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COVID-19 Vaccines 2021年2月下旬よりオーストラリア全土で新型コロナウイルスワクチン接種、始まっています。

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こんばんは、シドニーマンです。

オーストラリアでは全土で2月22日(月曜日)より、新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されました。

私も現在オーストラリア国内(シドニー)に居ます。

ですので、どのような経緯でこのワクチンを接種できるのか、どこで接種できるのか、どんな副作用があるのかなど、今後の展開がとても気になるところです。

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オーストラリアのワクチン事情

オーストラリア政府は、オーストラリア国内に居る全ての人々に無料でこのワクチンを提供すると示しております。

これは、オーストラリア国民や永住者などのメディケアカードを所持している人たちだけではなく、移民、難民、学生ビザの方やワーキングホリデーの方などビザ関係なく誰もがこのワクチンを無料で受けることが出来ると公表しています。

ワクチン接種は強制ではなく任意

オーストラリアではCOVID-19ワクチン接種は任意です。

個人の意思によりワクチンを接種するしないを決定できます。

ワクチン接種を受けなかったとしても、個人であればそれだけの事で済みます。家族持ちであれば現在も受給しているであろうFamily Tax Benefit やChild Care Rebatesといった受給資格に影響が出ることはありません。

オーストラリアが公式にCOVID-19 新型コロナウイルスワクチンについて日本語でアニメーション説明をしてくれてます。

https://www.health.gov.au/resources/publications/covid-19-vaccines-animation-in-japanese

ワクチン接種するためには

オーストラリアでは2021年2月下旬にあたる22日(月曜日)からCOVID-19ワクチン接種を行っています。

そのワクチン接種するために人々を5段階(Phase,フェーズ)のグループに分けて対応しています。

その順番ですが、

Phase 1a(フェーズ 1a )

  • 検疫・出入国管理職員
  • 最前線医療従事者
  • 高齢者・身障者介護職員、入居者

*高齢者・身障者介護施設で定期的にボランティアを行っている方たちもこのフェーズに入ります。

Phase 1b (フェーズ 1b)

  • 70歳以上の方
  • Phase 1 a (フェーズ1a)以外の医療従事者
  • アボリジニ・トーレス海峡諸島人の成人
  • 既往症がある方(身体障碍者を含む)
  • 危険度の高い重要業務(国防、警察、消防、災害対策、食肉処理等)に従事している方

Phase 2a(フェーズ 2a)

  • 50歳以上
  • アボリジニおよびトーレス海峡諸島人の成人へのワクチン接種継続
  • その他の重要・高リスク業務従事者

Phase 2b(フェーズ 2b)

  • フェーズ1a,1b,2a以外の成人
  • これまでのフェーズの対象者で未接種の方

Phase 3 (フェーズ3)

  • 未成年者(推奨される場合)

自分が、どこのフェーズ(Phase)に属するか確認しておきましょう。それにより接種時期が違ってきます。

私の場合は、年齢が50歳になっていないので(アラフィフですが。)、フェーズ1aでもフェーズ1bでもフェーズ2aでもフェーズ3でもないのでフェーズ2bになります。

フェーズ2bのコロナワクチン接種時期は今年の中旬以降です。なので何も起きず順当に行けば私は2021 年中旬以降にコロナワクチンを接種できることになります。

新型コロナウイルスワクチンはどこで接種できる?

COVID-19ワクチン | Australian Government Department of Health

オーストラリアは新型コロナウイルス用ワクチンをファイザー製、アストラゼネカ製、ノババッグ製の3種類確保していて、現在ファイザー製、アストラゼネカ製の2種類は承認が下りています。もう一つのノババッグ製のワクチンは臨床試験中とのことです。

そして、シドニーがあるニューサウスウェールズ州では下記の病院(3箇所)でファイザー製ワクチンの接種が開始されています。

Vaccinations begin at Sydney's royal Prince Alfred hospital
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9News - Latest news and headlines from Australia and the world
Latest news and headlines from Australia and the world

Covid Vaccine | Liverpool Heart and Chest Hospital

ちなみに他州では、

メルボルンのあるビクトリア州VICでは4か所。

Monash Medical Centre Clayton

Sunshine Hospital

Austin Health

University Hospital Geelong

ブリスベンのあるクイーンズランド州QLDでは3か所。

Gold Coast University Hospital

Cairns Hospital

Princess Alexandra Hospital

アデレードがあるサウスオーストラリア州SAでは2か所。

Royal Adelaide Hospital

Flinders Medical Centre

パースがあるウエスタンオーストラリア州WAでは1箇所

Perth Children’s Hospital

タスマニアがあるタスマニア州TASでは、1箇所

Royal Hobart Hospital

首都キャンベラがあるACTでは1箇所

The Canberra Hospital

ダーウィンがあるノーザンテリトリー州NTでは1箇所

Royal Darwin Hospital

オーストラリア全土でワクチン接種が行われているのがわかります。

※フェーズ1(Phase 1)で使用されるファイザー製のワクチンは零下70度前後での超低温管理が必要とされているので特別施設が設けてある大きな病院での管理又はワクチン接種になりますが、アストラゼネカ製ワクチンやノババック製ワクチンは冷蔵保存が可能であるため、フェーズ2以降で使用予定となっております。場所は、一般開業医・特定の要件を満たす一般診療所であるGPであったり、アボリジニ管理地域医療サービス、また国営の予防接種クリニックでの接種予定です。

フェーズ2以降シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)のどのサバーブでワクチン接種できるか、こちらのサイトで確認できます。

自分の番はいつ?

新型コロナウイルスワクチンの接種が始まっているオーストラリア。うれしい限りですが、自分はどこのフェーズに分類されているのか?どうやったら自分の順番が分かるのか?知りたいところです。

オーストラリアはフェーズ1a,2aなど上記のようにワクチン接種の為に人々をグループ分けして対応しています。

では自分自身はどこのフェーズに属するのか?

こちらのサイトで自分がどこのフェーズ(Phase)に属しているか、確認できます。

Find a health service
Use the healthdirect Service Finder to locate your nearest health services in any part of Australia, such as GPs, hospitals, dentists, psychologists, hospitals,...

ちなみに私も確認してみましたが、フェーズ2bに属しており2021年中旬以降に接種可能と判断されました。

しっか自分のフェーズ(Phase)を確認しておきましょう。

ワクチンは何回摂取する?

オーストラリアではファイザー製、アストラゼネカ製、ノババッグ製のワクチンを用意しています。

このいずれのワクチンも2回接種しなければなりません。

ファイザーワクチンは3週間の間隔で、アストラゼネカワクチンは4~12週間の間隔で2回目を受けないといけません。ワクチンによって2回目の接種時期が違います。

このあたりの通知については、オーストラリア保健当局から連絡が来るようになっています。

アナフィラキシー(アレルギー反応)などの副作用

新型コロナウイルスワクチンは人類にとってとても大切なモノです。しかしこのワクチンに限らずどのワクチンを接種してもアナフィラキシー(アレルギー反応)が出ることは理解していた方が良いと思います。

ワクチンはあくまでもワクチンです。万能薬ではないことを認識しておきましょう。

副作用として、注射後の痒みや発熱、筋肉痛などがあります。

どうしても気になるのであれば摂取前に医師に相談してみましょう。

世界各地のワクチン接種事情

オーストラリアでは、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっていますが、日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっています。実はすでに世界では海外領土、地域を含めると131カ国、地域でワクチン接種が始まっています。

イスラエルでは、新型コロナウイルスワクチン接種開始一か月後にはイスラエルの人口(900万人)の約3分の1が少なくとも1回目の予防接種を受けていて、これは世界で最も早いワクチン接種スピードの様です。

2020年12月上旬からワクチン接種が始まっているイギリスでも先月28日までに人口の約3割に当たる2008万人が1回目のワクチン接種が終了したと発表しています。

こちらのサイトでは、世界のコロナワクチン接種をチャートで見れます。

こうしてみると世界中で新型コロナウイルスワクチン接種が始まっているのがわかります。

しかし、イタリアではオーストラリア向けのアストラゼネカ製コロナワクチンの輸出を阻止する動きがあります。

オーストラリアの新型コロナウイルスワクチン最新情報はここから

新型コロナウイルスの状況はいつも変わることを念頭に置いておいてください。ですので最新情報を確認するようにしましょう。

新型コロナウイルスワクチン接種に関するお問い合わせや相談は、こちらのナショナル・コロナウイルス・ヘルプラインへ、

コロナワクチン接種に関するお問い合わせ・相談窓口

  • ナショナル・コロナウイルス・ヘルプライン:1800 020 080
  • 通訳が必要な場合:131 450

また、コロナワクチン最新情報は、こちらから


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まとめ

オーストラリアだけでなく、世界中で新型コロナウイルスワクチン接種が始まっています。

これらが要因になっているのかわかりませんが、3月8日(月曜日)からニューサウスウェールズ州(NSW)では、学校への規制が緩和されました。

学校は今後もハンドサニタイザーや清掃の強化で運営されることが大前提で、

ソーシャルディスタンス、COVIDセーフを心掛けることを念頭に保護者は学校の敷地内に入ることが出来るようになりました。
学校のスポーツイベントに保護者も参加することが出来るようになりました。
各会場での制限やルールを守ることを前提に、ダンスクラスやイベントも可能になりました。

シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)は、有り難いことに新型コロナウイルスを抑えていると思いますし、コロナワクチン接種も進んでいる様に思えますが、オーストラリア全体として見ればコロナワクチン接種のスピードが想定していた状況よりも遅れているとの見解が出ています。

どちらにせよ、私たちがコロナワクチン接種するまでにはもう少し時間がかかるような気がします。