こんばんは、シドニーマンです。
この時期クリスマスから年末にかけて再度新型コロナウイルス(COVID-19)の被害が出ているシドニーです。
特にノーザンビーチ地区(Northern Beaches)は12月23日水曜日深夜までのロックダウンの規制を更に細かくし26日土曜日まで延長しました。
ノーザンビーチ地区はロックダウン再延長
ノーザンビーチ地区(Northern Beaches)は、始め12月18日から20日の期間ロックダウンをしました。その後期間を延長し23日深夜まで。そして25日(金曜日)クリスマス、26日(土曜日)ボクシングデーと再延長しました。
そのお陰でこの地区の2020年今年のクリスマス、ボクシングデーは例年とは違うモノになってしまいました。
区分けされたノーザンビーチ地区
ノーザンビーチ地区が今回のロックダウンで規制の違いから北区と南区に区分けされました。
例えば、
北区であれば、このロックダウン期間中、ノーザンビーチ地区以外からの訪問者は子供を含め一箇所に一度に5人まで。ノーザンビーチ地区北区の住人は北区からは出ては行けない。
南区であれば、このロックダウン期間中、ノーザンビーチ地区以外からの訪問者は子供を含めず一箇所に一度に10人まで。ノーザンビーチ地区北区からは呼んでは行けない。
等。凄く細かい指示が出ていました。
ノーザンビーチ地区北区 Northern Beaches Northern Zone
パームビーチ(Palm Beach)、アバロンビーチ(Avalon Beach)、モナベール(Mona Vale)等
ノーザンビーチ地区南区 Northern Beaches Southern Zone
テリーヒルズ(Terry Hills)、フレンチフォレスト(French Forest)、ディーワイ(Dee Why)、マンリー(Manly)等です。
実は地図で調べてもらえればお分かり頂けるかと思いますが北区の方が狭い地区となっています。これは北区の方が新型コロナウイルスの規制を厳しくしている事を意味しています。
他のサバーブ(地区)は
新型コロナウイルスはウイルス、細菌です。ノーザンビーチ地区だけに留まってくれません。
どんなに人間が防ごうとも難しいです。拡散していきます。
他のサバーブ(地区)でも当然ですが感染者が現れます。
下のサバーブは、拡散した一部です。
アレキサンドリア Alexandria
オーバーン Auburn
べローラ Berowra
ブラックタウン BlackTown
ダブルベイ Double Bay
ニュートラルベイ Neutral Bay
パディントン Paddington
シドニーのホットスポットは?

もう広範囲に渡ってホットスポットが公表されました。
12月27日(日曜日)以降は?
2020年12月27日(日曜日)以降もノーザンビーチ地区のロックダウンが解除されたわけではありません。細かいルールをもとに新型コロナウイルス(Covid-19)を抑えようとしています。
この27日(日曜日)からのルールも2020年12月30日(水曜日)までの期間のルールになっています。
その一部です。
食べ物を買いに行くためとか必要なものを買いに行く以外はstay home
献血には行ける
12月10日(木曜日)12:01amから12月19日(土曜日))5:02pmの間ノーザンビーチ地区に居た人もしくは住んでいる人はstay home
12月10日(木曜日)以降にノーザンビーチ地区を離れた場合はそれから14日間、今回のノーザンビーチ地区に適用されている規制に従う必要がある
等、2020年3月、4月のシドニーロックダウン時と同じような規制が定められています。
詳しくはこちらをご覧ください。

シドニー市内は?
私が調べたところ、シドニー市内の中でもいろんな意味で差があるようです。
シドニー市内中心部チャイナタウン辺りは、今回のノーザンビーチ地区ロックダウンの被害を受けています。
このあたりのレストランは売り上げが例年と比べて半分ほどになっているところが出てきたり、チャイナタウンエリアに人が居るのは居ますが見てわかるほど少ないようです。
そうかと思えば、オペラハウスの対岸地区のロックス辺りはこのクリスマスから年明けにかけての時期、例年通り各レストランは予約でいっぱいになっており、それなりに賑わっているとのこと。
ロックスはオペラハウスがあるサーキュラーキーの近くです。そしてサーキュラーキーにはシドニー湾やパラマタ川を行き来するフェリー乗り場があります。なのでマンリーに行けるフェリー乗り場もあります。そのマンリーはノーザンビーチ地区内です。今そのフェリーが運行しているかはわかりませんが、気になります。
オペラハウスを見ながら優雅な食事と共に今年1年を振り返るのはとても良い事だと思いますが、幾ら予約して優雅な食事を楽しんでも新型コロナウイルスに感染しては元も子もないと思うのですが、それでも予約が埋まっている事から外食を楽しみたいように感じます。
今回のノーザンビーチ地区ロックダウンへの人々の関心度と行動が出ているように感じます。
まとめ
毎年この時期はクリスマスを家族と一緒に過ごし家族ならではの時間を楽しんだり、ボクシングデーでセールを楽しんだり、レストランでこの時期ならではの特別メニューを楽しんだり、クリスマスから年明けにかけてのイベントで楽しんだりと本当にこの時期ならではの楽しみ方があるシドニー夏のクリスマスなのですが、今年は新型コロナウイルスのおかげで台無し状態です。
ロックダウンする地区は出てくる。
その余波でホットスポットが増えてくる。
と散々です。
そんな中、ニューイヤーイブカウントダウン花火は行う形で進んでいるとの事です。