こんばんは、シドニーマンです。
世界で感染が広がり続ける、新型コロナウイルス。オーストラリアでもついに入国制限が始まりました。
オーストラリアのスコット・モリソン首相は”新型コロナウイルス”の感染拡大を防ぐため、2020年3月15日(日)の深夜より、オーストラリア国籍の人も含めた海外からの全ての入国者に、14日間の自己隔離措置を行うと発表しました。
同措置は3月15日(日)の深夜から適用されており、同日以降にオーストラリアに入国した渡航者は14日間(2週間)自主的にホテルなどの宿泊施設や自宅に滞在し、外出を控えるよう案内がありました。
また国際クルーズ船からの入港も3月15日(日)の深夜より30日間禁止となりました。
そして、他人との距離も確保する措置を導入するとの事です。
2020年3月15日深夜からオーストラリアで何が始まった?
2020年3月15日深夜から始まった新型コロナウイルスに対する対策がオーストラリアでついに始まりました。
14日間の自己隔離措置、国際クルーズ船の入港拒否、他者との距離の確保
3月15日(日)、オーストラリアのスコット・モリソン首相は記者会見で,3月15日深夜から,豪州へ来る全ての入国者に対して14日間の自己隔離措置を義務づけることを正式に発表しました。
また全ての国際クルーズ船の入港を拒否する事も発表しました。クルーズ船の入港拒否は当面30日間実施されるとのことです。
更に、他者との距離の確保について、500名を超える不可欠でない集会を禁止する(要はコンサートやイベント)、その他の措置も、混乱を避けるよう配慮しつつ徐々に導入する事を発表しました。(この辺りがグレーな部分なので、どれだけ自分の生活に直接響いてくるのかとても気になるところです。)
オーストラリア政府は、入国者に対して追跡調査を行うようです。万が一この指示に反する行動を取っている入国者は、罰金が科されます。
罰金額はそれぞれ州によって違いがあるみたいですが、クイーンズランド州政府では、最高13,000ドル(1ドル=70円として、約91万円)ほどの罰金額が科されるものと思われます。
当然、握手も禁止です。
オーストラリアの状況
オーストラリア政府の発表によりますと、豪州において新型コロナウイルスの症例は,現在375名(5名死亡を含む)が確認され,NSW州170名,VIC州71名,QLD州68名,SA州29名,WA州28名,TAS州7名,ACT2名,NT0名(※)(3月17日午前6時)となっています。
(※)症例は場所ではなく居住管轄に基づいて報告されるため,NSW居住者のNTで報告されたケースはNSW州としてカウントされる。
こちらのサイトで確認することが出来ます。
在日オーストラリア大使館からも発表されております。
○豪州首相府の記者会見記録
https://www.pm.gov.au/media/transcript-press-conference
カンタス航空からも利用案内の注意事項が出ております。
日本外務省海外安全ホームページからも情報が出ております。

オーストラリアでも新型コロナウイルス感染者が日々増加しています。 現在オーストラリアに滞在している皆様、またこれから渡航を予定されている方々は関係機関の情報にご注意ください。また、 マスクの着用(どこにも売っていないので入手困難ですが)や手洗い、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえる)など感染予防の徹底をはかるとともに、人が密集する閉鎖された場所はなるべく避けるよう、感染予防対策に努めてください。 ご自身と周りの大切な人のためにも。
(咳エチケット)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html