こんにちは。シドニーマンです。
今回は、”無くては困る、今やシドニーの必需品。オパールカード Opal Card”についてです。

まず初めに、
オパールカード(Opal Card)とは?
2012年から段階的に導入されたNSW州の公共交通機関で使えるプリペイド型I Cカードのことです。日本にある、”Suica”や”Pasmo”などの交通系ICカードと同タイプのカードのことです。
シドニーはニューサウスウェールズ州に位置していますので、Opal Card(オパールカード)を利用して公共機関(バス、電車、ライトレール、フェリー。)をアクセスすることができます。シドニーに着いたら必ず手に入れましょう。公共機関に乗るときには、タップオン。降りるときにはタップオフを忘れずに。
カードの種類
現在オパールカードは4種類あります。写真のように、タイプによってカードの色が違います。

・adult 大人用(写真左上の黒いカード)
・child/youth 子ども(4-15歳)用(写真右上の緑のカード)
・senior/pensioner シニア用(写真左下オレンジのカード)
・concession コンセッション(限定校の学生)用(写真右下のシルバーのカード)
どのカードもオパールカードのウェブサイトからオーダーすることも可能ですが、
ワーキングホリデーの方や留学でシドニーに来られた方は、大人用のオーパルカードを購入してください。
誤ったカードの使用が発覚した場合は罰金となるので注意しましょう。
オパールカードを購入しよう。
オパールカードを購入するには主に下記の方法があります。
・公式サイトからオーダーする。
・コンビニ、スーパーマーケットなどの小売店で購入する。
公式ホームページからオーダーする場合は、公式ページ・トップ画面の”Order an Opal Card”をクリックし、後は画面上の指示に従って個人情報を入力します。オーダーが完了したら指定した住所に後日カードが郵送されます。カードを受け取った後は、電話(136725)、もしくは公式ホームページでカードを使えるよう有効化(Activation)する必要があります。
ですが、コンビニ、スーパーマーケットなどの小売店での購入が一番簡単です。その場ですぐに購入でき使用できるからです。ちなみに、カードを発行してもらうのに手数料はかかりません。
オパールカードはどれくらい便利なのか?

・カードの発行は無料。ウェブサイト、またはコンビニなどで簡単に入手出来るため、居住者や長期滞在者以外の人にも使いやすい。
・電車に乗る際のチケット購入のための自動券売機を利用する必要がない。
・チケット購入の際の待ち時間が無くなる。
・1つのカードで全ての公共交通機関で使える。(電車、バス、ライトレール、フェリー。)
・ウェブサイトで自分のオパールカードとして登録しておくと、盗難や紛失の際に残高が保障されたり、カードを停止することもできて安心。
・サイトにログインして利用履歴をチェックできるので、交通費の精算にも便利。
オパールカードに入金しよう。
カードに入金することをトップ・アップ(Top Up)と言います。
現在はどこの駅にも専用のトップ・アップ・マシンが設置されているので気軽にチャージできます。

こちらがトップアップマシーンです。
他にも、カードを取り扱っている提携小売店や公式ホームページ、電話からでもチャージができます。
ですので駅ではなく街中でもトップ・アップが出来ます。店頭に「Opal Card Top up here」と書かれたサインがあるコンビニなどの小売店でトップ・アップすることができます。

カードを公式サイトでオーダーした場合は、クレジット・カードと連携させるオート・チャージ機能(オート・トップ・アップ)を設定することができます。この場合、残高が10ドル前後になると自動的にチャージされるので便利です。
オパールカード Opal Card 使用方法。
電車、ライトレールまたは、フェリーの場合、駅に着いたらカード・リーダーにカードをタッチ(Tap On)してください。カード情報が正しく読み取れた場合、スクリーン上にカード残高が表示されます。
ここで注意したいのは電車等、交通機関を降りる時。駅を降りたら必ずカード・リーダーにカードをタッチ(Tap Off)しましょう。
バスの場合は乗車口と降車口の中でそれぞれタッチすればOKです。このタッチを忘れてしまうと自動的に利用した交通機関の最大料金が適用されます。ですので、1日にいろいろな交通機関を使用した場合、結構な金額になるので注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
オパールカードを使う上で知っておきたいことですが、1週間(月~日)のうちに8回移動するのにオパールカードを使うと、その週の残りに移動する場合の料金は半額になります。例えば、週5日勤務の人が、月曜から木曜までの4日間の通勤の往復にオパールカードを利用した場合は、金曜の通勤と週末土日の公共交通機関は半額で利用できるということになります。以前は、8回移動以上使用する場合は無料でしたが2016年9月5日から変更となりました。
カードを買った後で、カード裏面に記載されている番号と個人情報をオパールカードのウェブサイトから登録することで、カードでの自動引き落としや、紛失時の金額保証が可能になってます。
キセルに関してですが、けっこう頻繁にパトロールしている職員、セキュリティー、または、警察官に見つかると大変な額の罰金を支払うことになりますので、しないでください。またキセルをしていて、バスの場合、 パトロールしている職員、セキュリティー、または、警察官は停留所から乗ってくるので逃げ道は無いですし、電車の場合、駅と駅の間、つまり電車の移動中に彼らに電車内で確認されるので、これも逃げ場が無いです。キセルをしてもなんとか逃げれると思わないでください。
さてさて今のシドニーは、この様にオパールカード無しでは交通機関を使用することが出来ないようになっております。ですのでオパールカードを使いこなして快適なシドニーライフを送ってください。
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