こんにちは、シドニーマンです。

今年もシドニーに夏がやってきました。
特に2020年11月28日(土曜)と29日(日曜)は、日差し強すぎオーストラリアの夏日でした。
この強い日差しがあるという事は夏の風物詩、ブッシュファイヤー(Bushfire 山火事)が始まりだす事を意味しています。
ブッシュファイヤー(bushfire )とは
ブッシュファイヤー(bushfire)とは、山火事です。
毎年、10月前後から3月ごろ、オーストラリアの春先から夏の間、気温が高くなる季節に発生すると言われています。オーストラリアの空気は乾燥しているので、火がつけば燃え広がりやすいのです。
2019 年のブッシュファイヤーの様子は?
2019 年のブッシュファイヤーは、ここ数年に無いくらいの大規模な山火事でした。
コアラ、カンガルーやウォンバット等の野生動物が3億匹以上絶命したとか、ブッシュファイヤーで燃えた総面積がヨーロッパにあるデンマークとほぼ同じ大きさだったとか。シドニー市がブッシュファイヤーの灰で街中灰色になったとか。カラッとした夏のオーストラリアのイメージを覆すほど世界中で大騒ぎになりました。
こちらの記事は昨年2019年11月のシドニーのブッシュファイアーの様子です。
ブッシュファイヤーサバイバルプラン(bushfire survival plan)とは?
ブッシュファイヤーサバイバルプラン(bushfire survival plan)とは、ブッシュファイヤー(山火事)が発生した場合、
私達は事前にどのような準備をしておくべきなのか。
どこへどのように避難するのか。
大切な家族とどのように行動するべきなのか。
家、ペットなどはどうするのか。
など大切な事をブッシュファイヤー(山火事)の緊急時にパニックに陥いらずに落ち着いて行動できるよう、事前に各自で決めておくようオーストラリア政府が推奨しているものです。
日本に居るのであれば、住んでいる県、市または町や村から、「ここに避難しましょう」と避難場所の説明があったり、「この地域ではこうしていきましょう」といったその土地に合った”決まり”のようなものを教えてもらえます。場合によっては町内放送などがあって避難指示など緊急事態への対策があったりしますが、オーストラリアでは、ブッシュファイヤーサバイバルプランから解るように各個人で対策を練っておかないといけません。
以前にブッシュファイヤー(bushfire)の被害にあったエリアや森林近郊に現在滞在している又は生活している方や、交通アクセスに不便な郊外もしくは森林エリアにいる方などは、このブッシュファイヤーサバイバルプランを活用して避難プランや事前確認をしっかりおいてください。いざという時に備えましょう。
こちらのサイトから、自分でプランを作成することができます。
対処法などがPDF版でまとめられております。記入する必要はないので、ひと通り目を通しておくだけでも、どんなことをプランしていけばいいのかイメージしやすいです。
去年のブッシュファイヤーとの違いは

去年のブッシュファイヤーとの違いは、2020年今年は、まだ大規模に燃えていないことです。
2019 年のブッシュファイヤーは、9月頃から燃えていました。2019 年の11月にもなると朝から何処かで燃えた焦げ臭い匂いがしていたり、煙たかったのを覚えております。朝のローカルニュースも、どのエリアでどれだけの被害が出たとか、新規にどの場所で燃え始めたとか、消火活動などの最新情報が流れていました。2019年12月に入ると、ブッシュファイヤー(bushfire )と勢力を増してきていた新型コロナウイルス(covid-19)の事ばかりニュースになっていたのを覚えています。
2020年の今年は、大規模に燃えていませんが、ブッシュファイヤーは起こっております。
先週末の暑い日が続いた時には、シドニー郊外パラマタ近郊あたりが小規模ながらブッシュファイヤーが発生し燃えたとの情報を得ました。
こちらのサイトでは、現在起きている様子が確認できます。
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まとめ
シドニー夏のイヤな風物詩、ブッシュファイヤー(bushfire )が始まる季節になりました。このブッシュファイヤー(bushfire 山火事)は毎年10月頃から3月頃の間、よく発生します。これは自然現象なのでいつ何時で発生すると決まっておりません。規模も想像つきません。ですのでその年の天候、気候に左右されてしまいます。
2019年の今頃は毎日大騒ぎでした。ですが、2020年今年は、ブッシュファイヤーは発生していますが、そこまで大規模ではないのでまだ騒がれておりません。
それでも季節は夏になります。夏日が続けば燃え始めると覚悟しておいた方が良いと思います。