こんにちは、シドニーマンです。
今回は、オーストラリアに滞在するのに大切なビザについてです。
まず、オーストラリアにはたくさんの種類のビザがあり、また分類されていることを理解してください。ですので入国する場合、期間に限らず必ず何らかの査証(ビザ)が必要になります。
例えば、3ヵ月未満の短期滞在の場合ならば、ETAや観光ビザ、それ以上の期間は主に学生ビザやワーキングホリデービザでの入国といった感じになります。
滞在期間だけでなく、どのビザが必要になるかは個人の滞在目的や状況に合わせて変わってきます。ビザの取得条件や取得方法については、毎年、新しいビザや特定のビザ廃止など改正が行われますので常に最新情報をチェックしてください。
- サブクラス “Subclass”
- オーストラリアで勉強するためには、学生ビザ。
- ワーキングホリデービザ
- その他のビザ
- Temporary Work (Short Stay Specialist) visa 一時就労(短期滞在活動)ビザ Subclass 400
- Temporary Activity visa 一時就労(長期滞在活動)ビザ Subclass 408
- Temporary Skill Shortage visa 一時就労ビザ Subclass 482
- Partner visa パートナー/配偶者ビザ Subclass 309/100
- Resident Return visa 永住者用再入国ビザ Subclass 155/157
- Child visa 子どもビザ Subclass 101
- Prospective Marriage visa 婚約者ビザ Subclass 300
- まとめ。
サブクラス “Subclass”
オーストラリアのビザは分類分けされており、この分類をSubclass(サブクラス)と呼び、”サブクラス000”のように番号で振り分けられてます。このサブクラスが違えば、申請条件、申請料なども違います。注意しましょう。
ビザの種類
サブクラス同様、注意しなければならないのはビザの種類です。
滞在期間、目的に合わせてビザを選びましょう。
オーストラリアに短期滞在には、観光ビザ。
観光ビザについて。
オーストラリアへの入国には、観光目的の短期滞在であってもビザの取得が必要です。
オーストラリアの観光ビザ(訪問ビザ)の取得に対しては特に大使館や領事館に出向いたり、パスポートを送ってスタンプやシールを貼ってもらったりする必要はありません。3か月以内の滞在であれば、Electronic Travel Authority(subclass 601)、通称【ETA】と呼ばれる、簡単な手続で取得できる電子ビザを取得すれば問題ありません。
Electronic Travel Authority (ETA:イータ) 電子入国許可 Subclass 601
短期観光(最大3ヶ月)と短期商用公用目的の方のためのビザです。
ETAS(イータス)は”ELECTRIC TRAVEL AUTHORITY SYSTEM”の略で、このビザ、ETAと同じものです。
Visitor visa 観光ビザ Subclass 600
観光目的(娯楽目的。友人、家族に会うためなど)で訪問する方や、学会出席、社内・取引先との会合、市場調査など短期商用目的で訪問する方が取得しなければならないビザです。
Medical Treatment visa 医療ビザ Subclass 602
オーストラリアで医療行為を受ける方、また、それらに付き添う方が申請するビザです。
オーストラリアで勉強するためには、学生ビザ。
学生ビザとは、オーストラリアの語学学校・中学・高校・大学・TAFE(専門学校)などの教育機関へ3か月以上の就学を希望する場合に申請しなければならないビザです。
Schools sector visa 一般学生ビザ Subclass 500
オーストラリア現地の中学・高校に入学を希望する方や短期交換留学を希望する方に必要なビザ。条件によっては小学校への入学も可能。
Vocational education and training sector visa 職業訓練コース用学生ビザ Subclass 500
職業訓練コースや専門分野を学ぶコースで就学を希望する方。
Postgraduate research sector visa 大学院・研究コース用 Subclass 500
大学院や研究コースでの就学を希望する方。
Student Guardian visa 学生ガーディアンビザ Subclass 590
18歳未満の学生ビザ保持者の保護者や親族が、お子様の身の回りの世話をするために申請するビザ。
ワーキングホリデービザ
オーストラリアのワーキングホリデー(通称、ワーホリ)では、オーストラリアに1年間滞在することが出来、滞在中は学校に通ったり、アルバイトをしたり、観光をしたりと様々なことが可能で海外生活を満喫できます。また、一定の条件を満たすことでセカンドワーキングホリデービザが取得でき、滞在期間を延長できます。
First Working Holiday visa ファースト・ワーキングホリデービザ Subclass 417
1年間の就労が認められてるビザです。
Second Working Holiday visa セカンド・ワーキングホリデービザ Subclass 417
ファースト・ワーキングホリデービザ保持者で一定条件(ファームで3ヶ月以上の就労をするなど)を満たした方が申請可能。
その他のビザ
Temporary Work (Short Stay Specialist) visa 一時就労(短期滞在活動)ビザ Subclass 400
3か月期間限定でオーストラリア国内にて専門業務に携わる方、又はオーストラリアの団体に招待された文化的・社会的活動に参加する方が取得するビザ。
Temporary Activity visa 一時就労(長期滞在活動)ビザ Subclass 408
技術職従事者で交換プログラム参加者、スポーツ活動従事者、フルタイム宗教活動家、エンターテイメント関係者が申請するビザ。
Temporary Skill Shortage visa 一時就労ビザ Subclass 482
オーストラリア国内で不足している職業、または重要な職種に従事される方が申請するビザ。
Partner visa パートナー/配偶者ビザ Subclass 309/100
オーストラリア国籍者または永住者のパートナー(配偶者)が取得できるビザ。
Resident Return visa 永住者用再入国ビザ Subclass 155/157
オーストラリア永住者、または市民権所持者(元所持者)がオーストラリアへ再入国するために申請するビザ。
Child visa 子どもビザ Subclass 101
オーストラリア国籍・永住権・また、それらに該当するNZ国籍を持つ親がオーストラリア国外から子どもを呼び寄せたい場合に申請するビザ。
Prospective Marriage visa 婚約者ビザ Subclass 300
オーストラリア国籍者または永住者の婚約者として、オーストラリア国内に入籍目的で渡航する方が申請するビザ。
まとめ。
いかがでしたか?
オーストラリアは、何といってもビザ (査証 )が必要な国です。
自分の目的に合ったビザを申請、取得し、オーストラリア生活を楽しんでください。
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オーストラリア政府の公式サイトより。
オーストラリアビザのオンラインでの申請サイト。
