こんばんは、シドニーマンです。
シドニーの季節は9月から暦の上では春になります。お陰で8月の今の時期でも日中は日々暖かくなっていくのを感じます。半袖の人をチラホラ見るようになりました。暖かいのはありがたいことです。
そうこうしているうちに季節は移り変わり夏がやってきます。シドニーの夏は日差しもきつく日も長いのが特徴です。今の時間設定だと午後9時ごろまで明るいのです。ですので、ニューサウスウエールズ州はデイライトセービング(Daylight Saving 日本人の間ではサマータイムと呼ばれています。)を導入しています。
そのサマータイム Daylight Saving(デイライトセービング)ですが、2021年は10月3日(日曜日)に開始されます。
サマータイム Daylight Savingとは

ニューサウスウェールズ州が導入している夏時間制度の事です。
シドニーの夏の時期、 毎年約半年ごと時間の設定が変わります。
このサマータイムを導入している理由としては、夏季(毎年10月頃から4月頃まで)は日が長くなり、日の出が早くなり日の入りが遅くなるためです。
オーストラリアでは、シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)以外に、
首都キャンベラがあるオーストラリアンキャピタルテリトリー(ACT)、
メルボルンがあるビクトリア州(VIC)、
アデレードがあるサウスオーストラリア州(SA)、
そしてホバートがあるタスマニア州(TAS)
も毎年夏季(10~4月)にサマータイム(Daylight Saving)夏時間制度を導入しています。
他の州、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州(QLD)、パースがあるウエスタンオーストラリア州(WA)、ダーウィンがあるノーザンテリトリー(NT)はサマータイム(Daylight Saving)夏時間の導入をしていません。
これによりオーストラリア国内の時差が変わってきます。
サマータイムが開始されれば、シドニー現地時間が現在の時間設定より1時間早まり日本との時差が現行の1時間からサマータイム時間に合わせた2時間に変わります。ですがこれにはすぐに慣れます。
英語ではデイライトセービング(Daylight saving、単略語でDLSとも表記されます。)といい、オーストラリアだけでなく世界の70カ国以上で導入されています。
そしてオーストラリアは、サマータイム(Daylight Saving)の開始日と終了日が、その年毎に変わります。
2021年デイライトセービングはいつから?
2021年、サマータイム(デイライトセービング Daylight Saving)が始まる日は、10月3日(日曜日)です。
2021年は10月3日(日曜日)午前2時になれば時間が1時間進み午前3時になります。
現行の時間設定からサマータイムに時間が変わります。
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サマータイム Daylight Saving で注意したいことは

サマータイム開始日で注意しなければならない事は幾つかあります。
- サマータイム(Daylight Saving)開始日の朝
- 時計の確認
- 日差しの強さ
- ブッシュファイヤー Bush Fire
です。
サマータイム(Daylight Saving)開始日の朝
サマータイム(Daylight Saving)は2021年10月3日(日曜日)午前2時が午前3時に変わるため普通に生活していれば寝ている時間帯です。朝起きた時にはサマータイム(Daylight Saving)が始まっています。その日(10月3日)の朝は前日よりも1時間早く起きなければなりません。この日は睡眠時間が1時間短くなると捉えてください。
理由は日が変わり午前2時になるとサマータイム時間(Daylight Saving)になります。その瞬間午前2時が午前3時になります。毎朝7時に起きているとして朝前日と同じ様に起きてしまえば、サマータイムが始まっています。前日の朝7時がこの日から朝8時になります。
朝起きた時には1時間進んでいる(ズレている)状態に既になっていますので注意してください。
時計の確認
サマータイムが始まる時間帯が夜中の2時から3時です。どうやって時計を合わせるのでしょうか?
一昔前の目覚まし時計やただの電子時計だとサマータイムの設定自体が無くその設定を自分で行わなければならないため、寝る前に時間を1時間進ませなければならなかったですが(そうしないと起きた時には、サマータイムに時間設定が変わっているため目覚まし時計やただの電子時計ではいつもの時間でもサマータイムでは1時間進んでいる状態になっているからです。)、今の携帯電話やパソコンはその機能を標準装備しています。時間をシドニー現地時間に設定しているのであれば自分で何か設定を直さなくても良いはずです。勝手にサマータイム時間にしてくれます。
日差しの強さ
夏が本格的に始まることを意味するサマータイム(Daylight Saving)。夏を迎えることになりますので日差しも他の季節以上に強くなってきます。オーストラリアの夏の日差しは強いです。気がつけばシミが出来てしまいます。シミ予防対策を忘れずにしておきましょう。
ブッシュファイヤー Bush Fire
ブッシュファイヤー (Bush Fire)とは、山火事の事です。
オーストラリアでは夏の空気が乾燥しすぎているので、このブッシュファイヤー(Bush Fire)が起こります。
ブッシュファイヤー(Bush Fire 山火事)が起こる原因は、ユーカリの葉が燃えることです。(コアラが食べることで知られていますが、種類が違います。)山の至る所に生えてあるユーカリの葉が夏の時期、気温が上がりすぎて自然発火してしまうのです。このユーカリの葉が燃える原因として、”テルペン”と呼ばれる成分が挙げられます。テルペンは引火性物質なので、高温による自然発火や落雷などで発火すると言われています。
ですので、気温が高くなりやすく乾燥しているオーストラリアの夏の時期(10月ごろから3月ごろ)がブッシュファイヤーが起こりやすい時期と言われております。
シドニー近辺のブッシュファイヤー(Bush Fire)情報は、こちらから。
サマータイム(Daylight Saving)はいつ終わる?

2021年10月3日(日曜日)から始まるサマータイム(Daylight Saving)。
それはいつ終わるのでしょうか?
シドニーの夏季は10月頃から4月頃と言われています。この期間サマータイムが適用されてます。
夏季が終わる頃である毎年4月頃に終わります。
2022年4月3日(日曜日)
この日に2021年10月3日(日曜日)から始まるサマータイム(Daylight Saving)は終わる予定です。
2022年4月3日(日曜日)の午前3時が午前2時になります。サマータイムが始まるときは時間を1時間進ませたのに対して、この時は時間が1時間戻ります。
開始日と逆で時間が1時間戻るので睡眠時間が1時間余分に取れます。
次はいつ始まる?

では2022年4月3日(日曜日)に終わる予定のサマータイム(Daylight Saving)ですが、その次はいつ始まるのでしょうか?
それは、
2022年10月2日(日曜日)
です。
毎年10月頃から4月頃にかけてシドニーは夏季に入ります。
毎年この時期サマータイムは訪れます。
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いかがでしたでしょうか?
2021年も残り4ヶ月弱です。シドニーはコロナ過で規制やロックダウンに振り回されていますが、時間は止まってくれません。季節は移り変わり時間は過ぎていきます。
サマータイム(Daylight Saving)はやってきます。
2021年サマータイム(Daylight Saving デイライトセービング)が始まる日は10月3日(日曜日)です。この日の朝は必ず時間を確認してください。
私の中ではサマータイムが始まれば季節は夏。
強い日差しと共にブッシュファイアーの季節でもあると捉えています。
シドニーの夏の強い日差しに負けないよう予防をしっかりして、シドニーの夏を楽しみましょう。
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と、普段であればここで終わりますが、今はコロナ過、シドニーがあるニューサウスウェールズ州は一部を除いて9月30日(木曜日)までロックダウンです。
正しい規制情報をニューサウスウェールズ州政府サイトから確認して行動してください。
