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オーストラリアの強い日差し。紫外線の脅威から身を守る予防対策

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こんばんは、シドニーマンです。

紫外線に気をつけろ!オーストラリアでの紫外線対策 | 留学ボイス

オーストラリアの季節ですが南半球にあるので日本と逆になります。

なので、

春は9~11月。

夏は12~2月。

秋は3~5月。

冬は6~8月。

となります。

オーストラリアは、これから夏になります。

オーストラリアの夏は全般的に日本と比べて湿度が低く、夏でもカラッとしていることが特徴です。

なので日本の夏の様な湿気がありません。

そして湿度が低いため、気温が下がると夏でも肌寒く感じることがありますし、冬でも、日中の気温が夏のように上がる日もあります。

「1日の中に四季がある」

と言われるほど天候が変化しやすいのです。

11月のこの時期になりますと、夏を感じる日も増えてきます。

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オゾン層による影響

THE MAGAZINE | オゾン層破壊の今を考える

オゾン層は紫外線を吸収し、地球上の生態系を守ってくれていますが、オーストラリア大陸は、オゾンホールの真下にあるので強い紫外線を浴びる事になってしまいます。

なぜオーストラリアがオゾンホールの真下にあるのか?

一難去ってまた一難、北極上空に新たなオゾンホールが発見される | VAIENCE

オーストラリアがオゾンホールの真下にあることはご存知でしょうか?

これは、オゾン層を破壊するフロンガスによるダメージと、南極特有の気象条件が重なったことが原因と言われています。

これらの条件が重なって、オーストラリアの紫外線はこんなにも強いのです。

オーストラリアは、オゾン層を保護するため、1987年に「モントリオール議定書」を制定し、オゾン層を破壊するフロン類の製造と使用を禁止しました。1985年には、国際的に協力してオゾン層を保護するための「ウィーン条約」にも調印し、1988年には日本でも、「オゾン層保護法」が制定され、オゾン層を破壊するフロン類の製造を中止しました。それでも、モントリオール議定書に加盟していない国もまだ多くあり、フロンの種類によっては2020年までに全廃されないものもあります。

そのためオゾン層を保護する為の課題や世界の取り組みは、まだまだといった感じです。

紫外線

オーストラリアは、オゾンホールの真下にあるため紫外線の影響を受けやすいです。

その紫外線は、目にはとても有害なため白内障の原因の一つに考えられています。そのため、オーストラリアでは紫外線が特にキツイ夏にはサングラスの着用を義務づけたり、サングラスの購入に対して補助をしている学校もあります。

また日常からも、

子ども用プールの上にはテントを設置。

公園の遊び場の上には目の細かい網で作られたおおいがある。

野外ステージには屋根がある。

など、オーストラリアの紫外線に対する対策を目にすることが出来ます。

特に、オーストラリアのこれからの時期(11月から2月の間)は、季節が夏になりますので年間で紫外線が最も強くなります。

紫外線の強弱は気温と比例するものではないので涼しいからといっても別に紫外線が弱くなったわけではありません。注意しておきましょう。

紫外線の予防対策

オーストラリア政府は1980年代に「サン・スマート(Sun Smart)」プログラムを導入しました。

このプログラムによって、幼稚園や学校などでは紫外線予防に対する指導、対策を開始しました。

「スリップ・スロップ・スラップ・ラップ」(Slip, Slop, Slap, Wrap)

Slip on a long sleeved shirt! 長そでのシャツを着ましょう。
Slop on some sunblock! 日焼け止めを塗りましょう 。
Slap on a hat that will shade your neck! 帽子をかぶりましょう。
Wrap on some sunglasses! サングラスをかけましょう。

これは、オーストラリアにあるキャンサーカウンシル(Cancer Council)という皮膚がん防止につとめるNPO団体が打ち出したもので、有名な紫外線対策の合言葉です。

紫外線は蓄積されて健康被害に繋がることは、オーストラリアに住んでいるのであれば知っていることであり、日焼け止めクリーム、サングラスの着用、小さいお子様には帽子の着用、またUPF指数が表示されてある衣類の着用などは、意識しているように思われます。

肌を守ろう

紫外線が強くなる今からの紫外線対策&夏の肌ダメージ3大要因 ...

強い紫外線から肌を守るために必要なアイテム、日焼け止め、化粧品、衣類、サングラス、帽子等は必ず購入して自分で自分の肌を守りましょう。

衣類

紫外線から肌を守るためには、Tシャツでは首が隠れないので襟が付いているポロシャツの方が良いですが、しっかりと腕、脚、首をおおえる軽い服装のものが望ましいです。

生地については、ポリエステル・綿の混紡や綿100%の衣服は紫外線被害を95%防ぐという結果が出ています。

薄い色より濃い色の衣服の方が紫外線を吸収しないため効果的とされていますが、色あせていたり、洋服が濡れていたりすると予防効果が弱まります。

オーストラリアの衣服には、紫外線保護指数UPF(Ultraviolet Protection Factor)基準が設けられています。UPFの数値は、衣服が太陽の紫外線を遮断する効果を数値化したもので、UPF15以上が良いとされており最高50+です。衣服のラベルにUPF指数が表示されているものもありますので自分で確認できます。

帽子

屋外では、8〜10cm(小さい子どもなら6cm)程度のつばのある帽子をかぶることを推奨しています。これは、顔、首、鼻、耳、頭皮を紫外線から守るためにはこれぐらいの大きさが必要とされているからです。しかし帽子のみだと部分的にしか覆えないため日焼け止めも併用して使用すること。

キャップタイプの野球帽やサンバイザーなどの浅い帽子は顔、首、鼻、耳、頭皮顔を覆うことが出来ないため、お勧めできません。

またスポーツをする場合やよく動き回る子どもには、つばが邪魔になるので横と後ろのおおい部分が長くなっているタイプの帽子(legionnaire’s hat)を被るよう言われています。

帽子の弱点として、上からの紫外線予防には役立つが紫外線の反射からは守ることが出来ません。そのためサングラスの着用や日焼け止めを塗ることを忘れないようにしてください。

サングラス

紫外線はその強さ故、目に多大なダメージを与えます。

日焼けの他に目の痛み、白内障、盲目等。

オーストラリア国内で販売されるサングラスは、95%以上紫外線をブロックするものであることを意味する消費者規定(AS 1067)をクリアしています。

サングラスと帽子を両方使用することで目に届く紫外線を98%カットすることが出来ると公表されています。

普段メガネをかける人には、紫外線防止フィルムをメガネにつけるか、度付きサングラスの利用をおすすめします。

日焼け止め

最低SPF15、できれば30のものを使用する。SPF(Sun Protection Factor)は、人体に悪影響を及ぼすUVB(紫外線B派)防御効果度を表わし、オーストラリアでも最近SPF50のものが販売されています。

日焼け止めクリームは小さな子供や赤ちゃんであっても、適切な衣類等でおおわれていない部分に塗ってあげること。その際、必ず子ども用の製品を選ぶこと。

オーストラリアでは日焼け止めの塗り方として、肌にすり込むのではなく薄い膜ができるくらい、たっぷり塗るように指導されています。ケチらずきっちりすき間なく塗りましょう。

用事があり屋外に出る場合、最低20分前に塗るようにしましょう。

特に夏の紫外線が強い時期は、子どもが朝学校に行く前には保護者が塗ってあげる。また子どもが自分で塗る場合、きちんと塗れたかどうか必ず確認してあげましょう。そして学校でも塗り直しするように教えてあげ、子ども用に日焼け止めクリームを持たせることが良いです。

泳いだり運動したりした場合は、よく塗り直してください。また2時間ごとに塗りなおすことも忘れずに。

オーストラリアサン・スマート・プログラム Cancer Council Australia – Sun Smart 

ニューサウスウェールズ州公立学校における日焼け防止対策について New South Wales Education and Communities – Sun Safety 

オーストラリア気象庁紫外線指数予報 National UV Index Forecast Map 


この紫外線指数は、5段階に分けられています。

1〜2『低い』、3〜5『適度』、6〜7『高い』、8〜10『非常に高い』、11以上『極度に高い』

野菜で紫外線を防げる?

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紫外線対策には抗酸化作用の高い成分が入った野菜が効果的だといわれています。ですので野菜の取り方次第で紫外線対策する事が出来るのです。

トマトなどの赤い野菜や果物は、太陽から自分の身を守るためにリコピンというカロテノイド色素を活用します。ですのでカロテノイド色素を多く含んだ果物や野菜を食べると、紫外線に対して耐性を上げることが出来るというわけです。

ビタミンCは、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えます。しかし、ビタミンCは体内から排出されやすいので短時間で大量に摂るよりも、数時間ごとに摂取したほうが効果的と言われています。

緑黄色野菜の中でも、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜には、スルフォラファンという成分が含まれ、抗がん効果があることが知られています。

緑茶には没食子酸エピガロカテキンという成分が含まれており、日光による肌の老化を遅らせ、皮膚がんの腫瘍抑制効果があることも知られております。

緑黄色野菜をたっぷり取れる料理と言えば、カレーやスープなどの煮込み料理です。たっぷり野菜を取り栄養を体に取り入れましょう。そして緑茶もしっかり飲みましょう。

紫外線UVケアはなにも化粧品、帽子やサングラス等だけでするものではないんです。食事でちょっと多めに野菜を取ればよいだけです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

これからの季節、オーストラリアは夏になり紫外線が強い季節になります。

紫外線対策はしっかりしておきましょう。

また、夏だけ紫外線対策をするのではなく、1年を通してしっかり対策しておきましょう。

シミが出来てしまってからでは、なかなか直せません。