こんばんは、シドニーマンです。
新型コロナウイルスの影響でまだロックダウンが続いているシドニーですが、それでも季節は変わっていきます。もう5月です。シドニーの朝方や夜は寒くなりつつあります。
例年ならこの時期になると、オーストラリアに来たばかりのワーキングホリデーの方々や、シドニーの冬初めての方々が口をそろえて言うことがあります。それは、
ここまでシドニーが寒くなると思ってなかった。
こう言いだす方々は、シドニーは南国だと思っていて気候が年中暖かいと思い自分の防寒着一式は日本に置いてきてます。
持ってきてないのです。
このシドニーの寒さに直面して慌てて日本から自分の防寒着を送ってもらうか、もしくはこちらで購入するか?
迷うところですが、5月はまだ初冬なのです。本当の寒さはこれからなのです。
シドニーの冬は寒いの?
はっきり言います。シドニーの冬はふつうに寒いです。
シドニーの冬は平均最低気温が10度を下回る寒い季節です。
ですが、日中でも日が照り太陽が出ていれば20度を超えることも多々あります。男性であればTシャツで、女性であればノースリーブの方もちらほら見かけるくらいです。(日本の冬ではまず見られない光景。)なので一見、暖かそうと思いますが、その温度差にやられてしまいます。
そして、そんな日中でも日陰に入ればさらにグッと冷えてきます。とてつもなくひんやりしています。数メートル先の日向と日陰で体感的にその気温差はものすごいのです。
建物内も寒いんです。
日中、日差しの当たらない建物内は、室内の冷やされた空気と窓からの隙間風で、体感的に気温がものすごく低く感じます。基本的にこちらの家の建て付けは本当に悪い。窓から隙間風が普通にあります。
日本同様、オーストラリア(シドニー)の気候も年々変わってきているようですが、冬に至っては毎年寒くなってきているように私は感じます。
20数年前、来た当初は冬でもジャンバー一枚羽織っておけば、寒く無かったのですが、今そんなことをしたらすぐに風邪ひきますし、嫁に怒られます。
チョット古めの建物に行ったり、
チョット古めの一軒家に住んでみたり、
チョット古めのフラットに住んでみたりすると、昔は必要なかったと思われるものを感じ取ることが出来ます。各部屋の天井に冷暖房がついていないのです。昔のシドニーの建物はまったく整っていません。なので軒並み冬は凍えてしまいます。
*ちなみにシドニー内でも、高層マンションや新築の家には室温管理ができる設備が備わっているところが多いです。その代わり、それらを使用すると電気代がものすごく掛かるという現実が待っています。
ですので新築物件などに住まない限り基本的にシドニーのフラットや家には備え付けの暖房設備が無いと思って下さい。
自分でヒーターのような暖房器具を用意しないといけません。ただし、光熱費がものすごく上がるので、シェアハウスに入っている方は、購入前にオーナーに確認した方が良いでしょう。そして、オーナーが嫌がる家/アパートがけっこう多く、使うことを制限される場合が多いです。
暖房器具は?
シドニーで高層マンションやアパートでシェアしている方々は気を付けた方が良い事ですが入居時に暖房器具の説明をし忘れてる(してくれない)オーナーが居ます。そういった物件に住んでしまうと、いざ冬になって寒いからとヒーターや電気毛布を用意してほしいといったところで聞いてくれません。まして相談する前に購入したとしても没収されます。そこで反抗などするとその住んでいる場所から追い出されるのがオチで、そうなるとボンドが返ってこないとかさらなる悲劇をもたらします。
ヒーターや電気毛布などの暖房器具類を準備しない理由は、高額光熱費です。2ベッドルーム、3ベッドルームの物件だとその分ヒーターや電気毛布などの暖房器具類を使用する頻度が高まります。そうなると光熱費が一気に跳ね上がります。それを各オーナーたちは嫌がり禁止にしている場合が多いです。そんなところにうっかり入居してしまった場合、暖房器具が使えない事で寒さで熱を出したり体調を崩したりして、シドニーライフを楽しめません。また、オーナーに隠れて暖房器具を使っていて、それがバレたら没収され、寒い冬のシドニーで宿無しになる可能性も出てきます。
また、オーナーから許可が下りたとしても、ヒーターや電気毛布などの暖房器具類は用意してくれません。自分で購入しなければならないケースがほとんどです。電気代がものすごくかかるヒーターと、意外と電気代がかからないヒーターがある事を知った上で購入してください。
電気代がものすごくかかるヒーター*
Fan Heater 2000W Electric Powerful Portable Heater, Safety Switch Australian Standards
$29.95
$33.92
このタイプのように、ただ温風を送り出すだけのファンヒーターはファンの音と反比例して部屋は温まりません。とにかく電気代だけがかかります。値段も安価なのでつい目が行ってしまいますが、ファンの音が寂しく部屋に響き、部屋の温度以上に寂しさで寒くなります。私もこの手のヒーターは買わない様にと、職場の子たちには念押ししています。
*意外と電気代がかからないヒーター*
Goldair GSIR220 Radiant Heater 800W, Grey
$29.00
Electric Wall Strip Heater Waterproof Pull Cord Bathroom 1500W AU Plug
$43.95
いわゆる、電気ストーブ型のヒーターです。首を左右に動かしたり風を送る型ではないので電気代が安くすみます。私個人としては、2番目のタイプのものをデスクの下などに置いて足元を温めるのに愛用してきました。高温になるので火事には注意しなければなりませんが、小さな空間だとすぐに暖かくなります。
*侮ってはいけない『湯たんぽ』*
All one tech Transparent Classic Rubber Hot Water Bottle with Knit Cover – Blue
$22.30
Samply Transparent Hot Water Bottle- 1 Liter Water Bag with Cute Fleece Cover, Pink
$25.98
便利におなか周りを常に温めてくれる湯たんぽ。
Man-NEN Tin Hot-Water Bottle(Japan Import)
$44.98
ちなみに、私が日本に居た頃よく見た湯たんぽはこちらです。
デスクワークなどでこれを膝の上に置いておくだけでも、体感気温が大きく変わります。これに上の電気ストーブ型のヒーターがあればシドニーの冬は怖くありません。
また、この湯たんぽを2個くらい事前にベッドの中に仕込んでおくと、深夜にベッドに入った瞬間、湯たんぽの暖かさが身に沁みます。強くオススメです。勿論湯たんぽなので光熱費は掛かりません。
防寒着は?
シドニーの冬は朝晩特に寒いです。
よくあるシドニーの冬の一日ですが、朝10時くらいまでは寒く、日中暑く、ごご4時頃を過ぎると寒くなってきます。昼夜の温度差が激しいのでダウンジャケットでなくてもいいので、かなり厚めのジャンパーはあったほうがいいです。
シドニーの冬の特徴として風が強いです。そんなとき重宝するのは、すこし厚手のウィンドブレーカーですね。
ロングコートは動きにくいし、シドニーの日中はあったかいので脱ぐとかさばります。向かないと思います。
シドニーの天気をチェックするならAccurate Weatherをおすすめします。
1か月先の天気でもチェックできるのが、うれしいです。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
冒頭でもお伝えしましたが、シドニーの冬、日中太陽の日差しが強い場合、思ったより薄着で過ごせるのですが、朝晩が冷え込み、体感的にはなかなかしんどいのです。
また上記アイテム以外にも、安く生活/日用品全般が揃う『Kmart』に行って、厚手の靴下やトレーナーなどを揃えておくだけでシドニーの冬の生活は大きく変わると思います。ぜひ検討してみてください。
ちなみに、オーストラリアの冬、スキーが出来るのを知っていますか?
スレドボ Thredbo
マッコーリーショッピングセンターには、アイススケートリンクあります。