
こんにちは。シドニーマンです。
今回は、オーストラリア、シドニーにある映画館で映画をお得に観る方法についてです。
これだと最新映画もお得に(割安)で観ることが出来ます。
さてオーストラリアで上映される多くの映画は、英語圏の国(アメリカやイギリスなど)と、ほぼ同時期に封切りされることがよくあります。その場合、日本よりも、1ヶ月もしくは半年ほど早く公開されたり、中には版権の都合で日本では公開されない作品も観れたりします。
その中で観る作品を選ぶ時に参考にしなければならないことがあります。
映画を見るときのクラシフィケーション
映画を見る際、カテゴリーが分けられております。
それは、”クラシフィケーション Classification”と呼ばれるもので、対象年齢などをカテゴリ分けしたものです。日本では”R-15”などがお馴染みです。
オーストラリアでは以下の通りです(下に行くほど過激な内容になります)。
G(General)
最もマイルドで一般的なもの。また、インパクトの少ないもの。
PG(Parental Guidance)
比較的マイルドだが15歳未満は保護者との鑑賞を推奨。
M(Mature)
中程度のインパクト。15歳以上の鑑賞を推奨。
MA15+(Mature Accompanied)
インパクト強め。15歳未満の鑑賞は禁止。
R18+(Restricted)
ドラッグや性描写あり。大人(18歳以上)以外は鑑賞禁止。
X18+(Restricted)
大人向けの作品で明らかに性的な場面があるもの。大人以外は鑑賞禁止。
詳しい説明は、オーストラリア政府のウェブサイトで見ることができます。
http://www.classification.gov.au/Public/Resources/Pages/Parents.aspx
映画館で映画を観るためには。
まずは観る作品を決めチケットは事前にオンラインで購入、または映画館のボックスオフィス(窓口)で購入します。ですので、 チケットの購入方法は日本と同じです。人気作品は、席が取りづらい場合が多いので事前購入した方が心配もなく、現地でもほとんど並ばずに入ることができます。ただし、オンライン購入手数料がかかる場合もあるので必ず確認しましょう。
ちなみに、ボックスオフィス(窓口)でチケットを買うときは
“Could I get a ticket to see 映画タイトル?”
といえばOKです。
飲み物、スナックの準備。
日本で映画館で食べる定番いえば、ポップコーン。
シドニーの映画館でも当然、ポップコーンは食べれられます。また、飲み物、アイスクリーム、チップスやホットドッグといった軽食もほとんどの映画館で販売されています。ちなみに、映画館によっては専用カウンターで購入した飲食物以外は持ち込み禁止という場合もあります。 また、映画のチケットをオンラインで購入した場合によっては、フリードリンク券が付いてくる場合があるので、キャンペーン等は要チェックです。
自分で選んだ映画をどの映画館で観る?
ここシドニーでは、同じ映画ですが、その映画館よって料金が変わったり、設備が違ったりします。ですので、自分が選んだ映画がどの映画館で観れるか?また、料金、設備を確認しておきましょう。
こちらが、オーストラリア3大メジャー映画館。
Event Cinemas

”Event Cinemas”はオーストラリア最大手の映画館チェーンで、全国に60箇所以上あり、ほとんどがショッピングセンター内に入っています。ですので、何処のショッピングセンターに行っても、このevent Cinemasがある状態です。”プレミアム特典”をつけることで他の映画館との差別化を図っています。
- Vmax:巨大スクリーン、ボリウッド映画・フットボール・ゲーム・映画祭・オペラ・スタンドアップコメディーイベントなどへのアクセス
- Gold Class:ラウンジへのアクセス、ラグジュアリーな座席と食事(上映中もウェイターサービス有)
Hoyts

“Hoyts”は全国に約40箇所ある、国内2番目の大手映画館チェーンです。スクリーンや座席のオプションが多彩で、また、料金設定もあるので自分のニーズに合わせたチケットを購入することができます。
- Xtremescreen:最大のスクリーンと最高のサウンド、4Kデジタル投影の提供
- IMAX:デジタル映画最高水準の最先端技術、壮大で臨場感のある映画体験の提供
- LUX:バーへのアクセス、ラグジュアリーな座席と有名シェフ監修の食事(上映中もウェイターサービス有)豪華です。
Village Cinemas
“Village Cinemas”は,VIC・NSW・TASの3州に展開するチェーンです。
- Vpremium:2席1組のテーブル付座席、食事
- Vmax:巨大スクリーンと強化されたデジタルサウンド、大きめの座席(アームレスト付)
- Gold Class:クローク設備、プレミアムラウンジ・バーへのアクセス、リクライニングシート、食事(上映中もウェイターサービス有)
映画料金。
シドニーの映画の料金は、一般的に大人20ドル前後です。日本の映画館の大人料金と大して変わりません。しかし、割引制度は日本の映画館より断然お得。こちらがその割引制度。
1.学割
多くのシドニーの映画館に学割があります。語学学校、大学、専門学校や大学院に通っている方で学生証を見せれば学割チケットを購入することが出来ます。こちらはあくまでも学割ですので、年齢問わず学生であれば全員学割対象に入ります。
*映画館によって、詳細な値引き額は異なります。その都度確認してください。
2.曜日割
シドニーの多くの映画館で毎週火曜は割引の日です!老若男女問わず安くなり、通常20ドル前後のところ、火曜だけ13ドル前後。(通常30ドル以上のVIP券も少し値引き)ただし、上記にあるメジャー3大映画館以外の単館の小さな映画館などではこの”値引きシステム”が異なる場合があるため事前に確認してください。
*映画館によって、詳細な値引き額は異なります。その都度確認してください。
3.通信会社のユーザー特権を活かす。
オーストラリアで携帯電話などの通信会社をOptus(オプタス)で契約していれば、電話番号とメールアドレスだけで特別割引メンバーサイトに登録できます。Hyotsのみで使用可能。以下のサイトからチケットを購入するとなんと12.5ドル。
https://www.optusperks.com.au/movies
4.ローカルサイトCinebussclubから購入。
このサイトですが、event cinemasと提携しているサイトで、このサイトからチケットを購入すると、その価格がすでに割引価格。もちろん最新映画も割引価格。映画館がevent cinemasで良いのであれば、文句なし。私もよく利用します。
まとめ。
いかがでしたか?今回はオーストラリア、シドニーの主要な映画館についてや、お得に映画を観る方法をご紹介いたしました。 ”物価が高い”とよく言われるオーストラリアですが、こうやってみると、映画は良心的な価格です。 また、サービスを使えば、さらにお得に映画を楽しめます。字幕なしで映画を観るのは大変かもしれませんが、アニメやファミリー向けの映画を選べばハードル決して高いものでは無いですし、自分の英語のリスニング能力を高めやすいはずです。
これこそ、”海外生活ならでは”の映画の楽しみ方です。