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日本とどれだけ違う?シドニー夏のお正月の様子。 How different New Year situation from Japan and Sydney?

※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんばんは、シドニーマンです。

1月は新年の始まり。それは日本でもシドニーでも世界中どこでも同じです。

大きな違いがあるとすれば季節です。

北半球にある日本では1月の季節は冬になりますがオーストラリアは南半球にあります。季節は北半球の逆になる為夏になります。

シドニーは夏のお正月、暑い新年を迎える訳です。

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新年の始まりが夏

オーストラリアは南半球にあるため北半球とは季節が逆になります。

つまり、北半球で季節が夏のときは南半球の季節は冬です。北半球の季節が冬のときは南半球の季節は夏になります。

ですので北半球にある日本の1月は季節が冬。季節が冬に新年を迎えるわけですが、南半球にあるオーストラリアでは季節が夏になります。

季節は夏で新年を迎えるわけです。

だいぶ慣れましたが夏の年明け、新年の始まりは不思議な感じです。

夏のお正月

年が明け新年を迎え、日本だとおせち料理やお雑煮を食べお正月気分に浸ります。

オーストラリア、シドニーではどうでしょうか?

シドニーでも新年を迎えた元旦は特別な日で、祝日(パブリックホリデー Public Holiday )になっていますが、オーストラリアには日本の様におせち料理やお雑煮などのお正月を楽しむ文化はありません。子供達が楽しみにしているお年玉もありません。

オーストラリア、シドニーの人達にとって元旦は新年を迎えた初日または、大晦日(New Year Eve )でハジけた自分をいたわる日という感覚だそうです。 過ごし方としては、普段の祝日とあまり変わらない感じです。季節が夏なのでビーチに行ったり、ピクニックに行ったり、日帰り旅行をしたり、庭やキャンプ場、近場のビーチでバーベキューを家族や親しい友人たちと楽しんだりして過ごします。

ユックリのんびりして過ごす人が多いです。

シドニーの仕事始め

日本では正月三が日はお正月ムードが漂い多くの仕事はおやすみです。

ですがオーストラリア、シドニーでの新年ムードは、大晦日から元旦にかけて行われるカウントダウン年越し花火で盛り上がり、年明けと共に落ち着いてしまいます。曜日によっては1月2日から皆さん、仕事に戻ったりいつも通りに近い生活を再開します。

これは日本ではまず味わうことが無い不思議な感覚です。これもオーストラリア、シドニーならではのこと。

オーストラリア、シドニーのこの時期の休み

私がいた頃の日本であれば、12月27日前後に仕事納めを行い1月3日まで正月休みだったのを覚えています。

この時期の日本での過ごし方は、年末には紅白を見たり、各民放テレビの年末スペシャルを見たり、年越しそばを食べたり、初日の出を拝みに行ったり、田舎に帰省したり、海外旅行に行くなど、日本ならではの年末からお正月にかけての過ごし方があります。

しかしオーストラリアには、そもそもお正月休みというものがありません。

仕事によって12月31日まで働いている人達もいます。さすがに元旦だけは皆さん休まれるようですが1月2日が平日であれば普通に働き始めます。

オーストラリアでは、正月休みと言うよりも、クリスマスホリデーと言ったほうがしっくりきます。

シドニーでは、学校の学期が12月中旬頃に終わります。それから子供たちはスクールホリデーに入ります。このスクールホリデー、いわゆる夏休みになります。夏休みは日本でも長いです。そこの部分はシドニーも同じで1月いっぱいまでこの夏休みが有るのが普通です。新学期が1月下旬もしくは2月からの学校がほとんどです。なのでお子様を持つ親達もこの長い子供のクリスマスホリデーに合わせてクリスマス休暇を取ろうとします。早い人では12月中旬頃から、遅くても12月25日前後から一斉にホリデー(休暇)に入ります。多くの人達がホリデー(休暇)に入るので、特にオフィス関係の仕事はクリスマス前後から年明けまで閉めてる所が多いです。

私もシドニー飲食業界に長年従事していますが、サバーブ(郊外)で営業しているレストランほど、この時期、クリスマスホリデーを取ります。

私の解釈として、このクリスマスホリデーが、日本でいうお正月休みにあたるのではないかと思います。

*ちなみにわたしが今お世話になっているレストランは、毎年クリスマス、ボクシングデー、大晦日、正月三が日は閉めます。

この時期の注意すべき事

夏に新年を迎えるシドニー。

仕事納めが無かったり、仕事によってはクリスマス前後から年明けまでしっかりクリスマスホリデー取ることが普通のシドニー。

そんなこの時期のシドニーです。いくつか注意すべき事があります。

行政機関が閉まる

多くの行政機関、オフィス関係の仕事はクリスマスホリデーとしてクリスマス前後から年明けまで休みます。

と言うことは、この時期に行政機関にお世話になるような事は行わないほうが良いのです。

修理も大変

オフィス関係の仕事がクリスマス前後から年明けまで行われないという事は、もし何かあって水道、電気の修理、カギの修理等、何らかの修理が必要になった場合大変です。オフィス関係が閉まっているので修理業者に直接依頼しなければなりません。修理業者もこの時期閉めているところが多く、営業していても特別割高料金を請求されます。

GP(一般医)

GP(一般医)も大晦日、元旦は閉めているところが多いです。なのでこの時期怪我や体調不良を起こすと大きな病院に行かなければならない事になりバカ高い診察料や治療費を払う羽目になります。体調管理はしっかりしておきましょう。

また日差しも強く熱中症を起こすかもしれません。外出の際は日焼け止め対策と水分補給はこまめに行ってください。

シドニーの四季

南半球にあるオーストラリア。その最大都市であるシドニーがあるニューサウスウェールズ州の四季はどうなっているのでしょうか?

春 

春は9月から11月になります。

この時期、日中を半袖で過ごす人を見受けられますが、日本人からすれば9月は半袖ではまだ肌寒いかもしれません。11月くらいになってやっと日中はだいぶ温かくなってきます。それでも朝晩は冷えますので、防寒着はまだ必要です。

夏 

12月から2月になります。

シドニーの夏は空気が乾燥している分、晴天が続けば日差しの強さに参ってしまいます。天気が良い日は当然ですが曇っていても日焼け止め対策は忘れずにしてください。

この時期は、日焼け止め、サングラス、帽子は必需品です。

晴天では無い日ですと暑さは感じますが思っている以上に過ごしやすいです。

天気によっては半そででは肌寒く感じる日もあるかもしれませんし、映画館やオフィス等のエアコンが効いている室内だと肌寒く感じたりしますので、ジャケットや薄手の上着を常備して置くほうが体調管理をしやすいです。

3月から5月になります。

日中はカラッとしていて旅行には良い季節です。それでも日中は肌寒く感じる日がありますので長袖のモノや上着を用意しておくと良いかと思います。また朝晩は冷えてきますので、温度差には気を付けておいてください。

6月から8月になります。

シドニーの冬で一番寒さを感じるのは7月になります。

思っている以上に寒さを感じるので厚手のコートやマフラーなどが必要です。初めてシドニーの冬を味わうひとたちはこぞって、

“こんなにシドニーの冬は寒いの?”

“冬モノ持ってきてない”

と言って慌てて冬モノを購入する羽目に陥ってます。他の季節に比べてグッと冷えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

季節が冬で新年を迎える日本と季節が夏で新年を迎えるシドニー。

文化、風習や感覚が違って当然です。

お正月の過ごし方にしても日本とシドニー、国も違うし季節も違う。どちらもそれぞれで色々な文化や風習があります。

日本の冬の年明けは、風情があり趣があり年が明けたことが染みてくると思いますが、シドニーでは仕事によってクリスマス前後から年明けまでホリデー(休暇)を堂々と取ることができます。

シドニーにはシドニーらしいシドニーならではの夏のお正月の過ごし方があります。またオーストラリアは国土が広いので州によっても様々で違いがあると思います。

そういった文化を体験出来るのも、海外に住んでいる醍醐味の一つではないでしょうか。