こんばんは、シドニーマンです。
シドニーライトレール、新航路12月14日についに開通しました。
かねてより試運転を行っていたライトレール(シドニートラム、路面電車)がついに12月14日より運行開始。
チャンネル9でのニュース。
シティの中を路面電車が走るのは1961年以来。
共同通信記事12/15より。
オーストラリア最大都市シドニーで14日、中心部の目抜き通りを走る路面電車(ライトレール)が開業した。シドニーを擁するニューサウスウェールズ州によると、この通りを路面電車が走るのは1961年以来。ベレジクリアン州首相は「ライトレールは私たちの街を活性化するための大きな一歩だ」と述べた。
開業したのは、世界遺産のオペラハウスにほど近く、フェリーの発着地となっているサーキュラーキーから目抜き通りの「ジョージ通り」を南下し、南東部ランドウィックに至る路線で、計14駅、9.3キロ。
1編成当たりバス9台分に相当する450人を乗せることができる。
12月14日、オープニングセレモニーの様子。

開通当日は、建設費およそ29億6,000万ドル、約8年もの期間をかけて建設されたライトレールの開通を祝うオープニングセレモニーが行われました。しかしながら開通2時間後に、Circular Quayで車両が故障するトラブルが発生。故障から1時間後には運転を無事再開。
開通を記念して、14日と15日は、無料でこのライトレールが乗れました。




12月14日(土)、Circular QuayとRandwick間を結ぶライトレール「L2 Randwick Line」が、ついに運転を開始しました。 開通したジョージストリート(George Street)は、これまでの間、工事中であったため、歩行者天国のような状態になっておりました。が、これからはライトレールが通る道になるため、Transport for NSWの公表しているルールをよく守り、安全に行動してください。
歩行者への注意事項
- 常に指定された横断歩道を使用する
- 右左をよく見て、ライトレールが動いていないか再度確認する
- 携帯電話をいじりながら線路・ライトレールに近付かない
- 自分の周囲に常に気を配る
- 路面は滑りやすいため、特に濡れている場合は線路の上を歩かないようにする
- ベビーカーや車椅子の場合は、線路の上をまっすぐに渡って、車輪が引っ掛からないようにする
自動車への注意事項
- ライトレールの通る線路上を運転しない
- 交差点をまたいで前の列に入らない
- 常に信号と標識に従う
- ライトレールの前で急に曲がらない
- ライトレールの線路上に停車・駐車しない(路面電車が見えない場合でも)
自転車への注意事項
- 線路に対し車輪が真っ直ぐになるように乗り、車輪が引っかかるのを防ぐ(真っ直ぐに乗れない場合は降りる)
- 線路に沿って自転車に乗らない
- 路面は滑りやすいため、特に濡れている場合は自転車から降りる
- 可能な場合は、「Shared Pathway (共有経路)」を使用する
重車両への注意事項
- 高さ制限に注意する(4.6メートルが一般的な高さ制限)
- 交差点をまたいで前の列に入らない
- 常に信号と標識に従う
- ライトレールの前で急に曲がらない
- 道路標識や速度制限の変化を意識する
ChinatownとHaymarket、Centralでは、すでに運行している「L1 Dulwich Hill Line」に乗り換え可能。2020年3月には「L3 Kingsford Lineが開通する予定です。
また、運転者、通行者共に慣れていないためトラムとの接触事故を起こしかねます。ですので歩道を渡る際には十分ご注意してください。