こんばんは、シドニーマンです。
日本でも何度かニュースになったことがあるので、ご存知の方も多いと思いますが、オーストラリアでは、毎年山火事(ブッシュファイヤー Bush Fire)が至る所で起こります。時期は、10月ごろから3月ごろ。この期間が一番多いです。
世界一乾燥していると言われているオーストラリアでは、ブッシュ・ファイヤー(山火事)は夏の(嫌な)風物詩のようなもの。先月もシドニーがあるNSW北部郊外で発生しました。
9news

Sydney Morning Herald
NSW Rural Fire Service
ブッシュファイヤー(Bush Fire)とは?
ブッシュファイヤーとは、山火事の事です。
オーストラリアでは、夏にこのブッシュファイヤー(Bush Fire)が起こりますが、これは夏の空気が乾燥しすぎているからなのです。
そのブッシュファイヤー(Bush Fire 山火事)が起こる原因の大半としては、ユーカリの葉が燃えることです。(コアラが食べることで知られていますが、種類が違います。)
この燃える原因のユーカリの葉は”テルペン”がその成分なのですが、テルペンは引火性物質なので、高温による自然発火や落雷などで発火すると言われています。ですので、気温が高くなりやすく乾燥しているオーストラリアの夏の時期(10月ごろから3月ごろ)がブッシュファイヤーが起こりやすい時期と言われております。
ブッシュファイヤーの恐ろしさ。
ブッシュファイヤーは、山火事です。
山の中にあるユーカリの葉が夏の時期、気温が上がりすぎて自然発火してしまうのですが、それが一か所ではなく、辺り一面から発火し始めるので一度火が付くと空気が乾燥しているのですぐに燃え広がります。風向きによっては甚大な被害がすぐに起こります。全く笑えません。
ブッシュファイヤーの情報入手方法
ブッシュファイヤーの情報は下記の方法で入手できます。
ラジオ
その州のブッシュファイヤーホットライン
シドニーがあるNSWの場合。 https://www.rfs.nsw.gov.au/about-us/contact-us
テレビ
サイレン
ソーシャルメディア
情報入手方法としては一般的な方法です。
こちらのサイトでは、日本語でシドニー大気汚染の状態が分かります。(ブッシュファイヤーの煙はすごいですから。)

ブッシュファイヤーを避ける方法。
猛暑日に森林が多い場所へ行かない。
これしかないです!!!
まとめ
夏のシドニーは、開放感があって楽しいだけではありません。
日本では、夏になると、”山”か”海”で盛り上がりますが、ここシドニーは、”山”は危険です。
山火事(ブッシュファイヤー Bush Fire)が毎年あります。
紫外線だけではなく、遠出にも注意してください。
また、こういった災害や事故が起こり、巻き込まれる場合があります。
そういった状況になっても、御家族や友人に安否をいち早く知らせるためにも、在留届を提出してお行きましょう。
私も在留届を提出していたので、日本領事館から今回のブッシュファイヤーの件について、メールが来ました。