こんにちは、シドニーマンです。
このブログでも2019年9月4日付でパスポート更新について触れましたが、実は新しいパスポートを手に入れても、それだけではだめなのです。
パスポートの更新について
パスポートは基本、有効期限が切れる前に更新しなければならないですが、厳密に言えば、有効期限が切れてもパスポートは申請できますが、更新と言うより申請し直しと言う方が正しいと思います。その場合、新規のパスポート扱いになりますので、日本の地元の市役所等に連絡して書類を用意しなければならないのでとても大変です。ですので、現在自分が持っているパスポートの有効期限が切れる前に更新手続きは行って下さい。
パスポート更新に必要なモノ
オーストラリア(シドニー)でパスポートを更新するには以下の書類が必要です。
1.申請書- 所定の用紙、10年または5年用 1通。
申請書は、オンラインで手に入れることも出来ますし、シドニー日本国総領事館に行っても手に入れることが出来ます。
2.顔写真- 6か月以内に撮影された写真。
3.現在所持するパスポート
4.有効な豪州ビザ- 必要な豪州ビザの証明の詳細についてはこちらの、Visa Entitlement Verification online(VEVO)で必ずご確認ください。
パスポートを更新するだけではダメ?
シドニーに滞在しているだけではなく、海外のどの国に滞在していていても、自分のパスポートの有効期限は気にしておかなければならない重要な事柄です。当然、パスポートの有効期限が切れる前に新しいパスポートを手に入れる手続きをし、更新していかなければならないのですが、その新しいパスポートを手に入れても、その後もオーストラリアに滞在するのであれば、もう一つ大事なことをしていかなければならないのです。
それは、
オーストラリアのイミアカウントのパスポート情報のアップデート
です。
これは、新しいパスポートを手に入れたら必ず行わなければなりません。なぜなら、新しいパスポートは古いパスポートとパスポート番号が変わっているからです。
この重要な作業は、日本領事館に届けるものでも、日本領事館が行ってくれるものでもなく、また誰かがやってくれるわけでも無く、自分の手で行わなければなりません。
だからといって難しい事ではありません。
新しいパスポートに更新したら、パスポート番号も変わります。そうなりますとオーストラリア政府に提出している個人情報と新しいパスポートの情報が違うので合わせなければなりません。そのための作業です。そしてそのためにイミアカウントを使用します。
対象となるのはビザに関係なくパスポートを更新した人全員です。
どうやってイミアカウント(ImmiAccount)を利用する?
まずは、イミアカウント(ImmiAccount)で自分のアカウントを作りましょう。

サイトに入り、自分のアカウントを作成します。
Create ImmiAccountに入ります。


名前や電話番号、メールアドレスなど必要な情報を入力していきます。
*のところは必ず情報を入力してください。
すぐに作ることが出来ます。
その後、イミアカウントにログイン。
Update detailsからChange of passport detailsに入って、新しいパスポート番号を入力します。全て完了したらイミアカウントを作成した時に入力したメールアドレス宛にオーストラリア政府からアップデートに24時間から48時間かかりますと確認メールが届きます。何日か経って必ず情報がアップデートされているか確認してみてください。
こちらが英語での説明になります。参考にしてみてください。
https://immi.homeaffairs.gov.au/help-text/online-account/Documents/update_passport_details.pdf
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パスポートの更新手続きが英語なので何かと不便を感じますが、それはオーストラリア、シドニーに居ると思い前向きにとらえましょう。実はこの作業、私も初めて行いました。前回(5年前)には無かった作業です。なのでつい最近までやってませんでした。
ワーキングホリデービザや学生ビザで来豪予定の方は、しっかりと自分のパスポートの有効期限を確認しておきましょう。できるならば日本で済ませてた方が良いかもしれません。
ちなみに、日本で発行したパスポートと海外で発行したパスポートに違いがあるのをご存じですか?日本で発行したパスポートの発行官庁(Authority)は、Ministry of Foreign Affairsなのですが、シドニーで発行したものはここが、Consulate-General of Japan in Sydney になります。また旅券番号(Passport No.)に含まれているアルファベット2文字。海外で発行されたものにはZが含まれていることで確認できるそうです。
皆さんもシドニーでパスポートを更新することがあれば、是非参考にしてみてください。