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COVID-19 オーストラリアのこれからは人手不足。シドニーで働くレストラン現役マネージャーの心配事。

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今後どうなる?オーストラリア シドニー飲食業界。COVD-19 新型コロナ ...

こんばんは、シドニーマンです。

皆さんいかがお過ごしですか?

シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)では、新型コロナウイルスの影響で、何処かでクラスターが発生したり、公共の場ではマスク着用を推進したり、学校が消毒により休校したりと新型コロナウイルス発生状態やサバーブによって対応がまちまちですが、新型コロナウイルスありきの生活に私も含め慣れてきているように感じます。

そんな中、シドニー飲食業界に従事しているレストラン各関係者から今後のシドニーホスピタリティ関係について大変シリアスなトピックが上がったので今回記事にしてみました。

この事については、私自身は前から薄々感じていました。ですが声に出すと不安を煽ることにもなりかねないので誰にも言えなかった事です。

ここに来て他のレストランで働いてる友達、知り合い、またレストランに関わっている各業者の方々から声が上がってきたので、これはいよいよ深刻な問題になってしまったのだと感じてしまいました。

その気になる事は、


これから新型コロナウイルスの影響でのどの業界も人手不足になる


って事です。

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世界では新型コロナウイルスワクチン開発

新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】(9 ...

世界中で新型コロナウイルスに対抗すべきワクチンの開発が行われている状態です。

ですがまだ先が見えてこないワクチン開発成功の声。そして新型コロナウイルスの終焉。オーストラリアもイギリスのワクチン開発会社アストラゼネガと、(先走り感がありますが)国を守るための大きな契約を取り決めました。

この記事によりますと、ワクチン接種が義務付けのようです。

'You can't be held down': Why a mandatory COVID-19 vaccine is unlikely in Australia
Prime Minister Scott Morrison caused a stir when he suggested a COVID-19 vaccine would be "as mandatory as you can possibly make it". What power does the Govern...

そうと言ってもまだ開発に完全に成功したわけでもなく、そのイギリスのワクチン開発会社アストラゼネガが開発しているワクチンから副作用が出たとかで、ワクチン開発も長期戦になる感があります。

英オックスフォード大、ワクチン治験を中断 参加者に副作用 - BBCニュース
新型ウイルスのワクチンを開発しているイギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が、臨床試験を中断した。イギリスの治験参加者に副作用が出たため。

この国で今何が起こっている?

世界中でワクチン開発多いに結構。

世界がそんな状況である中、このオーストラリア国内ではいったい何が起こっているのでしょうか?

新型コロナウイルス感染防止のため、現在もオーストラリア入国に厳しい規制がある状態です。ですので世界各国からのワーキングホリデービザ、学生ビザ、観光ビザで入国する人たちが極端に減少しています。そのため、関連している観光業界、農業界、飲食業界等の各業界に大きなダメージを与えております。

特にワーキングホリデービザや学生ビザの方々の労働力を当てにしている飲食業界や農業界等から悲鳴が上がっております。

絶対的な人手不足が懸念されているのです。

私が携わっている飲食業界でも目立ってきてます。

レストランの営業に必要なスタッフの数自体を確保できなくなってきてます。

私達飲食業に関わっているモノとして目の前のこの問題をどうにかしないとお店、会社潰れてしまいます。

仕事がなくなれば、ワクチンどころではありません。

路頭に迷います。


新型コロナウイルスの影響で人手不足?!

オーストラリアは新型コロナウイルスの影響で、2020年3月21日(金曜日)午後9時以降、ワーキングホリデー、学生、観光ビザなどビザの種類を問わず入国禁止を発表しております。現在は入国出来るようになっておりますが14日間の隔離、そしてその隔離に必要な費用$3,000($1,00を75円計算にすれば、約225000円。)は自己負担。この金額を自己負担してまで今の時期、オーストラリアに入国するワーキングホリデービザ、学生ビザ、観光ビザの方はいるとは思えません。

その中、敢えて聞きます!

新規入国者居ますか?

そう新規入国者が大変少ないのです。

この国には、世界中からワーキングホリデービザを取得した若者が夢や希望を持って入国してきます。仕事を探し、仕事をすることで給料を得て税金を払い、そして生活していきます。そのワーキングホリデービザの方々の数だけでも年間を通すと数万人以上がこのオーストラリアを出入りしております。

彼ら、彼女たちがここオーストラリアで仕事をし税金を払う事でオーストラリアの社会と深く関わりあいを持ちます。

それに学生ビザの方々、その他就労可能のビザの方々や、観光ビザの方々等の入国者の数を換算するとカナリの人がこの国を出入りしているのが分かります。

その彼ら、彼女たちが入国出来ていない。国内に居ないとなれば、その労働力をあてにしているどの業界も人手不足になります。

こちらがそんなオーストラリアの玄関口、シドニー国際空港の様子です。

オーストラリアシドニー国際空港の様子を記事にしております。

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彼ら、彼女たちが普通に入国できるようになるまで先が見えてません。

どの業界も人手不足

あなたは人手不足の実態を理解していますか?―人手不足対策:第一章

本来ならば入国している世界各国からのワーキングホリデービザや学生ビザの方々。就労が可能であるビザ保持者。

現在はほとんど入国できていません。これも新型コロナウイルスの影響で、たとえ入国できたとしても14日間の隔離。その費用$3,000は自己負担。つらいです。

常に人の出入りがあるオーストラリア。多種多様なビザを所持している人たちが出入国を繰り返すことが大前提でこの国の社会は成り立っているといっても過言ではないと思います。その国オーストラリアで人の出入りが全くと言っていいほど無い。

人の出入りがないと人材確保もできません。そうなると人手不足になるのは必然です。

そして、この人手不足は実は既に起こっている現象なのです。

新型コロナウイルスの影響で今年3月以降、ワーキングホリデーの方々や学生ビザの方々の新規入国者が大変乏しい状態のオーストラリア。

そして現在、昨年の10月以降に入国したワーキングホリデーの方々でセカンドワーキングホリデービザ取得条件をクリアーしていない方たちは帰国している、もしくは帰国直前の方たちです。昨年の10月以前にワーキングホリデービザで入国された方でセカンドビザ、もしくはサードビザの取得条件をクリアーしていていない方たちは初年度のワーキングホリデービザの有効期限は切れております。セカンドビザ、サードビザ又は学生ビザに切り替えていないのであれば、不法滞在になります。また学生ビザの方々も受講しているコースが終了すれば帰国するだけです。

毎日帰国者だらけです。

入国者なし。

帰国する学生ビザの方やワーキングホリデービザの方はいます。

オーストラリアから人がどんどん減っているのです。

人手不足間違いなしです。


私はシドニー郊外にある日本食レストランで働いております。来週スタッフ1名が帰国することになり数週間前から求人募集をしておりますが一向に連絡が来ません。ちなみにこのレストランでは今まで一度も求人で困ったことが無い、求人を募集すればすぐに見つかる大変有難い職場なのです。


それが連絡一切無しとはどうなのか?

私だけなのかと思いレストラン関係同業者や業者関係に聞いてみました。すると全員同じことを言ってきました。私の職場にも新型コロナウイルスの影響が出てきております。


今働いている子たちが一人でも居なくなると営業がとても難しくなる。

私が入手した情報によれば、レストラン業界でいえば、サバーブ各地よりもシドニー市内のレストランの方がこの問題は深刻です。

シドニーはメルボルンのように2回目のロックダウンをしておりません。(現在のメルボルンはロックダウンの規制が緩和されております。)

ですが、シドニー市内に人が少ないのです。

オフィスで働く人たちもシドニー市内への通勤手段も規制が入り自宅でのテレワークに勤務体系を変えられています。

このオフィスで働く人たちが一斉にテレワーク。ものすごい数です。

まとめ


ワーキングホリデービザの方や学生ビザの方の新規入国が大変難しい状況のオーストラリア。
新型コロナウイルスの影響がこういった形でも出てきてます。

レストラン業界に従事している私ですので、レストランに関することしか記事にできませんが、オーストラリアの農業にも支障をきたしております。それがこちらになります。

国境閉鎖 農業界が人手不足を訴え | JAMS.TV オーストラリア生活情報ウェブサイト
国境閉鎖 農業界が人手不足を訴え | オーストラリアのニュースページ | オーストラリア生活情報ウェブサイト。住まい、求人、売ります、コミュニティ、サービス, 帰国後のクラシファイドやオーストラリアのニュース、ローカルの情報などオーストラリアの生活を快適にするのに必要な情報が満載です。

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