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シドニー車事情。これを知らないと困る!オーストラリアでの車の購入、売却の手続き。その3 愛車を売却する場合。(NSW州編)

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こんにちは、シドニーマンです。

今回は、車の売却についてです。

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シドニーで車を売却する

シドニーで車を購入したのは良いが、急な帰国、レジ(車検切れ)等、様々な理由で、せっかく購入した車を売却しなければならない状況が起こります。

それらの場合、

  • ディーラーに持って行き査定してもらう。
  • 個人売却する。

この2通りが主な流れになります。

ディーラーに持って行き査定してもらう。  

この方法の場合、まずはディーラー探しからです。

目ぼしいディーラーを見つけて、連絡して査定してもらいましょう。予約なしでいきなり車を持っていっても査定をしてもらえるとは思いますが、どれだけ待たされるか。また、担当者がいない。今忙しいので待ってくれ等、何かと理由を付けて査定してくれない場合の方が多いと思います。ですので予約は必ずしておきましょう。また、ディーラーによって対応が違いますが、その場で査定額を教えてくれる場合と後日メールや電話などで連絡が来る場合とあります。  

ディーラーでの車売却の場合、査定額はマーケットを基準としてますので市場に近い額をを提示してくれるはずです。ですので、おかしな金額を言われることは無いと思います。その額に納得したら売却の手続きを取っていきましょう。

手続きとして、ディーラーへ次の書類を提出します。

持ち主のパスポートのコピー。

免許書のコピー。

車両登録書類売却額を振り込んでもらうための銀行口座の詳細(支店番号、口座番号、口座氏名)

 ディーラーと手続きを済ませ、車も渡したあとは入金確認です。入金確認には通常数日かかります。この場合、ディーラーに伝えた銀行口座に入金されるのが一般的です。もし入金が遅れている場合は、すぐにディーラーに連絡してください。手続き上の何かの問題が発生している場合があります。

車を売却したら自動車保険はどうなるの? | ユーカーパック

個人売却する。

 オーストラリアでは、思っている以上に車の個人売却が普通に行われております。しかしながら、専門家でもない個人で売却をするので、トラブルが多いのも正直なところです。相手が日本人ではなく他の国の人に売却する場合もあるので、十分気をつけてください。例えば、車引き渡し後、入金のされなかったり、購入後、自分で車をぶつけているにもかかわらず、難癖をつけ修理代を請求してくるといったトラブルがあります。

 個人で車を売却する場合、自分でその車を広告しなければなりません。基本的にコミュニティ雑誌やウエブサイトに売却したい車の情報を詳しく載せます。車の写真、詳細、売値、また連絡先などを載せましょう。相手から連絡がきたら、日時、場所を決め車を見せます。

よく使われるウエブサイト

Gumtree https://www.gumtree.com.au/cars

carsales.com  https://www.carsales.com.au/

 コツとしては、相手に会う前に車を掃除したり、ピンク・スリップや登録証などの必要書類も用意。車の中の私物を片付け、キープしたいアクセサリーなどは取っておきましょう。

売却する車の値段交渉。

 個人で車を売却するにあたり、あまりにも市場とかけ離れた金額だとなかなか売却できません。整備が出来ている安全な車であることを大前提に、それに自分自身が車売却にかけた時間や労力、いままで頑張ってくれた愛車との思い出を込めて売却額を決めるといいでしょう。

 交渉に時間をかけたり、複数の人とやり取りしても売る車の台数は決まっているので、心を決めて早めに売却した方が良いでしょう。

時間をかけすぎると、せっかくの買い手を逃してしまう場合もありますし、また心が揺らいで結局売却しないといったことになってしまいます。この手のデメリットは避けましょう。ですので妥協できる額のラインをはじめから決めておいた方が良いと思います。

 そして、お互い納得したら、名義変更等の手続きを行いましょう。これは基本的に車を買った人がやりますので、そのあたりの負担額は別途になることを伝えてください。また車を売却したら、その支払い受け取り方法も確認して下さい。ディーラーや中古車屋のように業者ではないので、そのあたりは慎重に。怪しいと思ったら、すぐに交渉は中止してください。

まとめ。

愛車との別れ方4パターン | DriverZ info.

さて、何回かに分けて、オーストラリアでの車の購入、売却に関することを書きましたが、お役にたったでしょうか?

 車の売却は思っている以上に時間が掛かるので、それなりに時間を見ておいてください。特に帰国ぎりぎりで売却しようとした場合、足元をみられ値段をたたかれる場合もあります。

オーストラリアでの思い出の詰まった愛車を手放すのは、大変心苦しいと思いますが、中古車ディーラーに売却するにしても個人売却するにしても、次のオーナーさんに良く使って貰えるように自分自身も次へステップアップしていきましょう。