こんにちは、シドニーマンです。
毎年大晦日(ニューイヤーイブ New Year Eve 略してNYEとも表記します。)から元旦年明けにかけて行われる、シドニーカウントダウン花火。
例年であれば世界中からこの花火を見に沢山の人がシドニーに来ます。
今年は新型コロナウイルスの影響で、どうなるのでしょうか?
シドニーカウントダウン花火とは?
毎年大晦日の午後9時に第一弾。
そして大晦日から元旦に変わった瞬間に第二弾。
大晦日のシドニーは、2回花火が上がります。
新年を迎えるにあたって盛大に花火が打ち上げられニューイヤーを祝います。
大晦日午後11時59分50秒になると、どこからかカウントダウンが始まり、新年になったとたん約20分間シドニー湾、ハーバーブリッジ、そしてダーリングハーバーなどシドニー市内各地で数えきれないほどの花火が上がり新年を迎えます。
シドニー市がかなり気合を入れている年跨ぎのイベントなのです。
下の動画は、2019年から2020年にかけてのシドニーカウントダウン花火の様子です。
ニューサウスウェールズ州首相の見解は?
シドニーは、ニューサウスウェールズ州(NSW)に属しています。
そのNSW州首相グラディス・ベレジクリアンは、
”午後9時の花火は省略。例年と違い控えめなイベントにしたい”
と9月にアナウンスしております。
そうです、シドニー市はこのカウントダウン花火は実施する方向で動いています。
シドニー有力新聞、シドニーモーニングヘラルドでも、記事になっております。
2020/2021シドニー大晦日の花火を楽しむ方法
ニューサウスウェールズ州(NSW)グラディス・ベレジクリアン首相の発言や、シドニー有力新聞シドニーモーニングヘラルドの記事などから推測すれば、今年のシドニー大晦日カウントダウン花火の楽しみ方は、こんな感じになるのではないでしょうか。
ハーバークルーズのチケットを入手する

シドニーカウントダウン花火の日(大晦日)は、いつもの感じであればシドニーハーバーは船で溢れかえっています。それもそのはず、船上から堪能出来るVIP感で見る花火だからです。たまりません。そしてこのハーバークルーズのチケットもかなり売られているからです。ハーバーブリッジからの花火、ダーリングハーバーからの花火、そのほかの場所から上がる花火を一望できるVIPな場所。そしてシドニーハーバーからのシドニー市の夜景。こんな贅沢な年越しは、なかなか出来ません。
今年は新型コロナウイルスの影響やその時の状況によって変わる規制で例年よりも規模が小さいと思われますが、今年もこのカウントダウンハーバークルーズは開始予定で企画は販売されています。
ただし新型コロナウイルスの影響で乗客の数に制限があるでしょう。
ということはチケットも制限がある。
お早めにお求めになることをお勧めします。
2020-2021(今年)のハーバークルーズの価格
大体$900からあり、$1000、$1100とランクがあります。

ホテルにチェックイン
通常ダーリングハーバーやその周辺、またオペラハウスがあるサーキュラーキー辺りのホテルは10月にもなれば、このカウントダウン花火を見るために世界中から予約が殺到しホテル業界、観光業界は年末に向けて大忙しです。ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で国外からの観光者の入国が制限されています。そうなるとまだどのホテルも部屋が空いている可能性が大変高いです。
イビス・ダーリング・ハーバーのハーバービュールーム
ハイアットリージェンシーシドニーのハーバービュー付きキング&ツインルーム
インターコンチネンタルシドニーの様々なハーバー&ブリッジビュールーム
などなど。
シドニーの有名どころの各ホテルにはハーバービュールーム(harbour view room)があります。その部屋から見るシドニーカウントダウン花火は格別ではないでしょうか。
これらのサイトではホテルの空き状況を見つけることが出来ます。


レストランを予約する
通常この時期のシドニーは、各レストラン繁忙期です。特に花火が見れるハーバーサイドのレストランは、カウントダウン花火に向けて特別なメニューを用意します。人数制限はあるであろうと予測される今年のカウントダウン花火。その中、蜜を避けてのカウントダウン花火を直接見ながらの特別ディナー。
楽しみましょう!
こちらのサイトでレストランに予約出来ます。

チケットを利用した大晦日のイベントに参加する
大晦日のイベントは例年であれ花火だけではありません音楽フェスがあったり当然何かしらのイベントが行われます。それらのチケットを手に入れることで、船上でもレストランでも、ホテルでも無い場所からカウントダウン花火を楽しみましょう。
こちらのサイトでも紹介しております。

家族と一緒にウチで花火を堪能
大晦日、多くのイベントが開催されると思われますが密になるのを避けたい。家族と安全に花火を見たいと思う人がいてもおかしくないです。(私はこの考えです。子供がいるので蜜は避けたい。)
自宅にいて、家族と安全にテレビでカウントダウン花火をライブで堪能。
首相も先日の記者会見で、
「私たちの大半は自宅から見ているだろう」
と発言したように新型コロナウイルスの規制で現在シドニーが置かれている状況を考えるとレストランやイベントに出席することが好ましくないことは理解できます。

まとめ
シドニー市民にとって、毎年行われているこの大晦日(New Year Eve)から元旦にかけてのシドニーカウントダウン花火は今回は新型コロナウイルスの影響があるとはいえ特別な意味があるように思えます。
シドニーでは現在新型コロナウイルス対策として屋内と屋外の両方の公共の集まりに上限20名までの制限があり、この規制は簡単に無くなるとは思えません。ですので例年どおりのカウントダウン花火は今のところ今年は実現不可能と考えるのが自然だと思います。
12月31日のイベントの詳細はまだ発表されていないですが、NYEハーバークルーズの販売、各レストランのカウントダウン花火観戦があることを前提に進められているディナーチケットの販売などから、例年よりも規模が縮小しながらも行われるであろうと思われます。
新型コロナウイルスに負けず新年を迎えましょう。