行わなければスタッフ確保が出来ません。私の場合は、ここで海外留学生やワーキングホリデー向けではなく現地大学生に向けて求人を行いました。頭数は揃うには揃いましたが育ちや環境、モノの考え方が違いすぎるので彼らを上手く扱う事に慣れるまで大変でした。(実務で時間に追われたり焦ることや急ぐ事に慣れていないのでマイページなのです。見ているこっちがイライラします。)

そして長引くコロナ禍。政府の救済措置もあり、彼らはそれを受け取れるので無理して仕事をしません。(コロナを理由にして堂々と休めますし。)2021年になってもコロナ騒動は収まりません。ロックダウンが延長、再延長等で3ヶ月以上続きました。この頃も州政府からの救済措置があり、皆さんお休みしました。(私もこの時の救済措置は受け取れたのですが皆さんお休みし仕事をせざる負えない状況で、収入があると受け取れる金額が違っていました。結果受け取れませんでした。)

それでもそんな人達でも今は必要なのです。

どう見ても飲食業界似合わない人達でも何とかなだめて働いてもらうしかないのです。

急ごうとしない。

お客様がご来店してもマイペース。

重いものを持とうとしない。

めんどくさい仕事や気に入らない仕事はやらない。

チョットでも急がせるとめちゃくちゃミスする。

一緒に働いているコッチが壊れそうになる。

これは何も私が働かせて頂いてるレストランだけに起こっている出来事ではありません。何年もシドニーにいる私です。同業者の知り合いも沢山います。皆さん同じ事を言ってます。

このように難しい子や仕事が合わない子達と一緒に仕事をしていれば、仕事が判るスタッフばかりにしわ寄せが寄るのは当然です。なので休憩時間がなくなったり、普段よりも夜遅くまで残って仕事をする羽目になります。それでも追いつかなければ公休が消えていきます。

コロナ陽性反応

ニューサウスウェールズ州内コロナウイルス新規感染者数が爆上がりです。

誰が感染してもおかしくありません。

なので私や私の周り、職場のスタッフやその友達に家族。誰かが感染します。

家族の一人から陽性反応が出ました。

友達が感染していたようです。

こう言われると、

PCR テストを受け結果が出るまで自宅隔離

こう言うしかありません。

今のシドニーには沢山あるPCRテスト検査場ですがどこも長蛇の列です。検査場におしよせている人が多すぎるのです。これも新型コロナウイルス新規感染者数が爆上がりした結果です。検査場についてもさんざん待たされます。そして普段よりも結果が来るのに時間が掛かります。(私はこの結果が出るのに時間が掛かりすぎることも人手不足が原因なのでは?と感じております。)

なのでその日急にこの手の連絡がスタッフから入ってくると自分が休みの場合は出勤です。

私が出勤している日であれば他のスタッフに連絡。しかし連絡がついて来てくれるケースの方が少ないのです。(なんで私から連絡が来るのか?その理由を知っているからです。)

連絡がつかない場合の方が多いのです。そうなるといつもより一人ふたり少ないスタッフでレストラン営業。

朝からこれだと昼休憩はありません。ランチ営業が終わってディナー営業が始まるまでのその時間に仕込み、自分の仕事を済ませないとディナー営業に支障をきたします。

しかし、この程度で済めばよいですが、人手不足にコロナ陽性被害。このダブルパンチは防げれません。

こうなるとレストラン営業どころではなくなります。やむを得ず臨時休業しなければならない場合が出てきます。

年末からの新型コロナウイルス新規感染者数爆上がりで臨時休業するレストラン続出です。

臨時休業するのはレストランだけではありません。カフェも同じです。

コロナ感染者もしくは濃厚接触者に該当するスタッフが先に述べた様なアテにできない、仕事に向いていないのであれば現場はそこまでシンドく無いです。ですが該当するスタッフが頑張ってる子であったり責任者であれば大打撃です。

関連業者の皆さんも

この状況は何もカフェやレストランだけではありません。どの業界にも当てはまります。(この記事が飲食業界にスポットを当てているので他の業界は大丈夫と思っているかもしれませんが皆さん同じでとても大変な思いでそれぞれ仕事しています。)

そして関連業者にも同じ事が当てはまります。

卸業者であれば人手不足の為、営業マンが朝から配達。それが終わって自分の仕事。なれない仕事をするので配達ミスなんて当たり前、少々の欠品、品間違いごときは普通に起こっています。午前中配達予定の品が午後に連絡が来て配達されるのが夕方以降なんてこともあります。

まとめ

長引きすぎている新型コロナウイルス災害。

正直ロックダウンよりも規制が無い分、今の時期この状況を理解していない人たちのタチの悪さが目立ちます。

救いは天気が良すぎる日が少ない事です。オーストラリアの季節は夏。この時期はブッシュファイヤー Bushfire(山火事)が起こります。

新型コロナウイルスがやってくる数ヶ月前の2019年8月頃から2020年2月頃までは、このブッシュファイヤーで壊滅的な被害が出ていたシドニーです。

山火事の中、野生のコアラを助け出す映像を何処かで見たことがあると思いますがあれがこれにあたります。

Koala rescued from deadly Australian bush fires

コロナ禍で人手不足。

もしここに天気の良すぎる日が続けばブッシュファイヤー始まります。

考えただけでもカオスです。