こんにちは、シドニーマンです。
今年2020年7月に入り、6月よりも新型コロナウイルスの規制が緩和されましたが、新型コロナウイルス第2波とも思える状況にシドニーがあるニューサウスウェールズ州では、各地で新規感染者が出てきております。
シドニー郊外でクラスター発生
シドニーがあるニューサウスウェールズ州にあるキャスラCasulaと言う街では、Crossroad Hotelで新型コロナウイルス新規感染者が21名出ました。


思ったより、シドニー中心部から遠くない場所なのです。
カジノで罰金
また、シドニーにある The Star(カジノ)でも新型コロナウイルスに対して罰金$5,000($1=70円として約35万円)が発生しております。
新型コロナウイルス新規感染者増加
今月に入って至る所で新型コロナウイルス新規感染者が出ました。

Crossroads Hotel, Casula キャスラ (7月3日金曜日から7月10日金曜日の期間)
Planet Fitness, Casula キャスラ(7月4日土曜日から7月10日金曜日の間)
Picton Hotel, Picton ピッチトン(7月4日土曜日、5日日曜日、9日木曜日、そして10日金曜日の期間)
Canterbury Leagues Club, Belmoreベルモア (7月4日土曜日から5日日曜日の期間)
Bavarian Macarthur, Campbelltown キャンベルタウン(7月3日金曜日から10日金曜日の期間)
Macarthur Tavern, Campbelltown キャンベルタウン (7月3日金曜日から10日金曜日までの期間)
Wests Leagues Club, Macarthur, Campbelltown キャンベルタウン(7月3日金曜日から10日金曜日までの期間)
Highfield, Caringbah (Sunday 5 July)
Casula Kmart, Casula Mall キャスラモール(7月10日 金曜日)
Cook@Kurnell, Kurnell クーネル(7月5日 日曜日)
Narellan Town Centre, Kmart, Target, Best & Less, H&M, food court (Monday 6 July)
Bankstown YMCA, Revesby バンクスタウンYMCAにて (7月3日金曜日から10日金曜日の期間)
Milky Lane, Parramatta (Friday 3 July to Friday 10 July)
Star City Casino, Pyrmont (Saturday, July 4)
Zone Bowling, Villawood (Saturday 27 June)
Mancini’s Original Woodfired Pizza, Belfield, Friday 10 July
Hurricanes Grill, Brighton Le Sands, Saturday 11 July
計17か所から新型コロナウイルス新規感染者が出たとの公式発表です。
シドニー飲食業界、さらなる規制が始まる
pubパブでは、7月17日金曜日より新たな規制が始まりました。
グループ予約は最大10名まで、最大600人まで収容可能だったのが300人までに縮小。
(私からすれば、この300人もまだ多いと思います。)
レストランやパブなどでは、今迄より入店に関して厳しくなりました。それは、16日(木曜日)までは入店時に自分で名前と連絡先(携帯電話番号かメールアドレス)をその店が用意した用紙に記入すれば良かっただけでしたが、17日(金曜日)以降は、QRコードを携帯電話に読み込ませるようにしなければならなくなりました。
また、現地サイトABC Newsによれば、パブには21日(火曜日)に新しい規制が、カフェ、レストランなどの業界には24日(金曜日)に新たな規制を発表すると述べてます。
州間移動も規制の対象
メルボルンがあるビクトリア州では、新規感染者数が増えており、ロックダウンを再開し他の州との行き来も出来ない状態です。そしてシドニーがあるニューサウスウェールズ州でも過去14日以内にビクトリア州に滞在していた場合、ニューサウスウェールズ州(NSW)に返ってくることが出来ないばかりか14日間の自己隔離をしなければならない状態です。
各航空会社も対応に迫られています
この状況の中、各航空会社も対応に迫られております。
現在、日本との直行便を飛ばしている唯一の航空会社ANAもシドニー発便は、月曜日、木曜日、土曜日の週3便のみで、8月31日(月)までシドニー羽田便の運航が継続される予定です。それ以降の運航予定については、まだ発表されていません。が今後の状況次第では、追加の減便や運休の可能性があります。
詳しくはこちらをご確認ください。
また、オーストラリアの航空会社の一つである、カンタス航空は、2021年3月28日分までニュージーランドとの行き来以外の国際線をすべて保留とのアナウンスをしました。

これは、カンタス航空が年内は通常運航が難しいと判断したと捉えて良いと思います。
各ローカル紙での取り扱い
各ローカル紙では新型コロナウイルス第2波について様々に取り上げられております。


帰国者に対して更に厳しい規制
今月18日(土曜日)以降にNSW州に帰国者に対して大人1人目は3,000ドル、2人目からは1,000ドル、子どもは1人500ドルのホテル代が自己負担として課されます。3歳未満は無料。この金額には、14日間の隔離期間に対しての毎日の食事代とホテルに泊まる宿泊費が含まれており、検疫終了後30日以内にこの費用を支払う必要がある。ただし今月13日までに航空券を買った帰国者は、購入日を証明しなければならない。14日間で大人一人3,000ドルは高すぎです。
ちなみに今月18日以前は、自己負担ではなく国が保証してくれておりました。
ベレジクリアンニューサウスウェールズ州首相は今月12日(日曜日)に、”今まで海外に滞在していたオーストラリア国民は3~4か月考える期間があった。このことは公平と考える”とアナウンスしました。
ジョブキーパーJobkeeper に対する今後の展開
連邦政府のフライデンバーグ財務相は、新型コロナウイルス感染拡大に対してオーストラリア国民や永住者を対象にした給与補助政策「ジョブキーパー Jobkeeper」が、2020年9月末に終了することについて、終了後も何らかの給与補助を継続していく方針をシドニーモーニング・ヘラルド紙(SMH)とエイジ紙(The AGE)に対し明らかにしております。
ニューサウスウェールズ州(NSW)の対応
ニューサウスウェールズ州からも公式に今回の新型コロナウイルス第2波についての対応を発表しております。
詳しくは、NSW州ホームページでご確認ください

また、こちらはオーストラリア政府が公式に発表している新型コロナウイルス関連のサイトです。オーストラリア各州での新規感染者の数や、オーストラリア政府が推奨している新型コロナウイルス各種アプリの紹介などをしております。

日本総領事館からも
日本総領事館からも今回のケースについてホームページでも確認できます。
総括
7月に入り新型コロナウイルスの規制緩和が行われましたが、中旬ごろから第2波が始まりました。
メルボルンがあるビクトリア州(VIC)はロックダウンを再開し、人的にも経済的にも多大なる被害が出ております。シドニーに居るからと言って他人事ではありません。いつロックダウンが再開されてもおかしくない状況です。そのなか、季節は冬です。例年ならインフルエンザで騒がしい季節です。間違ってもインフルエンザと新型コロナウイルスのダブルパンチは避けましょう。そのためにも自分の健康管理とインフルエンザの予防接種は受けておきましょう。
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