こんにちは。シドニーマンです。
今回は、車の買い方についてです。
タイトルに(NSW州編)と入れたのは、ここオーストラリアは州によって車の購入、売却手続きが違うからです。 私が住んでいるのがシドニー郊外ですのでNSW州になります。今回はそのNSW州の方法をご紹介していきます。
シドニー車事情。
まず、 オーストラリアでは日本と同じで右側ハンドル左側走行です。なので、日本車(スズキ、ホンダ、日産、ダイハツ等)を、かなりの頻度で見ます。(左側ハンドルは基本的に違法で、ごみ収集車のような一部作業用の車のみ許可されております。) 勿論車検あります。ですので車検さえ通れば、どんなに古い車でも大丈夫なのです。
オーストラリアでの車の走行距離。
オーストラリアでは車の走行距離、チョット日本と事情が違います。私が知っている日本では、10万キロも走った車なら廃車。。。のようなイメージがありますが、オースラリアの場合は、これぐらいの走行距離は普通です。(中古車であれば、むしろこれから。。みたいになイメージがあります。)
オーストラリアでの車の購入方法。

これは、
ディーラーから購入。
中古車屋から購入。
個人から購入。
この3つに分けられます。
今回は、ディーラーからの購入について詳しく説明したいと思います。
ディーラーから購入。
この場合は、基本的に新車になります。(展示車や中古車を販売しているところもあるので、そのあたりは各ディーラーで確認してください。) 通常なら12カ月もしくは走行距離20000kmまでの保証がつきます。 オーストラリアでは、日本で見慣れない車種もありますので(例えば国産のホールデン”HOLDEN” https://www.holden.com.au/ )自分の予算や好みなどを考えながら希望のメーカーや車種を決めていきましょう。
欲しい車種が決まったら、ディーラーに行って車をチェック。 自分が納得いくためにTest Drive(テスト・ドライブ)は必ずしてください。”試乗=購入”ではないので大丈夫です。 自分の購入する車が決まり、テストドライブも済ませ、納得したら追加アクセサリー、保険、保証、ローンなどを決めて購入手続きをしていきましょう。キャンペーンやディスカウントがありますので、しっかり確認してください。追加アクセサリーがある場合、それらの価格が上乗せされます。 車の総支払額が決まればローンで支払うのか、キャッシュで支払うのか、担当者と相談し決定します。その際、CTP保険は対人賠償責任保険なので、さまざまなリスクを考えると、任意保険、車両総合保険にも加入しておく方が安心です。
NSW州の自動車登録手続き
登録窓口:免許と同じ。
登録料:重量による。
車検・所有証明:Pink Slip(ピンク・スリップ)。
車検費用:$39
強制保険:CTP。
強制保険付保方法・費用:各自で保険会社と契約。
強制保険付保証明:Green Slip(グリーン・スリップ)。
税金:3%($45,000まで)、5%($45,000以上)。
名義変更手数料:$32。
まとめ。
ディーラーから購入する場合のメリット、デメリットは、
メリット
車のコンディションは良い。
面倒な書類手続き等をしてくれる。
保証が付くのでその期間の点検、修理は格安で出来る。
デメリット
購入金額がそれなりにする。
セールストークに乗せられて、必要としないものまで購入してしまう恐れがある。
基本、ディーラーですから、働いているスタッフは英語を話します。ときには日本人が居るかもしれませんがそれは当てにしない方が良いでしょう。日本車を購入するのであれば日本人スタッフ、もしくは日本語が堪能な他の国の方が居ますが、英語でこのやり取りをしなければなりません。基礎知識を持ってディーラーに行きましょう。
まずは、ディーラーから購入する場合をまとめてみました。