こんばんは、シドニーマンです。
ブルームーンという月を知っていますか?
「ブルームーンを見ると幸せになれる」と言われているうれしい月の事なのですが、それが今年見れると言われています。
月が青く見える?
通常、ブルームーンと呼ばれる状態の月は、この後にも説明しています、ある一定の条件を満たしていないと見れない状態の月の事を言いますが、時に本当に青く見えることもあるそうです。
大気中の塵の影響により月が青く見える現象をブルームーンと呼ぶ。
大気中の塵の影響で月が本当に青く見える「ブルームーン」の例として、1883年のインドネシアのクラカタウ火山の噴火後、約2年間は日没を緑に、月を青に変えたと言われる。このように、多くは火山の噴火、もしくは隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響によって、かなり稀でいつ起こるか予測できないものの、月が青く見えることがあるとされている。
ウィキペディアより引用
火山の噴火や、隕石の落下時に発生するガスや大気中の塵などの影響で、本当に青く見える現象が起こることがある
との事です。
ブルームーンの由来

「ブルームーン」とは先にもお伝えしましたが、
火山の噴火や、隕石の落下時に発生するガスや大気中の塵などの影響で本当に青く見える現象が起こることがある。
とのことですが、上記のような状態が常にあるわけではないので常に月が青く見えると言うことではありません。
殆どの場合、普通の満月です。
どうしてこの名前が付いたのかと言えば、
2つの月を意味するフランス語の「la deux lune」が英訳される時に間違って「blue moon」になった。
や、
昔々北米では、ひと月に2回満月が起こることをダブルムーン(DOUBLE MOON)と呼んでいて、それがblue moon=ブルームーンと呼ばれる様になった。
などの諸説から現在のblue moon=ブルームーンと呼ばれるようになったようです。
ブルームーンが見れる条件

本当に青く見えるブルームーンは、
火山の噴火や、隕石の落下時に発生するガスや大気中の塵などの影響で本当に青く見える現象が起こることがある。
と、人間ではどうにもできない出来事が起こった場合のみ見えることが出来ますが、この状態がそうそうあっては私たちはとても困ります。
ですので、通常言われているブルームーンが見れる条件は、
「そのひと月の間に出た2度目の満月のこと」
を意味します。
ブルームーンと言われると火山の噴火などの天災が起こってない限り、ひと月の間に出た2度目の満月と捉える方が良いですよね。
通常満月はひと月に1回程度起こる事ですが、それがひと月に2回満月が起こるのは、とても珍しく希な事なのです。
なのでブルームーンは常に見ることが出来るわけではありません。この条件を満たさないとみることが出来ない現象なのです。
一般的に、青い月だからではなく、ひと月に2回目の満月という稀な現象の事をブルームーンと呼んでいます。
ブルームーンがいつも見れない理由
ブルームーンは都合よくいつでもどこでも見れる訳ではありません。
ブルームーンは、2~3年に1度の割合でしか見ることが出来ないのです。
その理由は、太陽の周期と月の周期が関係しています。
月の周期と太陽の周期

月の周期は、平均で29.5日です。
太陽の周期は、太陽暦が基準になりますので2月以外は30日又は31日周期となります。
周期の違う2つの星。太陽と月。その周期のズレがある事でブルームーンが毎年見ることができないのです。
ですので実は、ブルームーンはとても貴重な現象なんです。
2020年今年は、いつブルームーンが見れる?
2020年の今年は、10月31日に見る事が出来ます。
ハロウィンの日です。
ブルームーンを見よう
![ブルームーンにまつわる誤解と真相 (全文) [宇宙・天体] All About](https://i0.wp.com/msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqGyT8LYFcthQDA-DS2mkMeIm8E8JsNaNEw5--GCQPUvg92PrX76kDNqVpDBVvdMwc1duxwf2VIDLriCaIewLu2YnzrexOcok90ErMiPddoCIzvk2-ShDBXTiZrCiiG7w9rOzPMJtkQ1PNr5iBTdT7-EWFbFqaVzd9RVCmD05WOvPtFDHRXu1-6NOyi5Cqr4mD4hpO2daJUW8yZ49BGN7xxmM4lMKocPo8E2Xlqduq_SQYK5YWThgB2y2G5jR6YAmsiK05a5_qFGE_7rtFEfVJBHhFQ7m5YkUbB4zho3HqlRsL/bluemoon.jpg?w=1256&ssl=1)
ブルームーンを見ましょう。
ほかの天体の珍しい現象と違い、2,3年ごとに見ることができるこのブルームーン。そこまで珍しい現象ではないのですが、今年を逃すと2023年まで見れないので今年見ましょう。
TwitterやInstagramで「#ブルームーン」「#bluemoon」などとハッシュタグ検索すると、前回(2018年)のブルームーンを見ることが出来ます。
2020年のブルームーンは、10月31日(土)です。
ブルームーンは月が見える場所であれば、どこででも観測することが出来ます。
2020年のスーパームーンは4月8日 マイクロムーンは10月31日
スーパームーンとは?
スーパームーンとは、一般的に満月と地球、この2つの星の軌道は同じではありません。満月が地球に一番近くなったとき、地球から見て満月が一番大きく見える現象のことを言います。
2020年のスーパームーンは4月8日でした。
マイクロムーンとは?
地球から見て月が大きく見えるのがスーパームーンです。逆に、楕円軌道において月が地球から一番離れるとき、それをマイクロムーンと言います。
スーパームーンとマイクロムーン。
その大きさは見た目の直径でスーパームーンはマイクロムーンに比べて14%大きく見えるんだそうです。明るさはなんと30%増です。スーパームーンはかなり明るいです。
当ブログでもスーパームーンを記事にしております。
満月はいろいろな名称を持っている!
満月は実はスーパームーンやブルームーンだけではなく、ほかにもいろいろな名称を持っています。


ブルームーンのカレンダーです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブルームーンはある一定の条件を満たさないと見れない月なので、通常の満月のように毎月見ることができません。今年のチャンスを逃したら、次にブルームーンが観測できるのは2023年です。それまで見ることが出来ません。
また今年2020年10月31日に見えるブルームーンはマイクロムーンでもあります。
2つの現象を一度に見ることが出来るのは、今年だけの特権です。
是非この機会にレアな満月・ブルームーン、マイクロムーンを見つけてみましょう。
普通に月が見える場所なら、どこからでもブルームーンを見ることができます。