スポンサーリンク

新型コロナウイルスの影響。シドニー外食産業、日本食レストラン業界大打撃。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちは、自宅待機中のシドーマンです。

最近は自宅待機に慣れてきて、同じくシドニー飲食業界、特に日本食レストランに携わっている友達や知り合いに連絡を取ってます。


レストランの対応様々


シドニーで働いているとはいえ、レストランによってターゲットになるお客様が違いますし、レストランスタイルからサバーブも違うので、ひとくくりにすることは出来ません。レストランの数があるだけ従業員に対する会社からの対応がそれぞれ違っております。

例えば、

私の場合。

3月23日から自宅待機です。それなので23日月曜日以降仕事をしていないので無給です。完全に開き直って家族と一緒の時間を過ごしております。買い物には自由に行けるので、そこまで困ってないですが買い物に行った際必要なモノが無い時の方が今は焦ります。(トイレットペーパー、箱ティッシュ、お米にパスタ。この辺りがまだ品薄です。)あといつこの騒動が終わるか、それが見えないのが不安。自分の蓄えがどれだけ減っていくのか?

チャイナタウン近くの日本食レストランで働いている知り合いの場合。

ダイニングスタイルの繁盛レストランで働いている彼(独り身)ですが、職場は形態を変えてテイクアウェイ(持ち帰り)だけで営業してます。それまで働いていた全スタッフが働ける訳ではなく働けないスタッフ達が出て来てます。彼ら、彼女らは失業もしくは自宅待機になっております。3月いっぱいは7daysで開けていたレストランみたいですが4月6日月曜日から週3日閉めるようです。売上は半分以下まで下がっており、彼いわくオーナーと協議してからだけど来週もしくは再来週には閉めるんじゃないか。と言ってます。彼は仕事しているので給料は受け取れるようですがレストランの営業時間が大幅に短縮されているので今更ながらの時給扱いらしいです。

 

シティー内のカフェで働いている友達(女性)の場合。

 

そのカフェは元々テイクアウェイ主体でしたので、そこまで形態を変えてませんが、それでも、イートインが無くなった分、仕込みの量が減り、キッチンスタッフの数も減りました。(自宅待機なのかクビなのか、分かりません。)彼女の場合は、バリスタ(コーヒーを作る人)なので、シフトや給料に影響がないとの事。


シドニー観光名所、オペラハウス近くのレストランで働いている知り合いの場合。


このレストランも主にダイニングスタイルなのですがテイクアウェイに切り替えて営業しています。社員以外の従業員はバッサリ切られたみたいです。テイクアウェイに切り替えてからの売上は微々たるモノみたいでお店を閉めた方が良いとオーナーに直訴しているようですが、場所が場所だけにいろいろな諸事情があるみたいで勝手に決めることが出来ないようで難しそうです。彼の給料は、オーナーからシドニーがこの状態なので落ち着いたら計算して払うと言われ、現状は入ってきてません。この状態がいつまで続くか分からないので、この扱いは不当だと残っているスタッフ達で騒いでいるようです。


シドニー郊外で働いている友達の場合。


このレストランもダイニングスタイルからテイクアウェイに業態を変えて営業してます。郊外なので、夜は人が出歩いてないため営業時間を短縮しています。売上は通常時に比べて半分ぐらいです。彼の場合は給料半分カット。しかも時給制のアルバイトは早目に返すように会社から指示が出ているので営業終了間際には時給扱いのスタッフは全員帰しているようです。なので毎日、私の友達は1人居残り状態です。アルバイトを帰してから、キッチンのみならず店舗全体の片づけ、掃除、次の日の準備、ごみ捨て。など、本来なら4名ほどでしていく仕事を1人で行っている。なかなか大変である。そうなりますと、幾ら営業時間を短縮したからと言っても帰宅時間は意外と遅い。そして彼は既に2週間公休無しである。

【飲食専門】業界最大級の転職


レストランにより多種多様な対応を従業員にしているのがわかると思います。誰が良くて誰が悲しい状況なのかは比べることが出来ません。


それでもその間、レント(家賃)の支払いはあります。これはレストランのみでなく私達も同じです。オーストラリア政府も日々何かしらの政策を発表してますが、レント(家賃)に対しては、まだまだグレー扱いです。やっと失業したスタッフや休職しているスタッフへの対応が行われ始めたばかりです。(ただし今のところ、オーストラリア人と永住者のみを対象にしている様子で、学生ビザやワーキングホリデービザの方々はグレーです。)

営業時間の短縮だったり、従業員の数を少なくして人件費を削減したりしてもレントだけは変わりません。なかなか厳しい状況です。

 

その中、こちらの日本人コニュニティーで絶大なる支持を受けているこのJAMS.TV(ジャムズティービー)では、この新型コロナウイルスの影響を受けてダイニングスタイルからテイクアウェイスタイルへと形態を変え、テイクアウェイやデリバリーサービスをするなどしながら元気に頑張っているレストラン、カフェを紹介しております。

 

https://www.jams.tv/delivery-and-takeaway

 

このサイト内に紹介されているレストランの一つに寿司トレイングループがあります。

私もニュートラルベイ店にお邪魔したのをこのサイトでも紹介しておりますが、同じ飲食業界に居るモノとして、物凄いマンパワーを感じます。


この状態をいつまで我慢すれば良いのか分からないキビシー状態のシドニー飲食業界ですが、各レストランによって形態を変えたり、知恵を絞ったりとさまざまな対応をしているのが分かっていただけたのではないでしょうか?

こんなに規制や法律を守って新型コロナウイルスと戦っているのに、シンガポール、香港、中国経由で無認可で欠陥品の家庭用新型コロナウイルス検査キットがこの国に入ってきており、押収したとのニュースがありました。

新型コロナ「検査キット」、豪が押収「無認可で欠陥品」:朝日新聞デジタル
 オーストラリア政府は5日、国内の業者が中国や香港から輸入を試みた新型コロナウイルスの「家庭用検査キット」計289セットを押収したと発表した。いずれも豪政府による医療用品としての認可を受けておらず、ダ…

嘆かわしいものです。

 

新型コロナウイルスに対してすぐに出来る予防は手洗いです。そして、ハンドサニタイザー